タケチヨ釣りブログへようこそ。
サビキ釣りは、堤防から誰でも簡単にアジが沢山釣れる釣りで有名ですが、アジの群れの数が少ない場合や回遊性の高いパターンだと、思うように釣れないときが多々あります。
今回はそういったときに、是非試して欲しいサビキ釣りの簡単なコツをいくつかご紹介したいと思います。
コウイカエギング!堤防からのベストな時期と入れ食いエギカラー2種 - Taketiyo釣りブログ
遠投浮きで釣れないときに試して欲しい対処法
アジは回遊性の高い魚です。
「昨日はあんなに釣れたのに、今日はまったく釣れない。」
このような経験はサビキ釣りでは、誰でも経験があるかと思います。
第一に考えられることは、アジが回遊してその場所を離れているということです。
回遊待ちで釣る
アジが全然釣れないときは、のんびりとサビキ釣りを繰り返し、撒き餌を海に入れ続けてみてください。
10分間に1度ぐらいのペースで、仕掛けを海に投入して少しずつ撒き餌を海に入れ続けるのがコツです。
アジは回遊しながら餌を探していますので、しばらく待っていると急に釣れはじめたりすることがよくあります。
根気よく粘りましょう。
大型船の影で釣る
サビキ釣りのハイシーズンでは、岸壁に係留されている大型船の影などに、アジの群れが溜まっているパターンがよくあります。
「午前中はあんなに釣れていたのに、お昼になって急に釣れなくなった。」
遠投浮きでいくら粘っても、全くアジが釣れないときに試してみることをオススメします。
大型船などが係留するような場所は、水深が10mぐらいあるので浮き下を調節してアジの群れが溜まっているレンジ(タナ)を調整することがコツですよ。
私の経験上かなり深いレンジ(タナ)に、アジが溜まっていることがほとんどですから、狙うレンジ(タナ)は海底付近がいいと思います。
堤防湾内の岸壁足元で釣る
遠投浮きで、ついさっきまでアジが釣れていたのに、急にアジが釣れなくなった場合は、堤防湾内の自分が釣りをしている、すぐ足元に仕掛けを投入してみてください。
この岸壁足元のパターンのコツは、ボトム付近(海底)に仕掛けが入るように浮き下を調整することです。
アジが足元のボトム付近でしか、サビキに反応しないときがあります。
釣れているポイントで釣る
アジの堤防サビキは、ただ闇雲に撒き餌を投入すれば釣れるとは限りません。
事前に釣り具屋さんや実際に釣れた人から、最新の情報を入手することが、アジサビキ釣りの大事なコツの一つです。
隣が釣れているのに釣れないとき
堤防アジサビキ釣りで隣でアジ釣れているのに、自分の仕掛けには全く釣れない。
このようなことはあまりありませんが、たまにとんでもない間違いをしている場合がありますので、注意してください。
餌カゴに入れる撒き餌の量が多すぎる
サビキ釣りで、撒き餌を餌カゴに沢山入れたら、沢山アジが釣れると思い込んでいる方をたまに見かけますが、あまりにも撒き餌を詰め込み過ぎて海中で撒き餌が餌カゴから出なくてアジが釣れないなんて間違いをしています。
海中で撒き餌をスムーズに撒くコツは、餌カゴに入れる撒き餌の量を6割程度にすることです。
こうすることで撒き餌が餌カゴからスムーズに海中に出ていき、アジが疑似餌に食いつきます。
撒き餌が凍っていて沈まない
堤防サビキ釣りでこちらもたまに見かける、アジが釣れない原因で、「海に入れたら溶けるから大丈夫。」なんてあまい考えの人を見かけます、凍った撒き餌は海中に沈まず、海面に浮かびますので、撒き餌としての役割をはたしません。
海には潮の流れがあります。
仕掛けを投入したら、その場所(レンジ、タナ)で即座に撒き餌として効果を発揮しないと、アジは仕掛けに食いつきません。
サビキの仕掛けのハリの大きさ
これもたまに見かける間違いですが、あまりにも大きなハリのサイズのサビキを使っていて、釣れるアジの口に入らないなどの間違いをしていることがあります。
アジは餌を海水ごと吸い込む捕食の仕方をしますので、ハリのサイズが小さい場合は割と問題ありませんので、サビキの仕掛けを選ぶ際は、釣れるアジのイメージより小さめの仕掛けを選ぶことがコツですよ。
浮き下の調整の間違い
この浮き下の調整の間違いが、サビキ釣りで隣が釣れているのに自分が釣れない理由の一番多い問題だと私は思います。
浮き下の調整のコツは、浅いレンジから徐々に深くしていくほうが効率的ですが、一番良いのは隣の釣れている人のタナを見て盗むことが一番で、話しかけてみて聞いてみるのもいいと思います。
情報の共有が一番簡単なコツ
サビキ釣りはそのポイントで撒き餌を撒き続けることが重要で、近くでサビキ釣りをしている人は、みんな助け合う仲間のようなものです。
サビキ釣りでアジが釣れないときは、みんなで情報を共有して、助け合うことがアジが釣れないときの対処法で、一番簡単なコツかもしれませんね。
まとめ
- アジは餌を探して回遊する魚なので、アジが回遊してくるまで、撒き餌を投入し続けましょう。
- 遠投浮きで遠投して釣れなくなった場合は、係留している船の影にアジが溜まっていることがある。
- 堤防湾内の足元の海底付近にアジが溜まっていて、そこでしかサビキに反応しないときがある。
- サビキ釣りの簡単なコツは、釣れているポイントを事前に調べて最新の情報を入手おくことです。
- 撒き餌を餌カゴに入れすぎないように注意。6割程度がベスト。凍った撒き餌も辞めましょう。
- サビキの仕掛けのハリのサイズは、釣れるアジのイメージより小さめで選択することがコツ
- サビキ釣りは情報の共有が一番簡単なコツですよ。
いかがでしたか。
アジのサビキ釣りもハマると非常に奥が深く、ときに嬉しい外道も(ヒラメやアコウなど)釣れたりして、とても楽しめる釣りですよ。
これから気温や海水温もグングン上昇して、堤防サビキ釣りのハイシーズンに突入しますが、今年も山のようなアジの南蛮漬けを食べて、暑い夏を乗り越えましょう。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。