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春から秋にかけてが堤防エギングのハイシーズンではありますが、冬の堤防でもイカを狙えるってご存知でしたか。
その中でも冬しか釣れないイカの種類もいます。
今回は、「冬の堤防エギングで釣れるイカの種類とは?釣れやすい冬のイカ総まとめ!」と題しまして、真冬の堤防エギングで釣れるイカを釣れやすい順にご紹介させていただきます。
冬の堤防エギングで釣れるイカの種類
遭遇率50〜70パーセント
冬の堤防エギングで釣れるイカの種類は意外に多く、もちろんそれぞれのイカの種類によって釣れやすさも違います。
冬の堤防で釣れやすい順にまとめてみますと、まずその中でも冬に圧倒的に釣れやすいイカは、ヒイカ(ジンドウイカ)が1番良く釣れるイカです。
ヒイカが何故冬の堤防エギングで沢山釣れやすいのかと言うと、ヒイカの産卵期がこの11月〜3月の冬の期間と重なっていて、しかもヒイカの産卵は水深1〜10メートルの内湾の浅場で行われる為、冬の堤防エギングで1番良く釣れるイカという訳です。
体長12センチ程の小さいイカですが、とても美味しいイカなので冬のエギングターゲットとして大変人気のイカです。
冬でも釣れるコウイカ(松葉イカ)
遭遇率50パーセント
冬の堤防エギングで釣れるイカの種類の中でも、コウイカ(松葉イカ)と言う種類のイカは、水深3メートル程度の潮通しの良い堤防の湾内に入ってきて餌を活発に捕食しています。
春のハイシーズンとは違い冬場は潮の状態がかなり釣果に影響します、冬は朝マヅメより夕マヅメの方が釣果が出やすい傾向があります。
コウイカの種類の中でも松葉イカ(甲の先端が鋭い)という種類のイカは、産卵期がその他の種類のコウイカよりも若干早く、2月〜3月頃の低水温から産卵し始める早熟なコウイカ(松葉イカ)が多くいる為、冬でも割と良いサイズのコウイカが堤防エギングで釣れます。
冬はヤリイカの産卵期
遭遇率20〜40パーセント
冬の堤防エギングで釣れるイカの種類の中でも、ヤリイカは大変人気のあるターゲットですね。
ヤリイカの産卵期は早い地域(九州)では、1月ぐらいから始まるそうで、この産卵期に堤防周辺の浅場の海域を回遊するみたいです。
ヤリイカは群れで行動する習性があるので、この群れに遭遇すれば入れ食いが起こりやすく、短時間で大漁なんてことも珍しくないそうです。
ただし群れの回遊するスピードが非常に早くて、釣れ出してから釣れなくなるまでの時間が短く、手返しの早さが釣果に直接影響するといった、とても忙しいエギングになるそうです。
ソデイカエギングは冬が本番
遭遇率10パーセント
堤防からエギングで狙うイカの種類の中でも最大級の大きさを誇るソデイカですが、あまり知られていないのが冬しか堤防エギングでは狙えないということです。
ソデイカは温暖な海域(沖縄地方など)に生息するイカでその群れが一斉に大移動して北上するのが冬(11月〜2月)の時期でして、この時期に海流や潮の状態などで堤防湾内などに流されて入ってきます。
狙い目はソデイカの習性にあり、日中は深場に潜るが日が沈むと一気に表層直下を回遊する習性で、夕マヅメから夜釣りの時間帯がソデイカエギングの基本的な狙い方になります。
アオリイカ3キロオーバーとのやり取りもかなりスリリングですが、ソデイカは小さいものでも5キロは軽くありその走りのスピードと破壊力はシーバスに引けを取りませんよ。
冬のアオリイカは厳しい
遭遇率1〜10パーセント
冬の堤防エギングでアオリイカの釣果は非常に厳しいと言うのが正直な私の感想です。
絶対に釣れないと言う訳ではありませんが、確率から言って10%未満ぐらいでしょうか。
運、次第というような釣果確率だと思います。
もちろん地域によってその差はかなりあると思いますが、アオリイカエギングは真冬の低水温の堤防周辺ではかなり苦戦する覚悟で望むようにした方が良いです。(長期戦)
終わりに
いかがでしたでしょうか。
冬の堤防エギングで釣れるイカの種類をざっと総まとめしてご紹介しました。
今回ご紹介した中でも、私のオススメする冬に釣れるイカはなソデイカです。
遭遇率は、ヒイカ>コウイカ>ヤリイカ>ソデイカ>アオリイカの順と低めですが、遭遇して釣れた時の迫力は最強レベルなので、是非エギングをする方なら1度は味わっていただきたいです。
握り寿司200貫分程は作れる「海の赤いルビー」と私は読んでいます。
冬場の堤防の体感温度は非常に厳しく、ホッカイロなど防寒対策をパーフェクトにして挑みましょう。
それでは、今年も残すところあと僅かとなりました。今回ご紹介させていただいた内容が、今年ラストを飾るラストエギングのターゲット選びの参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。