たけちよ釣りブログへようこそ。
天ぷらと言えばやはり"エビ"と答える人が大多数を占める私たち日本人ですが、うどんのトッピングに関しては「ゴボウと答える人が多いはずだ」と、勝手に思い込んでいるのはきっと私だけですよね。
いやぁ私ですね。毎週日曜日にうどん屋さんで必ず朝食?(11時ぐらい)を取っているのですが、99%ごぼう天うどんを食べるほど、うどんのトッピングはゴボウが一番だと思っているんですよ。
はい、今回はイカの件でしたね。
「サクッと柔らかいイカの天ぷら!小麦粉と水の割合|油の温度!」についてご紹介させていただきます。
サクッと柔らかいイカの天ぷらの作り方
イカの天ぷらで一番注意する点は3つあります。
- 衣(小麦粉と水の割合)
- 油の温度(150〜170℃)
- 揚げる時間
この3つをおさえていればサクッと柔らかいイカの天ぷらが作れます。
揚げる時間についてはイカの切り方で若干変わります。"隠し包丁を入れる、入れない"でも変わりますし、削ぎ切りなのか真っ直ぐ切り落とすのか、"身の厚みや切り落とす幅"などによっても左右されます。
小麦粉と水の割合
天ぷらの衣は基本的に"小麦粉1に対して水1"です。衣の色つけに卵黄を入れます。
例えばイカの天ぷら2人前であれば、小麦粉50gに水50ccこれが基本になります。
ただし、この天ぷら衣の割合は硬めでしっかりした衣なので主に野菜などに使ったり、揚げてからある程度"時間が経って食べるときなどに使う衣"に適しています。
イカの天ぷらを揚げたて熱々をサクッと食べる場合の衣の割合は水がやや多め、小麦粉50gに対して水の量は60cc〜70ccのようになります。
さらに、このように薄い衣でサクッと揚げる場合は食材に打ち粉をすることが絶対必要になります。打ち粉とは、衣を潜らせる前の段階であらかじめ"食材に小麦粉を付けておく"ことです。
こうすることで食材から出る"余分な水分を吸収"しつつ、薄い衣と食材がしっかりと繋がりサクッとした食感に仕上がります。
天ぷらに適した油の温度
イカの天ぷらだけに限らず、天ぷらを揚げ始めるときの油の温度は"150以上が鉄則"になります。
油の温度は材料を油に入れた瞬間から一気に下がります。"150〜170℃付近を保つ"ように火力を強火にしたりして、材料の入れ過ぎにも十分な注意が必要です。
油の量に対して"半分程度の材料を入れる"ように意識すると良いですよ。
150〜170℃の油の温度で揚げ始め、揚げ終える。これが天ぷらに適した基本の油の温度です。
揚げる時間と油から取り出す目安
この解説が一番悩みます。
まず、イカの天ぷらには"隠し包丁を格子状に入れて、幅を広く真っ直ぐにカットしたもの"に限定してご説明します。
隠し包丁を入れる理由はイカの繊維を切ることで"食感が柔らかくなる"ことと同時に、火が入りやすくなるため揚げる時間の短縮にもなります。
したがって、衣が焦げたりといった"揚げ過ぎる"ことがなくなり"衣がサクッと中は柔らかいイカの天ぷら"になるという訳です。
イカに火が入ると必ず油に浮いてきます。
揚げ始めの大きな泡から"だんだん小さな泡に変わる"につれ、イカの天ぷらが油に浮いてきますので箸でひっくり返しながら衣の硬さ(サクッと感)やイカの揚がり具合を判断します。(水分が泡の正体)
揚がり具合の目安としては、油に浮き揚がってから3〜5秒後にイカの天ぷらを箸で少し油から持ち上げたときに、"何となく軽くなった感じ(イカからほどよく水分が抜けている)"であれば油から上げてください。
少し早くても"余熱で"火が完全に入りますよ。
イカの天ぷらを揚げる時間と油から取り出す目安として参考にしてみてください。
- 油に浮いてきたら3〜5秒の間箸で返して待つ。
- 箸で油から上げ衣がサクッとなり軽くなった感じ。
- 余熱で完成させる。
おわりに(まとめ)
- サクッと柔らかいイカの天ぷらは衣と油の温度。
- 小麦粉と水の割合は1:1が基本。
- すぐ食べる、食べない時の衣を使い分ける。
- 揚げる油の温度は150〜170℃の間を保つ。
- イカに格子状の隠し包丁。
- イカを幅広く真っ直ぐに切る。
- 小さな泡に変わってイカが浮いて3〜5秒。
- 天ぷらは余熱で完成させる。
いかがでしたか。
"サクッと柔らかいイカの天ぷら!小麦粉と水の割合|油の温度!"についてご紹介させていただきました。
文章では理解しきれない部分もあると思うので、実際にイカの天ぷらを作るYouTube動画を下にリンクしておきます。↓
イカの天ぷら2人前程度を自宅の台所で作りました。実際の調理時間を大幅に短縮編集した動画なので、お暇なときにでも是非参考にしてみてください。
尚、分からない点などご質問等ございましたら、お気軽にコメント欄の方から宜しくお願いします。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。