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船釣りでしか釣れないような大物が堤防から釣れるなんて、今から20年ほど前、当時の私はある釣り雑誌に書いてあった"泳がせ釣りのやり方"の記事を読み、いつもの釣り具屋さんに行って「ヒラメ泳がせ釣り専用針|トリプルフック移動式」を購入。
当時値段が400円するかしないかぐらいでした。20代前半の私からすれば「ちょっと高いなぁ」って印象でしたね。
泳がせ釣りには初挑戦でしたが、その頃はシーバスゲームをやっていたので"10フィート近い中古のシーバスロッド"に4000番の安物リールとナイロンライン5号を使用して大物とゴリゴリのパワー勝負をやっていたので、泳がせ釣りのタックルにそのまま"シーバスタックル"を代用することにしました。
泳がせ釣り「安いけど使える」ロッド6選(大物狙い)
10フィート近いシーバスロッドと安物の4000番リールにナイロンライン5号、400円程するヒラメ泳がせ釣り専用の仕掛けで挑んだ最初の日より、目から鱗が落ちるような好釣果の連発でした。
5月〜12月頃まで釣れない日はありません。"マゴチ67cm、ヒラメ57cm、シーバス80cm、アコウ55cm、チヌ48cm"とどれも大物ばかりです。
特にマゴチとヒラメに限っては日に2〜3匹は釣れるといった驚きの釣果に私はすっかり"泳がせ釣りの魅力"にハマることとなり、馴染みの釣り具屋の店長さんに"泳がせ釣りに使える安いロッド"はないか尋ねることになりました。
店長さんは人柄の良さが評判で私の要望を心良く引き受けてくれ、店長の"イチオシするロッド"について話をしてくれました。
「たけちよさん。泳がせ釣り(海)で使用する釣竿(ロッド)は、"安いだけ"じゃ絶対にダメですよ。大物に負けないパワーはもちろん、さらに"丈夫で長持ちする素材や加工"が大切なんですよ。」
その話の後、店長がイチオシする泳がせ釣りで大物を狙う"安いけど使えるロッド"を実際に売り場で手に取りながら丁寧に私に紹介してくれました。
ビックシルバーファイト(入門者)
店長が最初にイチオシしたのが、"ビックシルバーファイト"という大物のシーバスにも対応ができるお店で一番安いシーバスロッドでした。
私は似たようなシーバスロッドを泳がせ釣りに代用していたので、このロッドを購入までには至りませんでしたが、こちらのロッドはデザインも全体的な作りも値段以上のものを感じました。
とりあえず、泳がせ釣りができる"安くて丈夫なロッド"をお探しの方なら迷わずビックシルバーファイト9.0フィートを手にしておけば、泳がせ釣り大物狙いは簡単に達成出来るでしょうね。入門者さんには特におすすめなロッドですよ。
リバティークラブ(万能ロッド)
「好きな釣りメーカーはありますか?」店長はそう私に質問しながらダイワの人気万能ロッドで知られる"リバティークラブシリーズ"のシーバスロッドを手渡してきました。
ロッドを持った最初の印象は"めちゃくちゃ軽い"です。9.6フィート(約3メートル)とやや長めでリールシートやラインガイドも高級感があり、見るからに"頑丈な作り"にも関わらず人差し指一本で支えられるほどの軽さです。
ダイワメーカーが好きな方には、このロッドがイチオシです。泳がせ釣りはもちろん"サビキ釣りにも代用"できる万能ロッドの代表ですよ。
しかも、丈夫で長持ちする"素材と加工"もされているので安心して泳がせ釣りで大物を狙っていけるでしょうね。店長がおすすめする理由がこのロッドを手に持ってみた瞬間によく理解できました。
ルアーニスト(コスパ最高)
ダイワメーカーのロッドでコスパ最高と呼ばれているのが"ルアーニスト"9.6フィートです。シーバスはもちろんハマチなどの青物にもパワー負けしない強いロッドとのこと。
店長いわく「リバティークラブに負けてない…」ポツリと一言。デザインなど細かいところは安い分だけ劣るとのことのようでしたが、泳がせ釣りで大物を狙うには十分過ぎるポテンシャルとの評価でした。
私の感想としては5千円を超えるロッドになるとロッドの素材、ラインガイドの素材、リールシートなど防錆加工が施されているため劣化しにくく、丈夫で長持ちしやすい印象を受けました。
店長は私に「安物買いの銭失い」とはよく言ったもので、ロッドやリールなんかは"ある程度の予算をかけた方が"長い目で見てちゃんと得をするようになっていますよ。と言って、次のロッドの場所へと向かいました。ダイワ好きの方ならこの"店長のイチオシ話"を聞いたら多分コレに決めてますね。
ルアーマチック(コスパ優秀)
店長は次にメーカー"シマノ"の泳がせ釣り大物狙いのロッドをご紹介してくれました。先程のダイワコスパ最高の泳がせ釣りロッドのルアーニストとほぼ同格となる"シマノ|ルアーマチック90ML"(9フィートミディアムライト)ミディアムとは、ロッドティップ(竿先)が柔らかめな使用という意味でして、魚のアタリを"乗せやすい、弾きにくい"といった特徴があります。
泳がせ釣りでは大物の魚が生き餌を"丸呑みするアタリ"を拾っていくことになるので、Mミディアムよりは"MLミディアムライトの方が適したロッド"と店長はしきりにこのロッドで私をたたみかけそうになりましたが、人の良い店長は「とりあえず全部見てから選んだ方がいいですよね。」って、次のロッドを手に取りました。
私もこのロッドを持ってみて感じたんですが、デザイン的な違い以外はダイワのルアーニストと本当に同じような気がしました。シマノが好きな人にはコスパも良くて安心できるロッドですよ。
ソルティーアドバンス(万能ロッド)
店長イチオシロッド5本目は"シマノ|ソルティーアドバンス"90ML〜106Mです。ランカークラスのシーバスを想定して設計された、まさに泳がせ釣り大物狙いには持ってこいのロッドです。
足場の高い堤防などでも対応できるロングロッド、"10.6フィート(3.2m)"まで取り揃えていました。
店長「長いロッドほど大物の引きの強さを吸収して、魚の体力を削れるので"やり取りが楽"になるんですよ。さらにリールのドラグ調整と合わせると"ロッドの性能はより高く"なり大物の強烈な引きすらまるでフナ同然に対処することができますよ。」
ソルティーアドバンスはロッドの捻れを防ぐカーボンテープをクロスにコーティングする加工がされていて、釣りのあらゆる場面で生じるロッドの違和感を最小限に抑えています。
キャストした後、合わせを入れた瞬間、魚なエラ洗いの瞬間、風の影響…etc
…安いけど使えるロッドとは、こういうロッドのことを言うんですね。
大阪漁具OGK|エコタマン(パワーロッド)
泳がせ釣りだけでいい…泳がせ釣りで大物を釣り続けたい。そんな、泳がせ釣りに全集中する方に店長が本気でおすすめするロッドは"OGK|エコタマン"です。
このロッドの粘りとパワーは、そこいらの流行りの釣竿とは比べものにならないほどなんだそうです。"カーボン素材を多く使用"していることもあり、大変丈夫で頑丈な作りになっています。
全長4mあるロングロッドは"10kgのブリ"相手でも主導権を渡すことなく、安心して釣り上げられるとのレビュー報告もあるとのことでした。
ロッドに重量があるため店長さんは"体力自慢の接近戦好き〈戦士系アングラー〉の方には超おすすめの泳がせ釣りロッド"とのことでした。
大物に真っ向勝負を挑むなら迷わずこのエコタマンロッドですよ。
おわりに
いかがでしたか。
「泳がせ釣り店長イチオシ“安いけど使える”ロッド6選!狙うは大物!」についてご紹介させていただきました。
- ビックシルバーファイト(ベーシック)
- リバティークラブ(ダイワ)
- ルアーニスト(ダイワ)
- ルアーマチック(シマノ)
- ソルティーアドバンス(シマノ)
- エコタマン(OGK)
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泳がせ釣りはどちらかと言えば"待ちの釣り"です。
怪しいポイントに罠を仕掛けて大物が"うっかり罠にはまる"のをじっと見つめて待ち構える。そんな泳がせ釣りでは、釣れない日もありますし嘘みたいに大漁の日もあります。
何時間も待ち続けて"諦めかけた最後の最後にドカンと一発"なんて大逆転ストーリーも珍しくありません。
そんなワクワク、ドキドキの泳がせ釣りの魅力にハマった方、これからハマるかもしれない方には是非とも今回の記事を参考にしてみてください。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。