Taketiyo釣りブログ

堤防からの釣りの話や釣れた魚の美味しい食べ方などをご紹介をします。

春イカに効くエギングアクション!警戒心を捕食モードに切り替える!

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タケチヨ釣りブログへようこそ。

春イカエギングシーズンがまもなく始まりますね。

アオリイカは今や誰もが知る堤防エギングで大人気のターゲットです。

その味はもちろんですが、なんと言ってもあの強烈な引きには誰もが興奮するのではないでしょうか。

 

さて今回は、「春イカに効くエギングアクション!警戒心を捕食モードに切り替える!」と題しまして、この時期に釣れる春イカの警戒心をうまく解き、エギをしっかり抱き込ませる(捕食モードに切り替える)ためのエギングアクションについてご紹介させていただきます。

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春イカの種類

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春イカとは、4月〜7月の産卵時期に釣れるイカのことを指しアオリイカ以外にも、コウイカ類(モンゴウイカ、ハリイカ、シリヤケイカ)なども全部まとめて春イカと呼びます。

 

春イカは産卵を控えた大型な親イカなので、警戒心が強く粗っぽいエギングアクションでは、簡単にはエギを抱きません。

春イカエギングのアクションは、丁寧にメリハリをつけたアクションを意識することが大切ですよ。

 

春イカに効くエギングアクション

春イカは産卵を意識しているため、産卵場所となる海藻帯(藻場)周辺にいることが多く、春イカを狙う場合はボトムを中心に攻めていきましょう。

 

①キャスト→エギをボトム着底

春イカエギングは、ボトムからアクションを始めることが基本ですよ。(根掛かりの多いポイントは除く)

②大きく3〜4回シャクリ

ボトムからエギを3〜4回大きなダートをさせながら跳ね上げ、およそ中層付近まで広範囲にエギをアピールしましょう。

春イカは遊泳力が高く10メートル離れた場所からでも一瞬でエギに距離を詰めてきます。

③丁寧なフォール

春イカの警戒心を捕食モードに切り替える瞬間とは、まさにこのフォールアクションにあります。

エギがボトムから跳ね上がり、最後のシャクリの後にエギがフォールに移行してから、「いかに自然に違和感なくフォールさせられるか」が春イカの警戒心を解く鍵となります。

 

加えて大きなシャクリがしっかりと決まれば決まるほど、丁寧なフォールアクションの効き目が倍増しますので、まさにシャクリとフォールアクションは2つで1つどちらも大切なエギングアクションです。

 

春イカに効くエギングアクションとは、このシャクリとフォールの動きにメリハリをつけて丁寧に行うことがポイントですよ。

 

アクションに変化をつけよう

春イカエギングでは、ワンパターンなアクションの繰り返しよりもアクションに変化をつけることで、警戒心の強い春イカを捕食モードに切り替えることができる場合があります。

  • 3回シャクリ→テンションカーブフォール
  • 2段シャクリ→テンションカーブフォール

僅かなアクションの変化が春イカの警戒心を解き、捕食モードに切り替わるきっかけになります。

 

シャクリとフォールのバリエーション
  • 小さく5回シャクリ→テンションカーブフォール
  • 小さく2回シャクリ→フリーフォール

エギのボトム着底から小さいシャクリアクションは、警戒心の強い春イカに特に効きます。

大きなシャクリで広範囲にエギの存在をアピールしつつ、再度エギをボトムに着底させた後、次は小さなシャクリアクションで再びエギを跳ね上げ、丁寧なフォールアクションでエギを抱かせる。

春イカの警戒心を無効化するには、シャクリやフォールのバリエーションを増やすことが大切ですよ。

 

 

自分の得意なアクションを見つけよう

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春イカは警戒心が強く違和感のあるエギの動きには反応はするものの、なかなか抱くまでには至りません。

不慣れなアクションをランダムに行うよりも、いくつか得意なアクションのパターンを見つけておき、得意なアクションをローテーションしながら行えばチャンスを逃さずに済みますよ。

  • 3回大きくシャクリ→カーブフォール
  • 2段シャクリ→フリーフォール
  • 小さなシャクリ3回→カーブフォール
  • 小さなシャクリ3回→フリーフォール
  • 2段シャクリ+小さなシャクリ2回→カーブフォール

上記のシャクリとフォールのアクションの組み合わせ以外にも、エギングアクションは沢山あります。

シャクリを始める前にどの得意なアクションをするかを決めておくと、失敗せずにスムーズにアクションできるのでチャンスも広がりますよ。

 

春イカはボトムステイで攻略

警戒心の強い春イカにはシャクリやフォールのアクション以外にも、もう一つ大切なアクションがあります。

それはボトムステイのアクションです。

ボトムステイとは、エギをボトムからシャクリ後、エギを再びボトムに着底させてからそのままエギをボトムに放置するエギングの基本テクニックの一つです。

 

春イカがエギに反応はするけど、フォール中に明確なアタリが出ないような場面でボトムステイはその威力を発揮しますよ。

5〜30秒間ぐらいを目安にボトムステイを使用してみてください。

ボトムステイは、春イカ攻略に欠かせないエギングアクションの一つなので、

シャクリとフォールのアクションと組み合わせて積極的に使ってみてください。

 

ボトムステイの注意点

ボトムステイは潮の流れが早いポイントでは、エギが流されてしまうので、根掛かりする可能性があり使用するときは注意してください。(根の少ないポイントで使用するか、流れの緩やかなポイントで使用するなど)

 

春イカはボトムステイでエギに反応した場合、その場でエギを居食いすることが多いので、アタリが出ない場合があり次のシャクリで春イカがエギに乗る(掛かる)ことがあるためボトムステイの後のシャクリアクションには十分注意しましょう。

 

 

おわりに

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いかがでしたか。

「春イカに効くエギングアクション!警戒心を捕食モードに切り替える!」についてご紹介させていただきました。

 

 

春イカは産卵を意識した大型のイカがほとんどのため、抜き上げは不可。

ギャフやタモ網は必須アイテムですよ。

年々アオリイカの釣果は減少傾向にあるそうなので、この産卵シーズンのエギングでは2杯メスが釣れた場合は、1杯をできればリリースをおすすめします。

私を含めたエギングをする一人一人が少し意識するだけで、アオリイカは年々増えていくのではないでしょうか。

そうすればエギングが毎年より楽しいものになるはずですよね。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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