たけちよ釣りブログへようこそ。
お袋の味。なんて言い方はもう古いのでしょうか?
お袋の味と言われても何のことなのか、「ちょっと何言ってるか理解できないなぁ。」って方もいらっしゃるかも知れない令和の時代ですが、お母さん(ママ)が作ってくれた料理の味を覚えていますか?
お袋とは、お母さん(ママ)のことです。
懐かしいお袋の味を忘れられない…
私にとってのお袋の味と言えば、卵焼き、味噌汁の次に来るのが"魚の煮付け"です。
30年前の話です。お袋がスーパーの鮮魚コーナーでいつも私にこんな風に聞いてきました。
お袋「あんた、イワシとカレイならどっちが好き?」
私「どっちも好きじゃない。魚の煮付けは美味しくない。」
あれから30年という月日が経ち43歳となった私は板前の経験などを経て、あの当時お袋の作る魚の煮付けの味は絶品だったことにようやく気づくこととなりました。
しかし、そんな母は私が板前修行中に他界…私は最後にこの言葉を母に伝えたかった。
good job mother 「最高の母でした。」
(グッジョブ マザー)
しみじみ系にしてもイマイチパッとしない"前置き"にお付き合いいただきありがとうございました。(実話です。)
さて今回は、「魚の煮付け人気の簡単レシピ!味付けがピシャリと決まる隠し味!」という題名で元板前の経験を生かして、分かりやすくご紹介させていただきます。
魚の煮付け人気の簡単レシピ
魚の煮付け方には大きく2つのパターンがあります。
短時間でさっと煮るやり方と甘めな煮汁でじっくり味を入れていくやり方です。
どちらも大変美味しい魚の煮付け方ですが、今回ご紹介するレシピは前者のさっと"短時間で煮付ける簡単なレシピ"をご紹介します。
短時間で煮付ける調味料
- 酒70ccお玉3杯|240cc
- 水70ccお玉2杯|140cc
- 砂糖小さじ2杯|約10g
- 醤油70ccお玉2杯|140cc
- ミリン|60cc
炊き合わせる食材
- 生姜スライス|5〜6枚
- ゴボウ|5センチ短冊
- 花ニンジン
- ソフト豆腐|1/4丁
- オクラ|1本
煮付けの下処理と一連の流れ(動画)
根魚の代表とも言えるアコウ(キジハタ)を煮付けにした動画を作りました。
前職の板前経験を生かしたプロにも負けない下処理など、料理経験の少ない方にも分かりやすい内容です。
「魚の煮付けは下処理で決まる」と言えるほど、魚の煮付けの下処理は"仕上がりの味に大きく影響する"大切な一手間です。
お暇なときにでも動画で一連の流れをマスターして、美味しい魚の煮付け作りの参考にしてみてください。
煮付けの味がピシャリと決まる隠し味
魚の煮付けで使用する隠し味とは、化学調味料などが入っている市販の調味料などではなく"魚と炊き合わせて美味しさをアップさせることができる食材"のことです。
- 生姜|スライス◯
- 深ネギ|ぶつ切り△
- ゴボウ|短冊切り◎
上記の野菜は魚の煮付けで使用する定番の食材です。(動画では生姜とゴボウを使用)
どれだけ新鮮で最高の下処理をした魚であっても、やはり"魚である以上生臭さは少なからず残ってしまう"ものです。
そんなわずかに残る魚の臭みを消す事で、煮付けの味はピシャリと決まるようになります。
◎のゴボウは特に臭いを消す効果強くおすすめの隠し味ですよ。良く"もつ鍋"なんかにも入っていますけど、あれもようするに"臭み消し兼隠し味"的な役割を果たしているわけです。
魚の捌き方を動画で覚える
魚の三枚おろしの動画です。
煮付けに使用する魚は丸ごと一匹が理想的ですが、スーパーなどの切り身を使用する場合は半身で"骨付きの部位"が最も魚の煮付けに適しています。
理由は、"骨から旨い出汁がでる"からです。
自身で釣り上げた魚の場合は、半身を刺身に捌いて"残りの部分を骨付きの皮付きの状態で煮付けにする"などすれば、一匹の魚で2つの味が楽しめておすすめですよ。
おわりに
「魚の煮付け人気の簡単レシピ!味付けがピシャリと決まる隠し味!」について、ご紹介させていただきました。
魚の煮付けは下処理と隠し味が大切です。
- 下処理。
- 隠し味。
- 味付け。
下処理と隠し味がピシャリとできれば、味付けは適当でもそれなりに決まった味に整いますよ。
是非、今回の記事又は動画の内容を参考にして"美味しい魚の煮付け人気の簡単レシピ"にチャレンジしてみてくださいね。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。