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アオリイカが堤防エギングで最も釣れる時期がもう間もなくやってきますね。
春と秋のアオリイカシーズン。私は、春の時期のアオリイカエギングの方が得意でして、毎年この時期はアオリイカのことばかり考えて仕事に身が入りません…
アオリイカのアタリがラインに明確に出た瞬間や合わせを入れた瞬間の、あのリールのドラグ音の興奮は何度味わってもやめられません。
そんな私もエギングを始めたばかりの頃は、コウイカばかりでアオリイカはなかなか釣れませんでした。
エギングでアオリイカが釣れないのには、釣れない理由がいくつか必ずあります。
今回は、アオリイカが釣りたくてウズウズしている方に向けて「アオリイカが釣れない人に改善して欲しい3つの注意点!」について、私のエギング初心時代を振り返りながら詳しく解説していきたいと思います。
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アオリイカが釣れない人に改善して欲しい3つの注意点
アオリイカエギングは、まずアオリイカがいる場所でエギングすることが大前提ですよね。
そのためには、春は4月〜7月の時期に秋は9月〜11月の時期にエギングするようにしてください。(特に春は5月、秋は10月がベストです。)
次にポイント選び。アオリイカの釣果実績のないポイントで、どれだけエギングしてもプロの方でも苦戦するはずです。
事前にポイントを調べてからエギングするとアオリイカは案外簡単に釣れますよ。
釣れない人の改善して欲しい注意点①
アオリイカエギングではエギのキャストの距離や狙う場所はとても大切ですよ。
釣れない方のエギのキャスト距離は短く、しかも狙う場所が悪いケースがほとんどです。
改善して欲しい注意点は、多少エギのキャスト距離は短くても海底の黒っぽくなっている場所(海藻帯や岩礁帯)を狙ってエギをキャストするようにしてみてください。
アオリイカは海藻帯や岩礁帯周辺にいることが多く、餌を食べる気満々なアオリイカほどそのような場所にいるのでアオリイカが釣れない人はこのあたりを改善してみましょう。
釣れない人に改善して欲しい注意点②
アオリイカエギングはエギのレンジ(誘う深さ)を把握すると釣果が劇的に伸びますよ。
釣れない人は、エギがボトム付近のレンジに到達する前にシャクリ始めたり、エギがボトムに着底しているにもかかわらずシャクラない(ボトムステイは除く)などが良く目立ちます。
改善して欲しい注意点は、エギをキャストして着水したら毎回カウントしておよそボトムを把握する癖をつけましょう。
アオリイカエギングは必ずエギをボトム着底させる必要はありませんが、最初のシャクリでアオリイカが釣れる確率は非常に高く、そのワンチャンスをものにするためには、ボトムを把握することはとても有利でこのあたりも意識して改善してみてください。
エギのカウントとボトム感知のコツ
- エギのフォールスピードと釣り場の深さを知ろう。
エギにはシャロータイプ/ノーマルタイプ/ディープタイプがあり、購入した際に箱の横に記載されているので参考にしましょう。
上の画像の右上にフォールスピード約6秒/mと記載されてますね。
6秒で1m沈むということなので、釣り場の海の深さが3m程度ならおよそ18秒、海の深さが5m程度ならおよそ30秒というわけです。
カウントしながら、「そろそろボトム着底するかな?」というときにフリーフォールならラインの動きに、テンションフォールなら手元の感触に意識を集中させて、毎回ボトム着底の感触を確かめるようにすれば上達も早いですよ。
釣れない人の改善して欲しい注意点③
アオリイカはエギのフォールでアタリが出ます。
シャクリの後エギがフォールに移行した直後からボトムに着底するまで(ボトムステイ中にも)にアオリイカがエギを抱きにきます。
アオリイカが釣れない人は、エギのフォールが正しくできていない人が目立ちます。
改善して欲しい注意点は、まさにシャクリとフォールのメリハリです。
シャクリが多少ぎこちなくても、ロッドを上に煽ればエギは海面の方向に浮き上がりますので、アオリイカは反応します。
問題は、シャクリ後のフォールをしっかりと分けて、メリハリをつけて丁寧にするように改善してみてください。
【エギング入門者必見】YAMASHITAアオリイカエギング入門
フォールの種類と注意点
- テンションカーブフォール。
- テンションフォール。
- フリーフォール。
1.のテンションカーブフォールはエギングの最もアタリが明確に手元に伝わる基本のフォールのやり方で、シャクリ後は素早く糸ふけを回収しロッドを下げてアタリを待ちます。
注意点は、シャクリ後の糸ふけの回収を素早く行うことと、糸ふけを回収し過ぎないことフォール中にロッドを動かさないことです。
2.のテンションフォールも1.と同じく糸ふけを回収し過ぎないこととフォール中にロッドを動かさないことです。
注意点は、1.のようにラインを張らずに海面にラインを垂らすぐらいのテンションをキープしながら、エギをフォールする必要があり1.よりも少し難易度が高いです。
3.のフリーフォールは、シャクリ後に糸ふけの回収はせずにエギを潮の流れに乗せ自然にフォールさせるやり方です。
注意点は、1.と2.よりシャクリ後はロッドを下げるだけで良いため、簡単そうに見えますがアタリをラインの動きのみで判断する必要があるため難易度はかなり上がります。
選んだフォールの種類にあった正しいフォールのやり方を丁寧に行うように意識すれば、アオリイカは必ず釣れるようになるはずです。
諦めずに1.のテンションカーブフォールから順に練習してみてくださいね。
シャクリ後は素早くフォールに移行し、ボトムに再着底したら再びシャクリ。
シャクリとフォールをしっかりと分けて、メリハリをつけて行うように注意してみてください。
おわりに
いかがでしたか。
「アオリイカが釣れない人に改善して欲しい◯つの注意点」について解説させていただきました。
アオリイカはコウイカと違い警戒心が強いためちょっとしたエギの動きで違和感を感じるとエギを抱かないことが多々あります。
人の気配にも敏感で海面を覗き込むなどはあまりしない方が良く、夜釣りで海面をライトで照らしたりはもってのほかです。
アオリイカは、朝マヅメ、夕マヅメ、夜釣りが一番活発に回遊し餌を捕食するため釣れない人はエギングする時間帯にも注意してみてください。
上げ潮の潮7分や下げ潮の潮3分のタイミングなどもアオリイカが釣れやすい潮のタイミングですので、このような時間帯を積極的に狙っていきましょう。
アオリイカは大型に成長するイカなので、タモ網やギャフといった装備は必須であり抜き上げは大型なアオリイカになると不可能です。
無理してせっかくの獲物を逃さないように…
それでは、今年もエギングでアオリイカの雨を堤防に降らせましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。