タケチヨ釣りブログへようこそ。
今年も残すところあと2カ月となりました。
今年の釣果を振り返りながら余韻に浸るのはまだ早いですよ。
今年のエギング最後を締めくくるに相応しい、堤防エギングのヘビー級王者ソデイカについてお話しさせていただきます。
ソデイカは1mを超える10キロオーバーに成長するモンスターサイズのイカですが、その味はあまり知られていません。
今回は、そんなソデイカの刺身の味についてご紹介させていただきます。
ソデイカの刺身は一度必ず冷凍しよう
ソデイカを刺身で食べる場合は、必ず一度冷凍してから流水解凍して、しっかり水気を拭き取ってから適当な大きさにカットして食べるようにしてください。
釣りたてのソデイカの刺身の味
釣りたてのソデイカを刺身で食べてもコリコリした食感しかなく、味はあまりしませんので釣りたてそのままはあまりオススメできません。
刺身で食べる場合は、必ず一度冷凍して再度解凍してから調理するようにしましょう。
ソデイカは冷凍すると旨味アップ
ソデイカはイカの中でも特に冷解凍を行うことで旨味がアップするイカです。
一度冷凍するとソデイカの繊維が崩れるのでモッチリとした食感に変わり、甘みが急激に増しその為旨味がアップします。
釣りたてのソデイカと食べ比べるとその旨味の差は歴然です。
必ず一度冷凍することをオススメします。
ソデイカの冷凍保存と解凍のやり方
ソデイカはとにかくサイズが大きいので、一度に食べる量ずつに小分けにカットして冷凍してください。
小分けにしたソデイカをそれぞれ綺麗にラップして冷凍しますが、冷凍保存するときに空気があまり入らないようにラップをすることが冷凍焼けなどを防ぐ冷凍保存のポイントです。
流水解凍と自然解凍
流水解凍と自然解凍どちらが美味しくいただける解凍方法なのかよく聞くことがありますが、
旨味を逃がさない解凍のやり方は冷蔵庫の中で(5度以下)自然解凍です。
しかし自然解凍は時間がかかるので、食べる前日か当日の朝に冷凍庫から冷蔵庫へ移しておく必要があります。
時間がない場合は、流水解凍がオススメですよ。
流水解凍でも十分にソデイカの刺身は堪能できますし、解凍時間がたったの5分程度しかいらないので自然解凍と比べて超早いです。
自然解凍の注意点
自然解凍をした場合は、流水解凍よりも旨味は強いですが一つ注意点があります。
ソデイカから滲み出た水気(ドリップ)を必ず流水で洗い流してください。ドリップには食中毒の恐れのある細菌がいる可能性があるため、そのまま刺身にすると危険な場合があります。
必ず解凍したソデイカから出た水気(ドリップ)を流水で洗い流した後、キッチンペーパー等で水気をしっかり拭き取ってから刺身にするようにしましょう。
おわりに
画像はソデイカのエンペラ(耳)そのまま刺身。
いかがでしたか。
今回ご紹介した「ソデイカの刺身の美味さアップする冷凍保存のやり方」は実際にソデイカを釣って、そのままと冷解凍した刺身を食べ比べてみた結果から私の感じたことを記事にしました。
ソデイカはエンペラ(耳)の部分も非常に大きく味が一際美味な部分です。
ただしエンペラの部分は、冷凍しない方が歯応えも良く身の部分とは違ってそのまま食べた方が強い甘みがあって究極美味です。
少し分かりづらい話なのでまとめます。
- ソデイカの身の部分は一度冷凍すると美味さがアップする。
- ソデイカのエンペラ(耳)の部分は冷凍しない方が歯応えも良く美味い。
ソデイカは秋から冬に堤防からエギングで狙える貴重なイカです。
是非一度堤防ソデイカエギングに挑戦してみてはいかがでしょうか。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。