Taketiyo釣りブログ

堤防からの釣りの話や釣れた魚の美味しい食べ方などをご紹介をします。

ソデイカ(タルイカ)エギング!ショアから狙えるベストな時期と時間帯!

f:id:sasaki07takefumi05:20191206114835j:image

タケチヨ釣りブログへようこそ。

いよいよ冬が本格的に始まり気温と共に海水温も下がり始め、一年間で最も釣果の下がる低活性の堤防釣りシーズンに突入しますね。

「冬の堤防は辛い…」

春のエギングが待ち遠しい、この冬の12月の堤防でなんとこの時期にしか、ショア(陸、堤防)から狙えないという大変貴重なイカがいることをご存知ですか。

 

食用のイカの中でも最大サイズのソデイカ(タルイカ)ですが、ショア(陸、堤防)からでも狙えるイカだとは、実際に釣るまではまったくそうは思いませんでしたが、色々な条件が重なった場合に高い確率で堤防周辺に出現する、冬のエギングのスーパーレアターゲットであることを今回ご紹介させていただくと共に、ソデイカ(タルイカ)の出現時期や出現しやすい潮の状態など、時間帯についても私の実際に釣った状況も含めて解説していきたいと思います。

ソデイカ(タルイカ)をショアから狙う時期

f:id:sasaki07takefumi05:20191206114915j:image

ソデイカ(タルイカ)は、とても回遊性の高いイカで日本近海の広い範囲で水揚げされています。

各地域で様々な呼び名があるようで、正式な名前はソデイカが正しいそうなんですが、その他にもタルイカ、アカイカ、ベエイカ、シンジュウイカなどその呼び名は沢山あるようです。

 

このソデイカが一年に一度大移動をする時期があり、ショアからエギングで狙える時期とはこの11月〜2月頃まで続くソデイカの大移動の時期となります。

 

ソデイカの主な2つの回遊ルート

ソデイカは温暖な海域に生息しているイカで日本近海では、沖縄地方が最も多いとされています。

そこから日本海を流れる対馬海流と太平洋側を流れる黒潮の二つのルートを回遊し北上してきます。

 

www.fumitiyo.com

ソデイカは夕マヅメから夜釣りがベスト

f:id:sasaki07takefumi05:20191206115514j:image

ソデイカは日中の日の高い時間帯は、水深100メートルというような深場に潜っていることがほとんどで、日が沈むにつれて一気に海面の表層付近まで急浮上してくる習性があります。

 

ソデイカは、夕マヅメから夜釣りの時間帯は表層付近を回遊しているので、まさにソデイカエギングのベストな時間帯となります。

 

ソデイカサイトエギング

サイトエギングとは目で見て(サイト)ソデイカを探しながら行うエギングです。

ソデイカを発見したらソデイカの進行方向にエギをキャストしてソデイカのいるレンジまでエギを沈めてから、シャクリを入れて誘いソデイカにエギを抱かせるというものです。

 

www.fumitiyo.com

常夜灯のある堤防湾内が狙い目

ソデイカエギングは夕マヅメから夜釣りの時間帯が最もチャンスです。

しかし真っ暗な釣り場でソデイカを見つけることは至難の業で最も狙い目となるのは、常夜灯のある潮通しの良い明るい堤防などがあればソデイカサイトエギングがやり易く、しかもソデイカは光に向かってくる習性があり、まさに常夜灯のある堤防はソデイカエギングの最高なポイントです。

 

ソデイカ(タルイカ)が実際に釣れたときの体験談

11月と12月に一杯づつ合計二杯のソデイカ(タルイカ)を釣りました。

最初の一杯は11月の夕マヅメ16時頃でした。

この日の潮は小潮、干潮間際。

潮通しの良い堤防湾内の奥でアジのサビキ釣りをしていたら、目の前に赤い巨大な影を発見しました。(赤いミサイルみたい)

素早くエギを投入してサイトでレンジを確認後、小さく3回シャクリを入れた瞬間に赤い影が真っ白に変化して素早くエギに接近してきました。

 

サイトでソデイカがエギを抱いたのを確認後、3秒ほどカウントして(しっかり抱かせる為)から強めに合わせを入れました。

激しい抵抗をなんとか受け流してランディングに成功することができました。

(連れがいないと1人ではタモ入れ無理かも…)

 

常夜灯の夜釣りでの体験談

この日は風が強く、気温も非常に低い日でしたが、「もしかしてソデイカ居ないかな。」と潮通しの良い常夜灯の堤防に偵察に行き、車から降りた瞬間に何やら海面で暴れている赤い巨大な影を発見。

 

よく見るとソデイカが海面を飛ぶようにして、常夜灯に向かって何度もジェット噴射でジャンプを繰り返していました。

どうやらソデイカは堤防足元の岸壁にぶつかってはまた沖に少し泳いだ後に再び常夜灯の光目掛けて突進を繰り返している模様でした。(光に向かってくる習性)

 

しばらくするとソデイカは、常夜灯の真下で少し落ち着いた様子だったので、すかさずエギを投入しサイトでレンジを確認後、小さくシャクリを3回入れた瞬間赤い体色から真っ白に変わりエギをキャッチしたのがサイトで確認できたので、3秒カウントしてから強めの合わせを入れて、前回同様に激しい抵抗後なんとか引き寄せタモ入れ成功しました。

 

繰り返しになりますが、ソデイカのランディング(タモ入れから堤防に引き上げる)がこの釣りで1番大変なところです。

 

普通のサイズのタモではなかなかネットに収まらず、入っても次は引き上げるのに10キロ近い重量があり、タモが破壊される恐れがあるので慎重に引き上げなければなりません。

ギャフと言う手もありますが、アオリイカ用の許容重量5キロぐらいのものだとおそらく破壊されます。

ブリなどの大型魚専用のタモ網でないと簡単には掬えないと思いますよ。

 

www.fumitiyo.com

終わりに

f:id:sasaki07takefumi05:20191206163703j:image

いかがでしたか。

ソデイカ(タルイカ)エギングのショアから狙える時期と時間帯についてご紹介させていただきました。

 

ソデイカが堤防湾内などのショアから狙える射程距離に入ってくるタイミングには、海が荒れた次の日などや風が強い日など天候によってもその影響があるように感じました。

さらなるソデイカの調査を行ってより詳しい情報が分かり次第、追記させていただきます。

 

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

www.fumitiyo.com