Taketiyo釣りブログ

堤防からの釣りの話や釣れた魚の美味しい食べ方などをご紹介をします。

タコは夜行性のハンター!タコは夜釣りが一番釣れる!

タケチヨ釣りブログへようこそ。

タコはどう猛な夜行性のハンターで、あの8本の足で獲物に静かに忍びより、距離をつめてから一気に襲いかかる。

 

日中は、岩の隙間などに身を隠して「日が沈むにつれて行動が活発になる」これがタコの習性です。

 

近年ではタコの水揚げ量が減っているそうで、高級食材として注目を集めています。

そんなタコを堤防からルアーで釣る「オクトパッシング という言葉を最近よく耳にします。

 

堤防から専用のルアーを軽く投げて、海底についたらズルズルと巻くだけの簡単な釣り方で、「餌などがいらない」お手軽な釣り方です。

 

スポンサーリンク

 

 

夜行性のタコは夜釣りが一番釣れる 

f:id:sasaki07takefumi05:20190814164701j:image

タコは夜行性なので夜釣りが一番釣れます。

夜になると巣穴から出て餌を探して海底をウロウロしています。タコの夜釣りは、はっきり言って昼間とは桁違いに釣れますし大型のタコが沢山釣れます。

 

移動しながらの釣りを展開すれば毎投釣れることも珍しくなく、タコ釣りをするならば絶対に夜釣りがオススメですよ。

タコ釣りに最適な時期

f:id:sasaki07takefumi05:20190702184131j:plain

タコ釣りに最適な時期とは、タコが浅場に一斉に上がってくる産卵行動の時期です。タコの産卵行動は5月〜9月の期間に行われ、この産卵行動の活動のピークは7月〜8月です。

この時期は成熟したタコ(産卵可能な個体)が浅場に沢山集まる時期のため、"一年で最もタコ釣りに最適な時期"となります。

この時期なら日中の真昼間でも良く釣れますし、タコの活動が活発な夜ともなれば移動しながら"毎投釣れる(入れ食い)"も頻繁に起こるほど大変良く釣れる時期です。

 

夜釣りを中心に時合いを狙う

タコは夜行性のため、夜釣りを中心に狙っていくと効率よく釣果が上がります。

  1. 夜釣り→朝マヅメ=真っ暗→薄暗く
  2. 夕マヅメ→夜釣り=薄暗く→真っ暗

1.と2.のように薄暗くなる時間帯には、タコの活性が活発になる「時合い」と呼ばれるアタリが集中するタイミングです。

この時合いを狙ってタコ釣りをすれば、釣果は桁違いに上がりますよ。

 

堤防タコ釣りの最も良く釣れる時期や時間帯とは? - Taketiyo釣りブログ

 

タコの夜釣りにオススメの仕掛け

f:id:sasaki07takefumi05:20190814152736j:image

  • タコロッドorエギングロッド代用可
  • リール3000番
  • P.E.ライン1号〜1.5号
  • リーダー2.5号〜3号
  • スナップ有り

夜のタコ釣りでは、海の中は真っ暗で見えませんので、根掛かりの少ない仕掛けがとても大切になってきます。(合わせと同時に、一気にタコを海底から引き離す必要がある為)

 

上の画像は、タコ釣り専用ルアーの「タコやん」です。

私がタコの夜釣りの仕掛けで、一番オススメしている仕掛けでして、とにかく根掛かり回避率が非常に高くその為、タコのアタリを迷うことなくしっかり合わせられるところがオススメする一番の理由です。

 

夜のタコ釣りで頻繁に根掛かりするような仕掛けでは、大きな合わせは入れにくいですよね。

 

タコ釣り専用ルアーのタコやんならば、迷うことなく思い切り大きな合わせを入れられますので、バラシも減り釣果は必ず上がりますよ。

是非一度使ってみてください。

 

追記、タコ釣りでスナップについては、「無くても良いのでは?」との質問をいただきましたが、ルアーチェンジを素早くできるのでやはりスナップはあるほうが良いです。

夜は視界も悪く、ルアーチェンジのたびにリーダーを結び直すのは大変面倒な作業だからです。

 

常夜灯の堤防は必ずチェック

f:id:sasaki07takefumi05:20190315161257j:image

常夜灯周辺は釣り場所として、昔から定番のポイントですよね。

タコの大好物のカニなど、沢山のベイトが集まる一級ポイントですから、必ずチェックしてください。

 

常夜灯周辺でのタコ釣りなら「待ち伏せ戦法」で移動はあまりしなくても、キャストの方向を変えるだけで結構釣れることがありますよ。

 

大型のタコは、常夜灯の光が届かないような暗い所でヒットすることが多く、逆に常夜灯の真下などの明るいところではあまり釣果がありません。

狙い目は、常夜灯の光が届かないポイントです。

 

視界の悪い夜釣りの注意点!

日中とは違って視界が悪いので、ライトは必須アイテムです。

怪我や事故を起こしては、せっかくの楽しい時間が台無しです。

昼間の時間帯に下見をしておくことで、堤防の危険な場所やタコが釣れそうなポイントがわかりますので、夜釣りがしやすく事故も未然に防ぐことができます。

 

タコ夜釣りの注意点

近年では温暖化の影響で、海水温が高くなっているせいか、温暖な海の生き物が日本近海でも発見されたりしています。

f:id:sasaki07takefumi05:20190315151456j:image

ヒョウモンダコというタコです。

小さいタコらしいですが、「テトロドトキシン」という猛毒を唾液に持っているらしく「噛まれるとアウト!」フグの毒と同じタイプらしいです。

 

見た目も派手なので、日中なら触らないとおもいますが、夜釣りだとうっかり触ってしまう恐れがあるので注意が必要です。

 

タコ釣り便利アイテム

タコ釣り専用ロッド&リール

岩にへばりついたタコに真っ向から対抗することができるのは、タコ釣り専用ロッドただ一つだけです。

タコ専用ロッドがあれば、真夏の堤防にマダコの雨を降らせることが容易となり「今のはデカかった。」などバラしも減りますよ。

 

タコ釣りの必需品

タコ釣りは夜が一番釣れます。ヘッドライトは必ず着用してください。

タコ釣りは移動がつきものですよね。クーラーボックスはキャスターのついているものが、持ち運びが楽で圧倒的に便利ですよ。

 

茹でタコが美しく仕上がる鍋

釣りもの新鮮な茹でタコを美しく仕上げるためには、ある程度の大きさが必要です。

元板前の私が自信を持ってオススメする鍋は、業務用アルミ寸胴鍋です。上記の鍋はご家庭に丁度良いサイズです。(IH対応)

ある程度お湯の量に余裕があると、茹でタコが美しく仕上がりますよ。

タコを柔らかく茹でるコツ!絶妙な茹で時間と色鮮やかに仕上げるポイント! - Taketiyo釣りブログ

 

おわりに

f:id:sasaki07takefumi05:20190814170014j:image

いかがでしたか。

タコは夜行性なので夜釣りが絶対オススメです。

上記の画像は、今年の8月に常夜灯付近の夜釣りのときに「タコやん」で釣り上げた1.2kgのマダコです。

 

思い切り合わせを入れた瞬間あまりの重さに驚きましたが、タコやんのおかげで海底から一瞬で引き離すことができ、見事キャッチに成功しました。

 

タコの夜釣りでは、思わぬ大物のタコが釣れることが良くありますので、必ずタモ網を忘れずに持参しましょう。

タコの簡単な締め方と正確な急所の位置!安全な100均ハサミで一撃のやり方! - Taketiyo釣りブログ

 

タコ釣りは食べて美味しい、釣って楽しいの良いことづくしなルアーフィッシングの一つですので、これからタコ釣りを始める方に今回ご紹介させて頂いた内容が、少しでも参考になれば幸いです。

 

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。