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季節もすっかり秋。この時期は食欲も去ることながら、大好きなお酒の量もついつい増えてしまいますよね。
さて、今回は秋に堤防から良く釣れる「サワラ(サゴシ)の美味しい食べ方!お酒に良く合う簡単レシピ!」について、実際に私が晩酌に良く食べている、"つまみ(肴)"をご紹介させていただきます。
サワラ(サゴシ)のタタキ(炙り)
サワラ(サゴシ)は青魚の中でも少し癖のある魚として知られていますが、釣りたての新鮮なサワラ(サゴシ)に限っては、刺身などでも美味しくいただけます。
中でも私がおすすめのサワラ(サゴシ)の美味しい食べ方は「タタキ(炙り)」です。
皮目をバーナー等で炙ることによって、口当たりが香ばしい香りとなり青魚特有の臭みを消してくれます。
三枚おろし(下処理)
サワラ(サゴシ)の身も骨も柔らかいので、ご家庭の文化包丁(薄刃)で三枚におろすことがおすすめです。
三枚におろして中骨を抜きます。中骨は頭側から13〜20本程度あり、魚のサイズによって違いがあります。
60センチ以上の大きさであれば、中骨は抜かずに身を縦に半分に柵どりして、中骨を取り除くやり方が最も早くて簡単です。
タタキの作り方(炙り方のコツ)
サワラ(サゴシ)の炙り方は、一般的に皮目と身の両面を炙るやり方が主流となりますが、釣ってきた新鮮なサワラ(サゴシ)の場合であれば、皮目の部分のみを炙りにすると新鮮な刺身の味、食感を程よく生かすことができとっても美味しいですよ。
皮目に化粧塩(塩を皮目全体に付ける)をしてから一箇所ずつ炙るのではなく、"皮目を全体的に炙る"ようにすると、皮目が真っ黒焦げにならずにムラなく綺麗に美味しく仕上がるコツです。
炙った後はサワラをすぐに氷水にとり、熱を冷ましながら化粧塩も一緒に洗い落としましょう。最後はペーパー等で水分をしっかり拭き取ってから刺身にしていきます。
タタキは厚めが美味しい
サワラ(サゴシ)は身が柔らかいため薄く切るよりも、"少し厚めを意識して"刺身に引いた方がモチモチとした食感が良くなり、さらにタタキの香ばしさが引き立ちます。
カツオのタタキなども厚めですよね。タタキは厚めが美味しいですよ。
良く合う付けタレと薬味
厚めに切ったサワラ(サゴシ)のタタキは、柑橘系の果汁と醤油を半々程度に合わせた、酢醤油に付けていただくと非常に美味しいです。
もちろん好みにより、わさび醤油や生姜醤油といった定番の薬味でシンプルにいただくのもオススメの食べ方でもあります。
- 小ネギ+醤油or酢醤油
- おろし生姜+醤油or酢醤油
- わさび+醤油
- 玉ねぎスライス+酢醤油
- ミョウガ+酢醤油
- 白髪ネギ+醤油or酢醤油
- ゴマ油と塩(付けタレ)+小ネギor白髪ネギ
お酒に良く合うサワラ(サゴシ)のタタキには、やはり薬味は欠かせません。お好みの薬味の組み合わせで、休日前夜の家飲みを満喫してください。ただし、深酒は禁物ですよ。
サワラ(サゴシ)タタキの作り方を動画で見る
文章で長々と説明しましたが、サワラ(サゴシ)の調理経験がまだ少ない方にとってはイマイチ分かりづらい部分があると思います。
上の動画は先日(11月上旬)に近所の堤防で釣り上げたサゴシ(50センチ)を自宅にて、実際にサゴシのタタキにした動画です。
80センチから上はサワラ。それより小さいものはサゴシと呼ばれるそうです。大きさの違いはありますが、さばき方や下処理にたいした違いはありませんので、サワラ(サゴシ)のタタキ作りの参考になさってみてください。
それでは、今年もシーズン終盤です。身体に気をつけながら、今年のフィッシングライフを存分に楽しんで参りましょう。
最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。