タケチヨ釣りブログへようこそ。
コウイカを堤防から手軽に狙うことができるエギング。春と秋のハイシーズンには、堤防の至るところでコウイカの墨の跡を目にします。
堤防エギングでお馴染みのコウイカには、一般的に3種類のコウイカがいます。
- ハリイカ(上の画像)
- モンゴウイカ
- シリヤケイカ
どのコウイカもその見た目のイメージから想像できないほど美味しいイカで、特にハリイカの新子(秋に釣れる子イカ)などは東京をはじめとした関東圏では、1キロ4万円という破格の値段で取引されるほど人気の高いイカなのです。
さて今回は、「コウイカのエギングアクション!シャクリ方より大切なのはフォール!」と題しまして、これから堤防エギングにチャレンジされる方やさらなるコウイカの釣果アップを目指す方に向けて、詳しく解説していきたいと思います。
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コウイカのレンジ(水深)
コウイカをエギングで狙うには、まずコウイカがどのレンジ(水深)にいるのかを知ると釣果が上がりやすいですよ。
コウイカは基本的に砂地や泥砂底を好み、そのような海底の砂の中に隠れるようにして餌を待ち伏せしていることが多く、そのためエギングアクションはボトムレンジを中心に攻めることが大切です。
コウイカのエギングアクション
コウイカのエギングアクションとは、エギをキャストしてボトム(海底)に着底させ、糸ふけを回収してから開始します。
ボトムからエビが跳ね上がるイメージで、エギを2〜3回程度シャクリその後フォールアクションに移行します。
キャスト→ボトム着底→糸ふけ回収→シャクリ
コウイカはボトムから跳ね上がるエギを見つけると素早く近寄ってきて、エギのフォールアクション中にエギにアタックしてきます。
シャクリ方よりフォールアクションが大切
コウイカのエギングアクションで最も大切なのはフォールアクションです。
フォールアクションがシャクリ方より大切な理由とは、コウイカはエギのフォールアクション中にエギにアタックするので、正しいフォールアクションができないとコウイカはエギを抱くのを躊躇してしまうからです。
コウイカはエギをシャクらなくても、ただ巻きリフトアクション(リールを巻くだけ)からのテンションカーブフォールだけでも十分な釣果を得られます。
コウイカのエギングアクションとは、シャクリ方よりも正しいフォールアクションを意識することが非常に大切ですよ。
フォールアクションの種類
コウイカのエギングでは、正しいフォールアクションが大切です。正しいフォールアクションとは、エギを違和感なくフォールさせることでしてエギングする場所の潮の速さ(強さ)、流れの方向などに適した正しいフォールアクションを選択するということです。
- テンションカーブフォールアクション
- テンションフォールアクション
- フリーフォールアクション
上の3つがエギングのフォールアクションですが、それぞれに特徴があり釣り場によって使い分けるようにしましょう。
フォールアクションの使い方
テンションカーブフォールとは、シャクリの後に糸ふけを回収してエギにラインテンションをかけながらフォールされるアクションです。
最もアタリの取りやすいフォールアクションで、潮の流れの緩やかな釣り場ではこのフォールアクションが一番有効ですよ。
テンションフォールとはエギにわずかにラインテンションをかけて行います。緩やかなカーブフォールと考えてください。
ラインテンションが少ない分エギは潮の流れに多少乗りながらフォールするため、多少流れがある釣り場で有効なフォールアクションですよ。
フリーフォールとは、シャクリの後に糸ふけを軽く取ったらラインを出しながら行うフォールアクションで潮の流れが早い釣り場で有効です。
潮の流れに乗せながらシャクリ→ラインを出しながらフォールを繰り返すため、キャストでは届かない沖のポイントを攻められることがこのフォールアクションの特徴です。
おわりに
いかがでしたか。
「コウイカのエギングアクション!シャクリ方より大切なのはフォール!」についてご紹介しました。
コウイカは墨の威力がハンパなく一杯釣れると海中に大量の墨を吐きますので、キャストするポイントを毎投変えると入れ食いが継続しやすいですよ。
コウイカはシャクリ方よりフォールアクションのやり方が大切です。多少シャクリ方がぎこちなくても違和感なくフォールアクションができさえすれば、大抵釣れますので安心してください。
それでは、今年もコウイカエギングで堤防にコウイカの雨を降らせましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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