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堤防タコ釣りでよくあるのが、タコがタコエギに掛かって、海面まで上がったところでまさかのバラシ。
堤防タコ釣りをやる方なら誰でも経験があるかと思います。
急いで巻こうが、ゆっくり巻こうが海面付近でタコが上手にタコエギから外れてしまう。
今回はそんな堤防タコ釣りのバラシ防止策についてご紹介していきたいと思います。
バラシを減らす合わせのタイミング
堤防タコ釣りのバラシ防止策の一つとして、最も効果がはっきりと分かるのが、合わせのタイミングを少しズラすというやり方です。
やり方はとても簡単で、ロッドにタコの重み(アタリ)を感じたらすぐに合わせるのではなく、竿先で軽く「チョンチョン」とタコエギを動かすように約3〜5秒間ぐらい、合わせの間を取ってください。
バラシを減らす合わせの間
堤防タコ釣りで合わせの間を作る理由は、タコは獲物を捕らえてから、獲物が逃げようともがく動きをすると、足を広げて獲物に被さり必ず獲物に噛み付く習性があるからです。
タコのくちばしは足の中心にありますので、噛み付くまでの間が合わせの間というわけです。
合わせの間を取ることで、タコの最もバラシ難い部分である足の付け根をとらえやすくなり、バラシを防止することになります。
合わせの間は3〜5秒間くらいを目安に取るようにしてください。
あまり長く取りすぎても今度は、掛け遅れでバラシの原因になってしまいますので注意しましょう。
身切れのバラシを減らす合わせ方
タコもピンチに遭遇すると、自ら足を切断して逃げることがあるそうですが、足の根元からはさすがに無理らしく、仕掛けを掛けるなら足の根元付近がやはり一番バラシ難いです。
タコは仕掛けに掛かると8本の足で、海底や岸壁に張り付こうと必死に抵抗してきます。
一度張り付かれると、引き剥がすのはかなりの力が必要で、このときに仕掛けが掛かっている場所が根元から外れていると身切れのバラシが発生してしまいます。
この身切れのバラシを防ぐ方法は二つありますが、一つ目は力ずくで引き剥がしても大丈夫な場所、足の根元に仕掛けを掛けること二つ目は、張り付く隙を与えないことです。
合わせの間の説明で書いてあるとおり、軽く竿先で「チョンチョン」動かして油断させ、足の根元を狙って合わせを入れ、一気に巻き上げましょう。
タコに張り付かせないことが、堤防タコ釣りのバラシを防止する鉄則ですよ。
まとめ
- 合わせの間を取ることで、仕掛けがタコの足の根元に掛かりやすくなりバラシが防止できます。
- 合わせの間は、3〜5秒間くらいを目安にしてください。あまり間を長く取ると合わせ遅れのバラシの原因に。
- 身切れのバラシ防止策の一つ目は、合わせの間で足の根元に仕掛けを掛ければ、張り付かれても身切れのバラシ防止になります。
- 身切れのバラシ防止策の二つ目は、張り付く隙を与えない。合わせの間で油断させて足の根元を狙い合わせを入れて一気に巻き上げましょう。
いかがでしたか。
堤防タコ釣りでは、タコに張り付かせないことが鉄則であるとともに、いかにタコのバラシ難い場所、足の根元に仕掛けを掛けるかが重要なバラシ防止策です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。