タケチヨ釣りブログへようこそ。
今回は、近年急速に人気が高まっている堤防タコ釣り(オクトパッシング)の"理想のベストロッド3選"についてご紹介させていただきます。
堤防タコ釣りロッドの選び方
堤防タコ釣りとは、使用する仕掛けによってロッドを選ぶ基準が違います。堤防タコ釣りで主に使用する仕掛けは、"テンヤ、タコエギ、ルアー(タコやん)、タコジグ"など4つの種類があり、それぞれウエイトやアクションに違いがあるので堤防タコ釣りのロッド選びは、"選択する仕掛けに合うロッド"を選ぶことがセオリーです。
自分の使いたい仕掛けや釣り方(誘い方)にそぐわないロッドを選んでしまっては、取り返しのつかないことになってしまいますよね。
堤防の際を徹底攻略するロッド
堤防タコ釣りで基本的に狙うポイントとは、堤防の際です。岸壁の隙間に潜んで餌を狙っているタコを攻略するには、垂直に仕掛けを落として狙う"点の釣り"が理想的な釣り方です。
この場合にはタコジグと呼ばれる"垂直の釣りに特化した仕掛け"を使用すると手返しが良く、効率的に堤防を探っていけますよ。
タコジグとは、堤防際の岸壁に張り付いているタコが足を伸ばして"仕掛けを手繰り寄せるアタリ"をティップで感知してから合わせを入れていく、タコ釣りの中でも割と繊細なやり取りが必要な釣りなので、"ティップ(竿先)は柔らかくバットパワーがあるタコロッド"が理想的な選び方になります。
タコジグを使用した堤防タコ釣りなら、エギングロッドやジギングロッドが"ティップの硬さが丁度良く代用できるロッド"なのでオススメですよ。
やはり、タコジグだけのためにタコ釣りロッドを購入するのは微妙なところなので、エギングやジギングなどと"兼用を視野に入れたロッド選び"が良いでしょうね。
堤防を広範囲に攻めるロッド
堤防タコ釣りの次なる攻略法が投げ釣りです。
20g〜30g程度のタコエギやタコやんと言った"タコ釣り専用ルアー"を使用して、堤防から広範囲に探る釣り方です。
"オクトパッシング"なんて呼び名が付くほどメジャーになりつつありますが、私自身もこのオクトパッシングにハマっていまして、おそらく堤防タコ釣りで"最も理性的な釣り方"ではないでしょうか。
多彩なアクションが求められるオクトパッシングでは、"ロッドの硬さ、長さ、パワーが平均的なロッドが一番扱いやすい"ため選ぶ基準となります。
堤防タコ釣りで万能ロッドと呼ばれるものは、このあたりのロッドのことなので堤防タコ釣りを本格的にはじめるのであれば、絶対に外せないロッド選びはこのオクトパッシングが基準となりますよ。
メジャークラフト
オクトパッシングは、キャストからズル引きアクションを中心にタコを広範囲に狙っていく釣りなので、ロッドの"ティップの硬さ、長さ、バットパワーが平均的"であるタコ釣りロッドを選びましょう。
メジャークラフトから発売の3代目クロスステージCRXは、キャスト時の飛距離、アクションのやり易さに加えタコを海底から引き剥がすバットパワーと"三拍子揃った堤防タコ釣り専用ロッド"です。
スピニング使用のロッドなので、P.E.1号程度のラインを巻いた3000番リールが一つあれば"兼用で使用することもできる"タコ釣りロッドですよ。
ダイワエギタコX 180
堤防タコ釣りロッドを選ぶときに注意する点は、タコのサイズも視野に入れて選ぶことも大切です。
2キロサイズが掛かることを想定するとベイトタックルは絶対に無視できません。
タコ釣り専用のベイトロッドとベイトリールなら2キロサイズのタコはもちろん、さらに上のサイズのタコとも堂々と"正面からパワー勝負が可能"ですよ。
堤防タコ釣りを真剣に極めたい方にとって、ベイトタックルとはまさに"ワンランク上"の理想的なアイテムです。
DAIWA極鋭エギタコ MH-172
"メタルキングの剣"とまではいきませんが、このタコ釣り専用ロッドの値段は伊達じゃありませんよ。
堤防タコ釣りの達人クラスを目指す人であれば、この"DAIWA極鋭エギタコ MH-172"のポテンシャルの高さを一度使用すればきっと分かるはずです。
堤防タコ100杯切り、1000杯切りも夢じゃない、"頑丈な設計に丈夫で長持ちする素材"タコ釣りアングラーの夢の神器であることは間違いありません。
ベイトタックル使用なので、タコ釣り専用のベイトリールと組み合わせる必要がありますが、思わぬ大物タコに遭遇した場合でも"全力で勝負できる"信頼の一本です。
ティップの硬さは、ルアー操作に適した硬めな調子で"一瞬でタコを海底から引き剥がす"全体的にガッチリとした設計です。
ロッドの長さは、堤防で取り回しの良い長さで"手返し良く足元から沖目まで広範囲"にテンポよく狙っていくことができますよ。バットパワーも文句なしです。
堤防タコ釣り理想的なロッド/まとめ
堤防タコ釣りでは、船釣りのように2キロを超えるタコが掛かることは稀なケースではありますが"7月〜8月の時期に限っては、3キロ近いとんでもない大物タコに遭遇する"ことがあります。
2キロを超えるタコへ真っ向からのパワー勝負を挑んでもスピニングタックルでは正直歯が立ちません。
スピニングタックルでは、スピニングリールのトルク(巻き上げ力)がどうしてもベイトリールよりも劣るので、大物が掛かった場合「乗った」と思った次の瞬間に張り付かれたなんてことが起こります。
タコ釣りとは、アタリに合わせを入れてから取り込みまでの"スピード勝負"です。
最初の合わせでタコを海底から持ち上げるパワーがないロッドでは、堤防タコ釣りで"理想的なロッド"とは呼べなませんよね。
ロッドの硬さ、長さ、バットパワー、さらに"リールのトルク"が加わることではじめて理想的なタックルが出来上がるというわけです。
釣りタコの正しい処理のやり方!美味しく食べるオススメ釣りタコ料理18品! - Taketiyo釣りブログ
それでは、堤防タコ釣りの理想的なロッドを手に入れて、今年もタコの大雨を堤防に降らせましょう。最後まで読んでいただきありがとうございました。