Taketiyo釣りブログ

堤防からの釣りの話や釣れた魚の美味しい食べ方などをご紹介をします。

オコゼの安全な締め方!危険な毒針の位置や本数をスッキリ解消!

たけちよ釣りブログへようこそ。

堤防で釣りをしていてたまに"奇妙な顔をした魚"が釣れた経験ありませんか?

一言でいうならブサイクな魚。背ビレに張り出た無数の棘(トゲ)は見るからに「絶対毒ありますよね?君?」ってぐらいに毒々しい雰囲気の模様をした魚です。

実は本当にヤバい毒針を持った超危険な魚なんですよ。怖怖〜

「そんな危ない魚はさっさと海に返しちゃえ。」基本これが一番安全なんですが、"めちゃくちゃ美味しい高級魚"と知ればそうはいきませんよねぇ。

そこで今回は、「オコゼの安全な締め方!危険な毒針の位置や本数をスッキリ解消!」と題しましてオコゼの捌き方から、美味しいオコゼの味噌汁の作り方などの動画と共に詳しくご紹介させていただきます。

 

オコゼの安全な締め方を動画でマスター

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オコゼは背ビレに毒針があり、その本数は16本です。私の知る限りでは"個体差"もあるようでして、"16本以上"ある場合もあるようです。

オコゼを捌くときは、はじめにキッチンバサミで背ビレの毒針を"全て切り落としてから"作業すると安全に捌けますよ。

「オコゼの毒針は16本」と決めつけるのではなく、もしかするとまだあるかも知れない…と慎重にオコゼのボディーチェックをおこないながら、怪しい部分は全てハサミでカットするくらいの"慎重さ"があればまず毒針に刺される心配はありません。

胸ビレ|エラに毒針はあるのか?

私の経験上では、"胸ビレ、エラ"の各部分で毒針らしきものは一度も確認したことはありません。

絶対安全とまでは言いきれませんが、オコゼを強く握ったり指や手のひらでむやみに押さえつけたりはしない方が安全です。

背ビレ以外の場所も慎重にそして優しい"ソフトタッチで毒針の有無をチェック"してください。もちろん怪しい部分はハサミで切り落とします。

下の動画では、背ビレ16本を切り落としただけのオコゼを素手で捌きました。今回捌いたオコゼには、色んな持ち方や色んな部分を指で触ってみましたが、背ビレ以外には毒針はありませんでした。

初めてオコゼを捌く方は"作業用の手袋"(軍手)を、包丁を握る手の"反対の手に着用"することをおすすめします。滑りにくくなり怪我を防ぐことができますよ。

ワイヤーで神経を抜くと"死後硬直を遅らせる"ことができます。脳締めと血抜きの処理だけでも味にかなりの差がでますので、是非ためしてみてください。

脳締めの際は包丁の先端でオコゼの急所が"十字"になるように、二回に分けて切り込みます。オコゼの"口がポカンと開く"ことが脳締め成功の合図になります。

オコゼの捌き方|下処理(味噌汁)

オコゼの味噌汁は捌いてそのまんま味噌汁にしても美味しいですが、やはり正しい下処理をしてから味噌汁にする方が"3倍美味しく"仕上がります。

今回のオコゼにはマコ(卵)がたっぷり入っていたので、味噌汁に入れて美味しくいただきました。

たまに入っているマコは今回超ラッキーでした。笑

おわりに

いかがでしたか。

オコゼはご家庭ではあまり馴染みの少ない魚ですよね。堤防釣りでせっかく釣れたオコゼを逃してしまうなんて勿体ないです。

少し手間はかかりますが、面倒な作業をしてまで食べる価値は十分すぎるほどありますよ。本当に美味しい魚なんです。

是非、動画を参考にして新鮮で美味しいオコゼの味噌汁を作って食べてみてください。オコゼを今まで逃してきた自分に少し後悔してしまいますよ。それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。