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最近アジのサビキ釣りの外道として、小サバがやたらと釣れてしまい、なんとかこの小サバを焼酎のアテにならないかと、私の前職板前の経験をもとに考えてみました。
小サバは青魚独特の匂いがとても強い魚で、まずは下処理でこの臭みを取り除くことが重要なポイントになります。
臭みを取り除く下処理
小サバはウロコはあまりありません。
ウロコよりもあの滑り(ヌメリ)を最初に取りましょう。
適当な大きさのボールに小サバを入れ、その中に塩を大さじ1〜2杯入れて小サバを塩で優しく揉み洗いします。
次に頭と内臓、尾ビレを取り除きます。
小サバの腹側の中骨にある血合いも綺麗に洗い流すことが、臭みを取り除くポイントです。
下味をつけながら臭みも取り除く
小サバのオイルサーディンの下味は塩のみです。
大さじ1〜2杯の塩を小サバの全体に振りかけなるべく均一になるように小サバに塩をなじませて、20〜30分ぐらい放置します。
この間に小サバから、かなりの量の水分が出てきますので、この水分が生臭さの原因でもあります。
キッチンペーパー等でしっかり水気を拭き取って小サバの下処理完成です。
サラダ油とオリーブオイルで煮込む
オリーブオイルのみでもいいですが、コスパ的に少し勿体ないので、サラダ油7に対してオリーブオイル3ぐらいで合わせて使用するとオリーブオイルの風味もしっかりあって美味しく仕上がりますよ。
オイルサーディン材料
- 下処理した小サバ10匹程度
- オリーブオイル適量とサラダ油適量
- ローリエ1〜2枚
- 粒胡椒なければ塩コショウ少々
- ニンニクスライス5枚(一粒)
弱火でじっくりがポイント
小サバのオイルサーディンの調理のポイントは、弱火でじっくりと煮ることです。
必ず超弱火で加熱してください。
油の温度は90度〜100度をキープしましょう。
油は一気に温度が上昇しますので、一度温度が上がりすぎると、小サバはただの素揚げになってしまい身の水分が飛んで、パサパサとした食感になります。
煮る時間はコスパ的なことも考えて、20〜30分を目安にしてください。
煮る時間が長いほど中骨が柔らかくなり、骨まで食べられるようになります。
骨は食べない派の方は、20分がベストです。
出来上がったら、粗熱をとってタッパや瓶に移して冷蔵庫で保存してください。
小サバのオイルサーディンの食べ方
小サバのオイルサーディンの食べ方は、やはり冷蔵庫から出して冷えたまま食べるのが熱い夏場には、オススメの食べ方です。
電子レンジで少し温めてからでももちろん美味しい食べ方ですが、温めると青魚の香りが少し出てきますので青魚が苦手な方は、冷えたままの食べ方の方が良いと思います。
終わりに
小サバもここまで手間と時間をかけて調理すれば、焼酎に良く合う一品になります。
しかも釣り物の小サバは鮮度バツグンなので、誰に食べさせても文句のない一品です。
今回ご紹介した、小サバのオイルサーディンを食べる直前にレモン汁やポン酢をほんの少し垂らしたりすると飽きもなく、焼酎に良く合う一品としておかわり続出間違いなしです。
食べ終わって、残った油はパスタなどに使えますが私はあまりオススメしません。
青魚のオイルはパスタには不向きだと思うからです。
バジル系に仕上げていけば使えなくもないかも…いやでも、みたいな具合です。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。