タケチヨ釣りブログへようこそ。
令和2年となりました。今年も堤防エギングが熱い年になるだろうと、年甲斐も無く毎日ワクワクしている今日この頃です。
エギングには年に2回の春と秋のハイシーズンがありますが、そのどちらのシーズンもアタリだけをとって考えてみると、秋の新イカの方が明確なアタリの感触が出やすい傾向があるように感じます。
そのあたりのことも踏まえながら今回は、エギングのアタリがイマイチ分からない方に向けて、「エギングのアタリの感触がハッキリと分かるアタリの取り方!総まとめ」と題しまして、私の経験も交えながら詳しく解説していきたいと思います。
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エギングのアタリの感触がハッキリと分かるアタリの取り方
エギングのアタリの取り方には大きく2つの方法があります。
- ロッドに伝わる感触でアタリを取る方法。
- ラインの動きでアタリを取る方法。
ロッドに伝わる感触でアタリを取る方法とラインの動きでアタリを取る方法、この2種類どちらのアタリの取り方もエギングの基本的なアタリの取り方ですが、シャクリの後のエギのフォールのやり方によって、どちらかのアタリの取り方が選択されるので注意しましょう。
テンションカーブフォールのアタリの感触
テンションカーブフォールとは、エギングで最も多く使うフォールアクションで昼夜問わず明確にアタリの感触をロッドを通じて感知することのできるアタリの取り方です。
テンションカーブフォールの手元に伝わるアタリの感触は次の2つです。
- フォール中に竿先が引っ張られる感触。
- フォール中に竿先が軽くなる感触。
やり方はシャクリのアクション後、糸ふけを回収しロッドの竿先を海面に向けラインを張った状態でエギを沈めていきます。
このアタリの取り方は、フォール速度がゆっくりなのが特徴で警戒心の強い春イカ(親イカ)に特に有効なフォールアクションです。
フリーフォールのアタリの感触
フリーフォールとは、エギにテンションをかけないフォールアクションでエギを潮に流しながらエギングするときなどに使用するアタリの取り方です。
エギが潮の流れに乗って自由にフォールするため、カウントしてボトム着底を把握する必要があり、アタリの感触をロッドで感知することはできないのが特徴です。
フリーフォールでのアタリは、ラインの動きでアタリを感知する必要があり、アタリのラインの動きとは次の2つがあります。
- 突然ラインが引き込まれていく。
- ラインの動きが止まる。
フリーフォールでは、アタリ感知を明確に判断するには慣れが必要で夜釣りの真っ暗な場所などでは、ラインを指に掛けてアタリの感触を感知するなどのテクニックが必要となります。
テンションカーブフォールのアタリの取り方を極めよう
エギングでアタリの感触がわからない方は、まずテンションカーブフォールのアタリの取り方を極めましょう。
エギングの基本となるこのテンションカーブフォールは、日中はもちろん夜釣りの真っ暗なポイント(釣り場所)でも、アタリの感触がロッドを通じてハッキリと分かるアタリの取り方で、風の強い日や雨の日でもアタリの感触がハッキリ感知できるため、エギングでは必ず極めておく必要のあるアタリの取り方ですよ。
夜釣りのアタリの取り方
夜釣りのエギングでは、常夜灯のあるようなポイントを除けば、辺りは真っ暗なためラインの動きでアタリを感知するアタリの取り方(フリーフォール)はできません。
よってテンションカーブフォールがその威力を発揮します。
ラインテンションさえしっかりエギに掛かってさえいれば、暗闇の中でもロッドの竿先を通じて手元にアタリの感触がハッキリ伝わるため、夜釣りで一番信頼できるアタリの取り方ですよ。
風の強い日のアタリの取り方
風はエギングにとって天敵ですよね。
シャクリもやり難いしアタリも取りづらい、そんな風の強い日のアタリの取り方は、シャクリの後に素早く海面にラインを付け、更にロッドの竿先を海面スレスレに構えてください。(波の影響で竿先が海中に入るぐらい)
このロッドポジションに構えて、テンションカーブフォールでアタリを待ちましょう。
風の影響を最大限に抑えられるため、アタリの感触がハッキリとロッドを通じて分かりますよ。
加えてエギングは横風が一番厄介なので、立ち位置やキャストする方向などを変えながら、エギングをするとアタリが更に取りやすいですよ。
- 追い風でエギング。
- 向かい風でエギング。
追い風がベストです。キャスト距離も楽に稼げます。
次が向かい風です。キャストの距離は稼げませんが、追い風の次にエギングがしやすいです。
横風はラインが煽られたりするため、エギのフォールにも影響が出てしまいアタリもまったく分からなくなります。
風の強い日は、追い風か向かい風に構えてエギングするようにしてください。
雨の日のアタリの取り方
雨の日も風の強い日同様にラインコントロールが大切です。
海面のラインも雨の波紋で確認し辛く、この状況もテンションカーブフォールならアタリの感触をハッキリと分かることができますよ。
大粒の雨は、ラインに当たるとアタリが分かり辛くなります。必ず海面スレスレにロッドの竿先を構えて雨がラインに当たるのを防ぎつつテンションカーブフォールでアタリを待ちましょう。
まとめ
いかがでしたか。
エギングのアタリの感触がハッキリと分かるアタリの取り方は、テンションカーブフォールです。
フリーフォールは慣れも必要で、風の強い日や雨の日、夜釣りの場合はアタリの感触をハッキリ感知するのは難しく、エギングのアタリが分からない初心者の方には絶対にオススメできないアタリの取り方です。
まずは、テンションカーブフォールを極めて色々なアタリの感触を覚えてから、フリーフォールのアタリ取り方を練習すればエギングの上達も早いですよ。
- フォール中に竿先が引っ張られるアタリ。
- フォール中に竿先が軽くなるアタリ。
以上がテンションカーブフォールのアタリの代表的な2つです。
エギングでは、この他にも感知不可能なアタリも存在しますので、空合わせなどアタリの感触が手元に感じ無くても、違和感があれば積極的に合わせを入れるなどもエギングテクニックの1つですよ。
それでは、今回ご紹介させていただいた記事の内容がエギング初心者の方に少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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