タケチヨ釣りブログへようこそ。
コウイカエギングシーズンには、大きく分けて2つのベストシーズンがあります。
1つ目のシーズンは、3月中旬〜7月ぐらいまでの春イカシーズンと2つ目のシーズンは9月〜11月ぐらいまでの秋イカシーズンの2つです。
春イカは産卵シーズンでもあって、大型な親イカが釣れるエギングの最も盛り上がるシーズンでもありますが、秋イカシーズンもサイズこそ春イカには敵いませんが、代わりに数釣りが楽しめるシーズンで初心者さんがエギングをはじめるには、まさにこの時期からが超オススメです。
さて今回は、そんな秋のコウイカエギングの効率的なアクション「ただ巻き&フォールのやり方」についてご紹介させていただきます。
- 秋のコウイカエギングの特徴
- 簡単ただ巻き&フォールアクション
- 秋イカ攻略のポイント
- 秋のコウイカエギングのエギサイズやベストカラー
- コウイカはエギを必ずボトム着底させよう
- コウイカの釣れるポイント
- まとめ
秋のコウイカエギングの特徴
まず秋のコウイカエギングとは、早い地域では9月ぐらいから堤防周辺で釣れ始め、11月ぐらいまで堤防から基本的に狙えます。(一年中釣れるポイントもある)
春の親イカとは違って警戒心が低く、好奇心旺盛なのが秋のコウイカの特徴です。
この秋のコウイカの特徴を上手く利用することが、秋イカ攻略には欠かせないポイントとなります。
簡単ただ巻き&フォールアクション
秋のコウイカエギングでは、特別なアクションは必要ありません。
秋イカはとても好奇心旺盛なため自分から離れていくものに対して、積極的に追いかける習性があります。
この秋イカの習性を利用したアクションがただ巻き&フォールアクションです。
- エギをキャストしてボトム着底。
- エギをただ巻きして表層直下まで回収。
- エギを表層直下からテンションフォールorフリーフォール。
表層直下までエギをただ巻きした時にエギの後ろや下にコウイカがついてきますので、そこからフォールに移行してください。
イカは必ずと言って良いほどエギのフォール中にアタリが出ますので、イカがエギについて来ている場合は必ずフォールアクションに移行してください。
このときイカはフォールしていくエギに高確率でアタリますので、ラインや竿先に違和感(重みなど)を感じたら合わせを入れてください。
秋イカ攻略のポイント
秋イカ攻略のポイントは、イカの墨の影響を最小限に抑えることが大切です。
イカはエギに掛かると必ず墨の大量に吐きますので、はじめに沖でイカを掛けてしまっては、手前にいるイカが全てその場から離れてしまいます。
秋イカ攻略は、手前から沖に向かって少しずつ丁寧にエギングを展開していくことが重要なポイントですよ。
秋のコウイカエギングのエギサイズやベストカラー
秋のコウイカエギングで実績のあるエギサイズは、3号〜3.5号と春イカシーズンと特に変える必要はないと思いますが(私は年中3.5号)、エギの前までイカが追尾して来るけどエギにアタリが出ないようならば、秋イカのサイズに合わせて2.5号のエギを使用する選択肢を用意しておくと良いですね。
秋のコウイカに有効なベストカラーとは、春のコウイカシーズンとまったく同じで、朝マヅメや夕マヅメのような光の少ない時間帯はピンク系のカラー、真っ昼間の明るい時間帯ではブルー系イワシカラーなどにアタリが集中することがよくあります。
基本的にアピールカラーとナチュラルカラーの2種類のカラーを準備しておけば、秋のコウイカエギングは攻略可能です。
コウイカはエギを必ずボトム着底させよう
これは秋イカだけに限らず、全てのコウイカは必ずボトム周辺もしくは、砂地のボトムである場合は砂に潜るようにして餌を待ち伏せしているケースがほとんどです。
エギをキャストして必ずエギをボトムに着底させましょう。
コウイカはボトムから動き出したものに非常に反応がよく、一度スイッチが入ると必要に追いかけて来ますので、コウイカエギング攻略のポイントはエギをボトム着底されることが最も重要かもしれません。
コウイカの釣れるポイント
秋のコウイカが釣れるポイントとは、まず第一に餌が豊富なポイントです。
このようなポイントには、餌となるエビや小魚が豊富に溜まっていることが多く、秋のコウイカエギングの定番とも言えるポイントです。
堤防周辺の潮通しのよい、湾内の入り口付近や湾の奥などでも秋のコウイカは釣れますが、その他の岸壁でも地面にイカ墨の跡があるようなポイントは、海の中にコウイカが好むような地形がある可能性があり、秋には外せないポイントの1つです。
春イカと秋イカの違い
コウイカでも春のシーズンと秋のシーズンでは釣れるポイントが若干違い、春イカは基本的に産卵の為に堤防周辺の藻場の近くにいることが多くピンポイントで狙いやすいですが、秋イカの場合はひたすら餌を捕食するためだけに堤防周辺にいるので狙う範囲が広いです。
要するに藻場が存在しないポイントであっても餌と隠れやすい地形さえあればどんなポイントでも秋のコウイカエギングは成立すると言えます。
このような春イカと秋イカの違いを意識して、秋のコウイカエギングを展開すれば釣果に恵まれやすく、秋イカエギングの醍醐味とも言える数釣りが楽しめますよ。
まとめ
いかがでしたか。
今回ご紹介した「秋のコウイカエギング!超簡単ただ巻き&フォールで秋イカ攻略!」は、私自身が実際に秋のコウイカシーズンに行なっている効率的な秋イカ攻略法です。
エギをキャストしてボトム着底したら、エギをただ巻きして表層まで回収、エギ周辺のコウイカの追尾を確認。
追尾したコウイカを確認した場合は、即エギをフォールに移行、時間差でのイカ追尾にも備え5秒間ほどエギを表層でステイ、追尾が無いならば回収して再びキャスト。
上記のアクションを足元手前から順にキャストしていき、最終的にフルキャストで沖目を狙って1セット終了。
少し場所移動して再びキャストといった具合に、秋のコウイカエギングを広範囲に狙って効率的に数釣りを楽しんでいます。
初心者の方でも超簡単な秋のコウイカエギングのアクション、難しいシャクリなどは一切いりません。
ただ巻き&フォールを是非一度やってみてください。追尾してくる秋イカの意外なスピードの速さにきっと驚きますよ。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。