Taketiyo釣りブログ

堤防からの釣りの話や釣れた魚の美味しい食べ方などをご紹介をします。

エギングロッドのベストな買い時と失敗しない最初の一本の選び方!

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タケチヨ釣りブログへようこそ。

エギングを始めて今年で10年となりました。

初心者の頃にアオリイカが釣れない理由は、「ロッドが専用モデルではないから」などと決めつけて、毎日シーバスロッドで釣り場に通ってはコウイカばかり釣っていたことを思い出します。

 

今思えばアオリイカが釣れない理由はロッドではなく、私の経験不足が1番の大きな原因だったと痛感しつつ、これからエギングでイカ釣りを始める初心者の方に向けて、エギングロッドのベストな買い時と最初に購入するエギングロッドの失敗しない選び方について詳しく解説していきたいと思います。

 

 

エギングロッド初購入は正月初売りがベスト

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まずはじめにエギングデビューする時期から逆算して言えば、エギングロッド初購入のベストな買い時の時期はやはり正月の初売りの時期です。

アオリイカを堤防エギングで狙うベストな時期は、3月中旬ぐらいからなので正月初売りで最初の一本を購入すれば3ヶ月ほど練習期間もあり、1月〜3月中旬の時期にコウイカエギングで経験を積んでからいざ本番のアオリイカエギングにチャレンジすればベストではないでしょうか。

 

正月初売りがエギングロッド買い時となる理由は他にもう一つありまして、やはりなんと言っても値段が安く購入できる点です。

エギング初心者の方なら、エギングのタックルを一式揃えることになると思いますので、エギングロッド以外のタックルやその他の装備品も、この正月初売りの時期に購入することをオススメします。

 

エギングタックル
  • エギングロッド8.3ft〜8.6ft(2.6m前後)
  • リール3000番程度(シングル orダブルハンドル)
  • PEライン0.6号〜0.8号
  • リーダー1.75号〜2号
  • スナップS or M
  • エギ3号〜3.5号
最低限の装備品
  • ギャフorタモ網(4m前後)
  • クーラーボックス
  • ハサミ(PEライン用)

初心者と言っても最低限の装備は必要です。

毎回ベテランの方とエギングに行くならば話は別ですが、いずれにせよ持っていて損はしませんので値段の安い初売りの時期が買い時ですよ。

あると便利な装備品
  • エギホルダーケース
  • 道具箱やリュックサック等
  • イカ締めピック

綺麗に収納できる道具箱や持ち運びしやすいリュックサック等があると、エギング中の移動もしやすくてあればとっても便利ですよ。

このあたりの装備品は釣り具屋さんで購入しなくても、100均や通販などでも十分に安いものもあるので事前に準備すると良いですね。

 

エギングはコツを掴みさえすればとてもシンプルで簡単な釣りです。

1月の正月初売りで最初の一本を購入して、3月中旬あたりから始まる春のエギング本番に備え、キャストやシャクリなどの練習を重ねてから自信と余裕を持って、エギングデビューするのが良いのではないでしょうか。

 

失敗しない最初の一本の選び方

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エギングロッドは各有名メーカーから数多く発売されていますが、エギングをこれから始める初心者さんは何がなんだか分からないと思うのは当然だと思います。

 

ここでザックリ分かりやすく説明するとエギングロッドには大きく4つの選び方があります。

  1. 長さ
  2. 硬さ
  3. 軽さ
  4. 値段

エギング歴10年の私が一番重要視しているエギングロッドの選ぶ基準は、「使いやすくて丈夫で長持ちするロッド」です。

そして、そのロッド一本で色々な魚種が狙える万能性に優れたバランスの良いエギングロッドを選びます。

 

あらゆるフィールドに合わせて何本もロッドを購入する方もいらっしゃいますが、「弘法筆を選ばず」の教えに学び、どんな場面でも経験を積んだ人ならばどんな道具でも結果を残すはずです。

竹の竿(手作り)vsアオリイカ(キロアップ)

夢の対決ですよね。

 

すみません…話が脱線してしまいました。

話を戻して、要するに最初に購入するエギングロッドの最初の一本は、長く愛用できてエギングだけではなく、色々な魚種を狙えるエギングロッドこそが私の失敗しないエギングロッドの選び方です。

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堤防アコウ釣り55cmもキャッチ成功。

使い慣れたエギングロッドは最強です。

バランスの取れたエギングロッド一本あれば、堤防のあらゆる魚種を攻略可能ですよ。

 

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失敗しない長さと硬さの選び方

エギングロッドを購入するときに最も悩む問題は長さと硬さですね。

エギング初心者さんにとってこれは「何のことだかさっぱりわからん」ことだと思いますので、分かりやすく簡単に説明します。

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上の表は私の愛用しているエギングロッドの複数の種類のロッドの長さや硬さなどを記したものです。

表の左上の83 MLと言う数字と記号がエギングロッドの長さと硬さを示す数字と記号で8.3ft(2.6m前後)とは長さ、MLとはミディアムライトと言う意味です。

長さは初心者でもベテランでも一般的に8.3ft〜8.6ftが最も扱いやすいロッドの長さとされています。

エギングをこれから始める方は、是非このあたりのロッドの長さを選べば失敗しませんよ。

 

次に硬さですね。

私はエギングを3.5号(20g)のエギで春も秋も年間通して使用しています。

このサイズのエギの飛距離を最大限に引き出すロッドの硬さはM(ミディアム)が一番バランスよく飛距離が出せますし、 M(ミディアム)は全体的に張りがありキロオーバーの春イカでもパワー負けせずに楽々やり取りができます。

 

エギングロッド最初の一本でアオリイカはもちろん、その他色々な魚種を狙いたい方は迷わずエギングロッド8.3ft〜8.6ftMを購入することを強くオススメします。

 

「ML(ミディアムライト)の方がボトム感知しやすい。」

このような意見もあります。

エギングロッドML(ミディアムライト)はミディアムよりもティップ(竿先)が柔らかく設計されている為「エギのボトム着底が把握しやすい。」

これには一理はありますが、エギングの経験を積めばわかりますが、ロッドでボトム感知する必要はエギングを少し経験すればそのうち無くなります。

なぜなら状況に応じて頭の中でカウント(数を数える)すれば、およそボトムは感知できるようになるからです。

 

しかもエギングはボトムからシャクリ始めないと釣れないなんてことは全くありませんし、アオリイカに限って言えば中層からボトム付近にいることが圧倒的に多い(いつもボトムべったりではない)ので必ずボトムを取る必要は無いのです。

 

エギングロッド8.3ftMこれ一本あれば堤防フィッシングのあらゆる魚種を攻略可能です。

シーバスやヒラメやチニング、メバリング、ロックフィッシュなどなど…

サビキ釣りやチョイ投げキス釣り、カワハギ釣りなどもカバーできる、エギングロッド最初の一本には持ってこいの超万能なエギングロッドですよ。

 

エギングロッドのティップ(竿先)の選び方

エギングロッドのティップ(竿先)の選び方ですが、ほとんどがチューブラータイプと言って先端が空洞になっているものが一般的です。

ロッドや箱に表記している数字と記号は、

  • 83M-T(8.3ft ミディアム チューブラーティップ)
  • 83ML-S(8.3ftミディアムライトソリッドティップ)

上記のような見分け方です。

 

初心者の方が初めて購入する最初の一本は、Tの記号の入ったチューブラータイプのエギングロッドをオススメします。

エギング中にソリッドティップのエギングロッドが有利な状況がもちろんありますが、エギング初心者の方がそのソリッドティップのポテンシャルを最大限に利用するには少し時間が必要ではないかと私は考えます。

 

チューブラータイプでエギング経験を積んでから釣り場の状況(潮や風など…)でもう少しエギに掛かるラインテンションを弱めたいとか、強めたいなどの繊細なエギングのシチュエーションを考え、分かるようになってからソリッドティップのエギングロッドを使用するとそのティップの良さがよく分かると思います。

 

なので最初のエギングロッドはチューブラータイプのティップのものを選ぶことをオススメします。

私はエギング歴10年経っても未だにチューブラーティップ一本です。

 

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エギングロッドの軽さと丈夫さ

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エギングロッドはその構造上金属を使用しないとならない部分(ラインを通すガイドなど)があって、エギングロッドの軽さは値段と結構関係しています。

値段が安くて軽いロッドは劣化の早い(ガイドが錆びやすい)恐れがあり注意が必要です。

 

SiCガイドと呼ばれる特殊なガイドを使っているエギングロッドは、基本的に7000〜1万円クラスのロッドのものに多くSiCガイドは、防サビ+軽量といった長持ちするロッドの絶対条件となります。

SiCガイドは放熱性に優れていてラインの摩擦熱からラインの損傷を防いでくれますし、ダイヤモンドに次ぐ硬さを持っているらしく、凄く丈夫です。

 

次にロッド全体の素材はカーボン素材のエギングロッドが圧倒的に丈夫で長持ちしますので、このあたりのエギングロッドになると1万円前後の値段になりますが、長く愛用することができるので「安物買いの銭失い」にならずに済みますよ。

 

外ガイドタイプとインターラインタイプ

これはあまり見かけたことがありませんが、エギングロッドの中でもインターラインタイプのロッドがあり、ライントラブルは外ガイドのロッドに比べて軽減されるそうですが、キャストの飛距離がかなり落ちるので正月初売りなどで安さについ惹かれてうっかり購入しないように注意しましょう。

 

キャストの飛距離はエギングの釣果に影響のある重要な要素です。エギング初心者の方ならば尚更、外ガイドのエギングロッドを選ぶようにしましょう。

 

初心者によくあるロッド選びの失敗

エギングロッドを購入するときに初心者の方がよくありがちな失敗の一つに、釣り具屋さんのオススメによる店員推しにやられて購入することがよくあります。

 

店員さんは知識も豊富でその上日頃からトーク力も磨いていますから、エギング初心者の方はまさにカモになります。

たしかに親切なお店や店員さんもいらしゃいますが、買ってもらってなんぼの商売です。

予算に合う商品を上手に説明して購入していただくことが本業。

長持ちや兼用などはあまり細かく説明してはくれないケースがほとんどなので、ある程度自分で知識を持っていると得することが多いですよ。

 

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エギングロッドの得する選び方

エギングロッドを製造販売している某有名メーカーの製品を外注を受けて製造しているメーカーがあります。TAKAMIYAです。

私もこのメーカーのエギングロッドを使用して早10年、未だに不具合も無く堤防エギングで大活躍してくれています。

 

釣り具店の方から聞いた話では、某有名メーカーと全く同じ技術と素材を使用してエギングロッドを製造していて、違う部分はメーカーのロゴの入ったリールホルダーの部分とガイドの形状だけだそうです。

 

その他のエギングに関係する重要な要素は全く同じなのにもかかわらず、値段は某有名メーカーのエギングロッドと比べて3000円〜6000円近くも値段が安くて驚きました。

 

私の愛用するTAKAMIYAの製造するエギングロッドと某有名メーカーの同じランクのエギングロッドを購入した方と何度か一緒にエギングに行って、その方のロッドをお借りして実際にエギングをしてみたところ、キャスト、シャクリ、アタリや合わせの感触など全てがまったく同じでした。

 

交換した方も「まったく同じやん」感触も見た目もほぼ同じ、大きな違いはメーカーのロゴの部分…

これは内緒の話なのか有名な話なのかは詳しく知りませんが、エギングロッドのお得な選び方になるのではと記事に載せてみました。

 

ショートロッド6ft〜7ft前半は難易度が高い

ショートロッドとは一般的に6ft後半〜7ft前半ぐらいのロッドのことをさします。

軽量で取り回しの楽なショートロッドを使用する方を結構目にしますが、ベテランの方がショートロッドでアオリイカを狙っている場合と初心者の方がショートロッドでアオリイカを狙っている場合は一目瞭然で、初心者の方は風向きも気にせずにキャストしているのに対して、ベテランの方は風向きを考慮しつつラインをしっかりコントロールしてエギをしっかりフォールさせています。

 

エギングは風がつきものでショートロッドでは、シャクリからフォールの姿勢(ロッドを下げてティップを海面に向ける)に構えると海面からティップの距離がある分ラインが風の影響をかなり受けてしまう為、エギが正しくフォールできていない場合が良くあります。

 

ベテランの方はそのことを理解しているので膝をついて低く構えたり、ロッドコントロールで海面にラインを弾き付けるなどしてショートロッドを上手に使ってラインをコントロールしています。

 

このようにショートロッドは難易度が高く、これからエギングを始める初心者の方にはオススメできません。

エギングはシャクリより正しいフォールの方が大切です。軽量でシャクリや取り回しが楽なショートロッドは一見初心者さんに向いているように感じますが、ラインコントロールの難易度が高い分だけ風のあるエギングではかなり神経を使います。

最初のエギングロッドを選ぶ際は、このようなことも踏まえて8.3ft〜8.6ft台のロッドを選ぶことがベストです。

ラインコントロールもやり易く意外と簡単にアオリイカが釣れるかもしれませんよ。

ロッドの長さは、エギングロッドを選ぶ上で非常に重要な要素です。

 

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エギングロッドの買い時と失敗しない選び方まとめ

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  1. エギングロッドの買い時は正月初売りがベスト。
  2. エギングロッド最初の一本はバランスの良い万能で長持ちする丈夫なロッドを選ぼう。
  3. エギングロッドはチューブラーロッドが最初のロッドにはベスト。
  4. エギングロッドは外ガイドのものを選ぼう。
  5. 店員さんの推しを鵜呑みにしない。自らもエギングロッドの知識を身につけよう。
  6. 有名メーカーと同じ性能のエギングロッドが安くタカミヤ製品にはある。
  7. エギングロッドのショートロッドは難易度が高い。8.3ft〜8.6ftで選ぶのがベスト。

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エギングロッドは一本は必ず、いやこの一本さえあれば十分と言えるほど万能性に優れたマルチロッドです。 色々な釣りの専用ロッドを購入することを考えれば、1万円前後の最初のエギングロッド一本の購入は安いものではないでしょうか。

 

繰り返しになりますが、1万円前後のエギングロッドには軽量で丈夫で長持ちする素材や技術が詰まっていて使ってみれば必ず満足いくと思います。

 

スーパーで釣りものイカ一杯1000円ですよ。

10匹釣ったらエギングで楽しんだ分も合わせるとお釣りがきますよね。

 

最初はコスパで選びたい人へ

タカミヤ(TAKAMIYA) H.B concept エギングキャスター セット 832ML

タカミヤ(TAKAMIYA) H.B concept エギングキャスター セット 832ML

エギング初心者の方で、どうしても最初の一本はコスパで選びたい人も当然いると思います。そんな方のために、探しに探して口コミ等なども考えながら見つけてきたのが上記のエギングロッドです。

 

偶然知り合いの方が使っていたので、少しお借りして何度がエギングを試しましたら思った以上に軽くて、全体的にコスパ以上にしっかりと設計されている印象でした。(ガイドなども)

 

"2500番のリールにP.E.ライン0.8号まで付属でついて5980円。"コスパ最高ですよコレ。

唯一妥協するとすれば、このタカミヤさんのエギングキャスターセットなら納得できます。(エギングに慣れるまでの練習用としてオススメです。)

 

それでは、今回ご紹介させていただいた「エギングロッドのベストな買い時と失敗しない最初の一本の選び方!」が、これからエギングデビューされる方の初めてのロッド選びに少しでも参考になると幸いです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。