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秋イカシーズンから冬イカシーズンへと季節の変わる10月〜12月のこの時期、堤防エギングのクライマックスシーズンがやって参りました。
今年一年の堤防エギングの締めくくりとも言える初冬のエギングですが、シブいエギング(釣れない)のイメージが強く、この時期はエギングをされる人の数も春や秋と比べて非常に少なく感じます。
しかしです。
そんな冬の堤防エギングですが、釣れるとデカイことは「知る人ぞ知る」といった感じでして、以外に知らないエギンガーの方が多いのではないでしょうか。
さて今回は、「冬の堤防エギングのシャクリ方のポイントやコツ」について、私の冬の堤防エギングでの経験を交えながらご紹介させていただきます。
冬のエギングのシャクリ方のポイントやコツ
冬の堤防エギングのシャクリ方は、春や秋の時期とは少し違ってシャクリの回数をあまり入れないことがポイントです。
冬は海水温が低くなる為、あらゆる海の生き物の活性が下がりますので、イカもあまり餌を追いかけなくなります。
そのためシャクリの回数が多いと、イカはエギを追いかけるのをあっさり諦めてしまいます。
シャクリの回数は2〜3回程度が、冬の堤防エギングでは理想的なシャクリの回数です。
冬は小さくシャープなシャクリ
冬の堤防エギングでは、春や秋の堤防エギングとは対照的にシャクリを小さくシャープにして、エギの移動距離を短くするよう意識することがポイントで思わぬ釣果に恵まれることがあります。
ロッド全体でシャクリをせずに、ロッドのティップ(竿先)を主に使ってエギを(チョンチョン弾くイメージ)小さくダートさせることが冬の堤防エギングのシャクリ方のコツです。
このように冬の堤防エギングでは、シャープなシャクリを意識すればエギの移動距離は最小限に抑えられ、冬の低活性のイカにエギを抱かせる確率が飛躍的にアップします。
冬のエギングではボトムステイは必須
冬の堤防エギングでも、シャクリの後のフォールアクションで一番アタリが出やすいのですが、春や秋の堤防エギングのときほどシャクリに好反応をしないことが多く、ボトムステイが必須なのがこの冬の堤防エギングです。
冬はイカが低活性なのが基本なので、遠くでイカがエギを発見してもなかなかエギの側まで寄って来ません。
ボトムステイを春や秋のときよりも長くすることで、遠くのイカが「ジワ〜ッと近寄ってきてエギを抱く」とか、近寄ってきたときにシャクリのアクションと被って、反射的にフォールで抱くなど、冬は非常に大切なのがボトムステイです。
シャクリの後はボトムまでエギを沈めて、30秒〜1分程度は毎回必ずボトムステイさせましょう。
おわりに
ソデイカ推定6キロ
いかがでしたか。
冬の堤防エギングのシャクリ方のポイントやコツについてご紹介させていただきました。
冬はアオリイカやコウイカなど初夏に生まれたイカが成長して、1キロ近いイカが釣れることもあり数釣りは難しいですが、釣れるとデカイので結構面白いですよ。
特に面白いのが11月〜1月(地域差あり)堤防周辺でソデイカと言う超巨大なイカ(6キロ〜10キロ)に遭遇することもあり、ラインシステムには十分注意してください。
それでは、今年も冬の堤防エギングでデカイ冬イカを釣り上げましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。