Taketiyo釣りブログ

堤防からの釣りの話や釣れた魚の美味しい食べ方などをご紹介をします。

アオリイカが釣れない時の対処法!エギング一年目で結果を出すコツ!

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タケチヨ釣りブログへようこそ。

エギングで必要な道具を一式揃えて、いよいよエギングデビューの日、期待に胸を膨らませていざ釣り場に到着。

しまった…

リール忘れた。

寝る前にリールの巻き心地を楽しんでそのまま置き忘れて来てしまった。

エギングをする人なら一度はこんな経験ありますよね。

春から本格的に始まるエギングのベストシーズン、年に一度の堤防エギングの一大イベントがもうすぐ始まります。

この時期からエギングデビューをする初心者の方は非常に多く、お目当てのアオリイカを釣るために日夜、研究努力されている方もきっと多いはずです。

 

さて今回は、そんな日夜努力しているにもかかわらず、エギングデビューから未だに結果を出せずにモヤモヤしている方に向けて、「アオリイカが釣れない時の対処法!エギング一年目で結果を出すコツ!」と題しまして、私の経験も交えながら詳しく解説していきたいと思います。

アオリイカが釣れない時の対処法

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アオリイカを堤防からエギングで狙う場合は、アオリイカが回遊しているレンジ(水深)や餌を捕食する場所などを知る必要があります。

アオリイカは春と秋の2つのシーズンがあり、それぞれ回遊しているレンジに違いがありますので、そのあたりを意識してエギングすることも大切なことですよ。

 

春のアオリイカの特徴

春は産卵を意識したアオリイカ(親イカ)なので、藻場と呼ばれる海藻帯や岩礁帯周辺にアオリイカは着いて餌を捕食していることが多く、春の狙う場所は基本的にはボトムレンジ(海底)が中心です。

釣れない時ほど徹底して、ボトムを攻めていくことが春のアオリイカエギングのコツですよ。

 

春のアオリイカは警戒心が強くエギに反応は示すものの、なかなかエギを抱かずに釣れない時があります。

このような時の対処法は、ボトムステイを使うようにしてアオリイカの警戒心が薄れるのを待つと効果的ですよ。

ボトムステイの時間は3秒〜1分を目安に行い、流れの速い場所では、根掛かりする場合があるので注意が必要ですよ。

 

秋のアオリイカの特徴

秋のアオリイカは新イカと呼ばれる、夏頃に生まれた小さいサイズのアオリイカです。

好奇心旺盛で自分の体ほどあるエギにも、積極的にアタックしてくるほど餌を沢山食べているようです。

秋の狙う場所は広く、ボトムから表層直下まであらゆるレンジでチャンスがあるため、秋は数釣りが楽しめる時期でもあります。

秋は表層直下から順にレンジを下げて狙って釣ると、手返しも良く釣果が伸びるコツですよ。

 

秋のアオリイカが釣れない時の対処法は、ストラクチャー(障害物)付近を狙っていくことです。

秋のアオリイカはサイズが小さいので、他のフィッシュイーターに狙われる危険を避けるためにいつもストラクチャー付近に隠れて餌を捕食しています。

 

足元の岸壁の際や船の影やロープなど、あらゆるストラクチャー周辺にアオリイカが着いている可能性があるので、釣れない時はこのような場所を積極的に狙ってみてください。

 

シャクリすぎて釣れない

アオリイカエギングでは、シャクリばかりに意識が集中してしまいフォールが疎かになっている人を良く見かけます。

アオリイカは"シャクリでエギに反応させ、フォールでエギに抱かせる"これが基本になりますので、フォールのやり方が最も大切なため、エギが少しでも違和感のある不自然なフォールの動きをするとエギを抱こうとしません。

 

エギをボトムからシャクリを3〜4回したなら、エギを再度必ずボトムまでフォールさせるようにしてください。

アオリイカが釣れない時は、上記のようなフォールを丁寧にするように意識すると案外簡単にアタリが出たりすることがありますよ。

釣れない場所もある

アオリイカは釣れない場所もあるので、釣り人の居ないような実績のない釣り場所は避けるよう対処が必要ですよ。

確かに春や秋のアオリイカシーズンでは、ライバルの少ない釣り場所は一見魅力的に見えますが、やはり釣れない場所だから釣り人が居ない訳なので、このような釣り場所ではどれだけ頑張っても釣れないことになります。

アオリイカエギングは、アオリイカの釣果実績のある釣り場所(墨跡などが多数ある)で行うようにしましょう。

 

適正なエギのサイズ

エギのサイズは春は3.5号〜4号、秋は2.5号〜3号とその時期のアオリイカのサイズによって使い分けましょう。

春の大型なアオリイカは、一回の捕食でなるべく大きな餌を捕食しようとするらしく、小さいエギよりも大きいエギの方が有利な場面が多いですよ。

 

一方、秋の小型なアオリイカは自分の体ほどある餌よりも、小さい餌に好反応を示すため小さいエギの方が圧倒的に有利な場面が多いです。

アオリイカが釣れない時は、その時期に合わせたエギの適正なサイズを選ぶことが対処法として正解なケースは決して少なくありませんよ。

 

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エギのカラーの選択

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アオリイカは色盲らしく、色の識別はできないそうですが色の出す波長の識別はできるそうです。

したがって、明るい時間帯(昼間)はなるべくベイトに似たカラー(イワシなどはブルーカラー、エビやカニなどはレッドカラー)を使用すると良いですよ。

日中は光量も多いためフラッシングをしやすい金テープがセオリーですね。

 

朝マヅメや夕マヅメの薄暗い時間帯には、布地は派手なカラー(ピンク系やオレンジ系)下地のテープは、フラッシングをしやすい金などがセオリーとなりますが、釣れそうで釣れない時などは下地のテープをレッドカラーに変えてみると途端に釣れるなどの経験もあり、釣れない時の対処法としては有りかと。

 

夜釣りの時間帯では、常夜灯や月夜のような場面では光源があるため布地のカラーは、派手なカラー(ピンク系やオレンジ系)に下地はフラッシングしやすい金が定番ですが、レッドカラーなども定評のある下地のテープカラーです。

理由は、アオリイカからエギのシルエットがハッキリ見えるらしく、アオリイカの捕食スイッチを刺激するカラーだそうです。

 

私もアオリイカが釣れない時に良く使用するエギの下地のテープカラーですが、フラッシングが金テープよりも鈍い光になるため、今まで金テープでは反応しなかったアオリイカが、突然エギに反応するように釣れた経験が何度もあるため、釣れそうで釣れない時の流れを変えたい場面などの対処法としてよく使用しています。

 

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おわりに

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画像は、諦めないハートで釣ったアオリイカ。

いかがでしたか。

アオリイカが釣れない時の対処法についてご紹介させていただきましたが、アオリイカは釣れない時も必ずあります。

台風や長く続く大雨のあとなどは、海は濁り海水の塩分濃度にも影響するため、アオリイカが沖に逃げてしまいます。

このような場面では、どんなに釣れない時の対処法をしても釣果は上がりません。おそらく…

 

アオリイカは潮の満ち引きによる潮の状態も釣果に大きく影響します。

  1. 上げ潮の満潮前7分、下げ潮の干満前3分。
  2. 満潮から下げ始め、干満から上げ始め。
  3. 満潮潮止まり前、干満潮止まり前。

上記は、アオリイカが良く釣れる代表的な潮の状態ですが、この他にもアタリが出やすいタイミングは沢山あります。

大潮、中潮、小潮、長潮、若潮このサイクルで潮の動きは毎日違いますが、アオリイカが釣れない時は大抵潮は止まっていることが多く、逆に良く釣れるタイミングとは、大抵が潮の動き出しだったり、止まる前の一瞬活発な潮動きをした時などが挙げられます。

 

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アオリイカが釣れない時の対処法は沢山ありますが、最後に一番大切なのは諦めないハートですよ。

諦めたらそこで終わりですよね。

その諦めの悪いラスト一投こそが、エギング一年目で結果を出す一番のコツではないでしょうか。

それでは、今年もエギングで堤防にアオリイカの雨を降らせましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。