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春から本格的に始まるエギングシーズンでは、コウイカは大変喜ばれるお土産(食材)ですよね。
ハリイカ(松葉イカ)、モンゴウイカ、シリヤケイカ。この3種類のコウイカが一般的な堤防エギングで釣れるコウイカの種類ですが、それぞれのコウイカには味の特徴があります。
刺身(生食)が美味いハリイカ。
天ぷらが美味しいモンゴウイカ。
炒め物が美味いシリヤケイカ。
などなど、人によって味覚も違うため一概にこの食べ方が一番美味しいと決めつけるのは難しいことではありますが、それぞれのイカを同じ料理にして食べ比べてみると誰でも意外と味の違いに気付くものです。
そこで今回は、タケチヨ釣りブログ管理人である私の元板前の経験を生かして「コウイカの人気おすすめの食べ方3選!捌き方や料理のやり方!」について、丁寧に分かりやすくご紹介させていただきます。
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コウイカの人気おすすめの食べ方
冒頭でも少しご紹介しましたが、一般的なコウイカは3種類あります。
コウイカの種類によっては食べ方(料理)に向き不向きがありますので、それぞれのコウイカの"味の特徴などに合わせて"食べ方(料理)を決めることがとても大事になります。
コウイカの刺身(生食)美味いのはハリイカ
コウイカのおすすめの食べ方で一番人気なのが刺身(生食)です。
ワサビ醤油、ポン酢、塩ごま油などと非常に相性も良く、"濃厚で癖のない味"が人気の理由です。
コウイカの中でも刺身(生食)に向いているイカは、"ハリイカ"と呼ばれる種類のイカが一番人気があっておすすめです。
釣りたてのハリイカは、コリコリした身の食感が特徴的でありながら、癖のない程良い甘みが人気の理由で身の厚さも丁度良く、刺身で食べて"くどさを感じない"ところもこのハリイカの特徴です。
刺身は一晩寝かせる
刺身のおすすめの食べ方は、ハリイカの刺身は"一晩寝かせる"と旨味が増します。
キッチンペーパー等に包んで水気を取りながら、冷蔵庫で一晩寝かせてから刺身にすれば最高に美味しくなりますよ。
賞味期限は"5度以下の冷蔵保存で2日ほどを目安に"してください。
一度冷凍する
ハリイカは一度冷凍すると繊維が崩れて旨味がアップするのでおすすめですよ。モチっとした食感に変わり濃厚な旨味が口いっぱいに広がりますよ。
ハリイカに"ピッタリと直接ラップして冷凍庫で一晩"寝かせます。解凍するときは自然解凍もしくは、流水解凍して水気をキッチンペーパー等できれいに拭き取り刺身にしてください。
冷凍保存すれば3ヶ月ほど刺身でも問題なく、味を損なわないので"沢山釣れたとき"などは特におすすめの食べ方です。
コリコリの食感を楽しむ
ハリイカの刺身の食べ方で人気なのが、"食感を楽しむ"おすすめの食べ方です。
旨味よりも"コリコリした食感が好きな方におすすめ"の食べ方で釣ったハリイカを生き締めしてから、"その日のうちに"刺身で食べればコリコリしたあの食感が楽しめますよ。
刺身にする時のポイント
コウイカの身の表面(外側)は硬い繊維に覆われていますので、隠し包丁を数ミリ間隔に入れて繊維を断ち切ると食べやすくなります。
コウイカの天ぷら濃厚な味ならモンゴウイカ
イカの天ぷらでも特に人気でおすすめなのが、モンゴウイカの天ぷらです。
どうしてモンゴウイカが天ぷらに向いているのかと言えば、コウイカの中でも"味が一番濃厚であり、加えてコウイカの中でも一番肉厚"だからです。
刺身でも美味いのでは?
いいえ。モンゴウイカは刺身だと味が濃厚過ぎる分、旨味の中に"若干の癖"があります。
油で加熱することで余分な水分とともに、その若干の癖を飛ばすことができます。
他のコウイカよりも肉厚な分、噛むことでジューシーな旨味が楽しめる点においても、"モンゴウイカは天ぷらが一番美味しいおすすめの食べ方"なのです。
天ぷらの下処理
モンゴウイカは肉厚です。イカは加熱すると身が硬くなりますので美味しい天ぷらを作るには下処理が重要となります。
表面に格子状の隠し包丁を入れることで、肉厚のモンゴウイカの"身が硬くなるを防ぐ"ことができるのでおすすめですよ。
さらに、イカは表面が硬い繊維に覆われているので一口大に切り分ける際は"削ぎ切り"がおすすめです。そうすればモチモチした柔らかくてジューシーな美味しい天ぷらに仕上がりますよ。
(削ぎ切りとは、包丁の角度を斜めにして切り分ける切り方です。)
詳しくは動画を参考にしてみてください。新鮮なイカを使った旬のイカ天は絶品ですよ。
コウイカの中でも特に肉厚で旨味の強い「モンゴウイカ」はイカの天ぷらが一番おすすめの食べ方ですよ。
肉厚なモンゴウイカは噛むたびに広がる「旨味の量が多い」ことが美味しさの理由です。※刺身だと"少し癖が強い"といった印象を受けました。
シリヤケイカは炒め物料理におすすめ
コウイカの中で人気が劣るシリヤケイカですが、"身が硬い、旨味が薄い"など様々な意見を良く耳にします。
シリヤケイカはハリイカやモンゴウイカのような人気おすすめの食べ方も特にはないようですが、私の個人的な意見としましては"炒め物などの具として調味料を使用する料理"なら美味しく頂けるのでおすすめします。
ちゃんぽん/焼き飯
シリヤケイカは確かに旨味が薄く、身が硬いのが特徴です。美味しく頂ける定番料理と言えば、ちゃんぽんの具、焼き飯の具などのように単体の材料で食べるのではなく、"その他の食材と調味料を使用して上手く組み合わせて食べる"ことが美味しく頂けるおすすめの食べ方になります。
高温の油で素早く炒めることで、身が硬くなりすぎるのを防げますし同時にシリヤケイカの味の癖(臭み)も飛びます。
塩コショウや少量のニンニク、炒め物の仕上げに鍋肌へ醤油をひと回し入れたりすればシリヤケイカの身に味もしっかり入るため、"シリヤケイカの旨味の薄さもしっかりカバーできます"のでとてもおすすめの食べ方です。
細かくカットして冷凍保存すれば、長期間使用できますし時間のないときなどの"時短料理"にも非常に便利ですよ。
コウイカ人気おすすめ時短料理
- 八宝菜
- 中華丼
- 皿うどん
- 焼きそば
- お好み焼き
- シーフードカレー
- アヒージョ
- パスタ(ペペロンチーノ系)
上記のメニューは以前、"私が勤めていた寿司屋でとても人気でおすすめの食べ方(まかない料理)"です。
コウイカは小さくカットして小分けに冷凍保存しておけば、色々な料理に手早くそのまま使用できるので時短料理にとても便利ですよ。
コウイカの捌き方を動画でマスター
イカの中でも変わった風貌のコウイカ。硬い甲を持つコウイカは、捌き方にもその他のイカとは若干違いがあります。
何度かチャレンジすればすぐに覚えて慣れますので、まずはその"正しいコウイカの捌き方"を動画で見てマスターしましょう。
コウイカのしゃぶしゃぶを作ったときの動画を貼っておきます。チャンネル内にコウイカの簡単で分かりやすい捌き方の動画もありますので、お暇なときにでも是非一度覗いてみてください。
新しいコウイカの食べ方を最近発見したのですが、「コウイカのキムチ炒め温玉乗せ」をやってみましたが、こちらも抜群に美味しい食べ方だと実感しました。
コウイカの中でも、旨味の若干弱い「シリヤケイカ」なら絶対におすすめな食べ方ですよ。
コウイカの濃厚な肝も使用した動画なので、肝の扱い方を知らない方は、是非ご覧になってみてください。
おわりに
いかがでしたか。
「コウイカの人気おすすめの食べ方3選!捌き方や料理のやり方を丁寧にご紹介!」についてご紹介させていただきました。
コウイカの種類によって食べ方を変えれば、それぞれのイカの良さを最大限に引き出すことができます。
「このコウイカはイマイチ美味しくないなぁ」
「前回食べたコウイカは美味しかったのになぁ」
と言うような経験に心当たりがある方は是非、今回のコウイカの人気おすすめの食べ方を参考にして、"コウイカの種類に合わせたおすすめの食べ方"を実践してみてください。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。