タケチヨ釣りブログへようこそ。
エギングシーズンがついに開幕です。昨年に続き今年も記録更新に挑戦すべく、日々イメージトレーニングに励んでいます。
春と秋に堤防からエギングで沢山釣れるコウイカですが、意外とスーパーなどで高級な値段で売られていること知っていましたか。
今回は、そんなエギングでお馴染みの"コウイカのキロ単価や相場!コウイカ一杯の値段!"などについて調べてみましたので詳しくご紹介させていただきます。
- 8月が最も市場のキロ単価の値段が上がる時期
- 4月〜6月の産卵時期のキロ単価相場と値動き
- 9月〜12月の新子シーズンの値動き
- 1月〜3月のコウイカの相場キロ単価の値動き
- コウイカ/キロ単価/値段/相場/まとめ
8月が最も市場のキロ単価の値段が上がる時期
コウイカの市場のキロ単価の値段が最も上がる時期とは8月です。3500円/キロと値段がかなり高騰します。
コウイカには年に2度の旬な時期があり、春4月〜6月の親イカの時期と晩秋の9月〜11月ぐらいまでの新子の時期です。
8月にキロ単価相場の高騰する理由
なぜ8月のコウイカのキロ単価相場が高騰するのかというと理由は、8月のコウイカ(新子)の漁獲量が4月〜6月に比べて激減することが最もな理由です。
堤防エギングでも8月は確かにコウイカが全然釣れなくなりますよね。漁獲量が減るとキロ単価、相場の値段が跳ね上がるというわけです。
2018年度には、近年で最も高値の取り引き記録となり"1キロあたり8500円"という破格の値段の相場価格となったようです。
4月〜6月の産卵時期のキロ単価相場と値動き
コウイカが1年で最も漁獲量の上がる時期は5月です。この産卵時期のコウイカのキロ単価は、"1000円程度"と1年で最も下がります。
地域によってコウイカの取り引きの値段に違いがあるようで、東京や大阪などの都市部ではさらに高値で取り引きされているそうです。
春のコウイカの平均サイズは600グラムほどと考えると、この時期の"コウイカ一杯の値段は500円ぐらい"と考えられますね。
取り引き先とは?
春の時期に取れるコウイカは肉厚で味も濃厚、美味ではありますが、スーパーや魚屋さんなどに加えて居酒屋さんやお寿司屋さん、日本料理店など日本全国で幅広く取り引きされているようです。
9月〜12月の新子シーズンの値動き
コウイカの2つ目旬でもあるこの9月〜12月の新子のシーズンも漁獲量は沢山あるものの、春4月〜6月よりも漁獲量は2/3程度と少なくなります。
そのためこの時期の新子のコウイカのキロ単価(2019年データ)は、春よりも高値の相場となっています。
- 9月/2800円/キロ単価
- 10月〜12月/2000円/キロ単価
コウイカのキロ単価が2番目に高値な時期は、9月の新子のコウイカのシーズンで、特に9月の時期に取れる"寿司ネタ一貫程度の大きさ"のコウイカの新子は、味と歯応えのバランスが絶妙で大変人気があるそうです。
9月頃の新子のコウイカ一杯あたり100g〜200gとすると、"新子のコウイカ一杯あたりの値段は280円〜560円"となります。
新子の取り引き先
9月頃のコウイカの新子の主な取り引き先は、高級寿司屋さんや高級日本料理店、高級料亭や高級旅館などがあります。
春の親イカとは違い、スーパーや魚屋さんなどではあまり見かけません。小ぶりなコウイカ(新子)は処理が大変なので、一般家庭では需要が少ないことが考えられます。
一方、高級寿司屋さんを始めとした"職人の手によって調理されたコウイカ(新子)"は一般消費者の方に大変需要高く、そのため9月のコウイカの市場価格が跳ね上がるということです。
10月に入るとコウイカのキロ単価の値段が一気に下落し、"9月の半値ほど"になります。その後11月〜12月はキロ単価2000円前後と横這いの値動きをします。
1月〜3月のコウイカの相場キロ単価の値動き
年が明けて1月のコウイカの取り引き相場は若干下がり、"キロ単価の値段は1882円"(2020年度)となり2月〜3月は横這いながら若干下落(5%程度)していきながら、4月〜5月の最もコウイカの漁獲量が多くなる相場価格が下落する時期を迎えます。
コウイカ/キロ単価/値段/相場/まとめ
- コウイカのキロ単価、相場の値段が最も高値で取り引きされる時期は8月です。
- コウイカのキロ単価、相場の値段が最も下がる時期は4月〜5月の漁獲量が最も多い時期です。
- 春の親イカよりも秋の新子の方が、キロ単価、相場の値段が3倍近く跳ね上がります。
- 春のコウイカ(親イカ)1杯あたりの値段は500円/600g 秋の新子のコウイカの一杯あたりの値段は280円〜560円/100g〜200gとなります。
いかがでしたか。
春からエギングでお馴染みのコウイカの"キロ単価や相場の値動き"についてご紹介させていただきました。
今回の調査で春の親イカよりも秋の新子のコウイカの方が需要が多く、キロ単価、相場の値段が3倍近く高く取り引きされていることが分かりました。
コウイカは旨味が濃厚で刺身で食べることが定番ですが、天ぷらやフライ、バター炒め、など加熱調理でも驚くほど濃厚な旨味を楽しむことができますよ。
それでは、今年もエギングで堤防にコウイカの雨を降らせましょう。最後まで読んでいただきありがとうございました。