タケチヨ釣りブログへようこそ。
タコ釣りシーズンがもうじき始まりますね。昨年(2019)はタコ大爆釣の年となり、一年間タコを十分に食べ尽くすことができ大満足の一年となりました。
国産のタコはスーパーや魚屋さんで購入すると、キロ単価3000円程する大変高級な食材です。
私はそんな高級な食材に手が出ませんので、なんとかしてタコを食べる方法を考えていたら、ある日、"タコは自分で釣る"に限ることに気づきました。
タコ釣りは堤防フィッシングの中でも、初心者でも簡単にできる手軽な釣りです。近年その人気も高まり"オクトパッシング"と言うタコを専用のルアーで釣る釣り方が注目を集めています。
今回は、"タコ釣りの誘い方!簡単にマスターできるおすすめテクニック!"と題しまして、私がこれまでに経験した、タコ釣りでの小技(テクニック)を総まとめでご紹介させていただきます。
タコ釣りの誘い方!簡単にマスターできるおすすめテクニック!
タコ釣りの基本的な誘い方は2つのパターンがあります。"ズル引きの誘い方とリフト&フォールの誘い方"この2つの誘い方がタコ釣りでは定番です。
ズル引きの誘い方とは、ロッドで"さびく"やり方とリールを"ゆっくり巻き続ける"やり方があります。(さびくとは、ロッドを真横に構えてゆっくりロッドを後方へ引く動作。)
リフト&フォールの誘い方とは、ルアーを海底から1メートル程度持ち上げ(リフト)海底に再着底(フォール)させることです。
それとルアーをリフト後に"フリーフォールとカーブフォール"の2種類のフォールがありますが、釣り場の海底の地形によって選ぶことが大切です。
①フリーフォールとは、ルアーをリフトしたら糸ふけを回収せずにラインテンションをかけないフォールのさせ方です。
ルアーの動きはリフト後→真下にフォール。
②カーブフォールとは、ルアーをリフトしたら糸ふけを回収してラインテンションをかけたフォールさせ方です。
ルアーの動きはリフト後→手前へカーブしながらフォール。
①は根掛かりが多いポイントで有効な"点の誘い方"です。根の多い場所はタコ釣りの一級ポイントなので、このような場所ではフォールに角度をつけられないため、おすすめのテクニックとなります。
②は砂地や泥砂底などの根掛かりの少ないポイントで有効です。ルアーのフォール中にラインテンションがかかっているため、ルアーが海底に"再着底する直前のタコのアタリ"を感知しやすく、合わせのタイミングを見極めやすいのが特徴です。
ボトムステイ
タコ釣りでは近年専用のルアーが登場し、ボトム(海底)に放置するだけでタコが反応するルアーなどもあり注目を集めています。
タコは動くものに反応します。その反対に"動きを止める動作"に反応する場面も非常に多く、タコ釣りの誘いのテクニックのおすすめの一つです。
- ズル引き→ボトムステイ
- リフト&フォール→ボトムステイ
ボトムステイから再びルアーを動かすときは、ロッドを軽くさびきながらティップ(竿先)で聞いてみる(重みがあるか)とタコのアタリを明確に把握できタコ釣りの重要なポイントです。タコ釣りはタコのアタリを明確に把握することがとても大切です。
その理由は、タコに張り付かれないように合わせを入れるためで、"ボトムステイの後はタコがルアーに覆い被さっている可能性が高く"下手にルアーを動かすとタコは防御の姿勢を取り海底の岩などに張り付かれてしまいます。
ボトムステイの後は、必ずロッドのティップでタコのアタリを聞いてみるようにしてください。
合わせのテクニック(合わせの誘い方)
タコ釣りは合わせ方にも誘い方のテクニックがあります。タコは獲物を見つけると足を大きく広げて覆い被さり動きを封じ、抵抗して暴れる獲物には噛みつき毒の唾液を注入します。
タコの唾液には相手を痺れさせる毒があり、これは"タコの必殺の一撃"なのです。
タコ釣りの合わせのテクニックは、タコのアタリを感知したらロッドのティップを5回〜6回程度、軽くチョンチョンさせ"暴れて抵抗する誘い"を入れましょう。
タコの口は体のど真ん中にありますので、暴れて抵抗する獲物(ルアー)を逃すまいと必殺の一撃をルアーにお見舞いするためにタコは、"必ず口元にルアーを持っていきます"ので合わせがタコの身体のど真ん中で入れられます。
タコの最も太い足の付け根の部分にフックが掛かりやすくなるので、"バラしや張り付かれる"といったことが激減するタコ釣りの合わせの誘い方と言うテクニックの一つです。
おわりに
いかがでしたか。
タコ釣りの誘い方について、私が実際に意識して使っている実戦向きなテクニックをいくつかご紹介させていただきました。
タコ釣りの誘い方のテクニックとは、合わせを最高の状態で繰り出せるように考えながら行うことがポイントです。
釣り場の海底の地形を考えながら、根掛かりをしないようにタコを誘いアタリを感知し、"合わせの誘い"を使ってタイミングよく合わせを入れ一気に海底から引き離す。
今回ご紹介した記事が少しでも参考になれば幸いです。タコ釣りは、コツさえつかめば本当に簡単で時期によっては面白いように沢山釣れます。
是非、今年はタコ釣り"オクトパッシング"にチャレンジしてみてください。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。