たけちよ釣りブログへようこそ。
近年、魚の鮮度を保つ神経締めについて世間の注目が集まっていますが、素人の人でも正しくやり方をマスターすれば、「プロにも負けない美味しい魚のお刺身を造ることができる。」と評判です。
しかし、中には、「かわいそう。」「残酷だ」と言った意見もあり、正直この記事を書く私自身も若干複雑な気持ちでもあります。
“釣った魚を限りなく美味しくいただく”
今回は、「魚のサイズ別に合わせた神経締めワイヤーの太さとは?」について、ご紹介させていただきます。
魚の神経締めワイヤーの太さ
魚の神経締めワイヤーを通す場所は、魚の背骨の上を沿う脊髄神経の中です。
当然ながら魚のサイズによって"脊髄神経の穴(内径)の大きさは違ってきます"ので、魚のサイズに合わせて神経締めワイヤーの太さを変える必要があります。
魚の神経締めに使用する、ワイヤーの太さは大きく分けて三種類。魚のサイズによって"ワイヤーの長さ"にも注意が必要ですよ。
- 0.8ミリ(30〜60cm)
- 1ミリ(60〜80cm)
- 1.2ミリ(80〜100cm)
アジやサバといった魚のサイズが30cm未満の場合であれば、"0.8ミリのワイヤー"がベストです。ワイヤーの長さは30〜60cmを使用して、尾の部分までしっかりワイヤーを通します。
真鯛やチヌなど40cm〜60cm未満のサイズであれば、"1ミリのワイヤー"がベストです。ワイヤーの長さは60cm〜80cmのものを使用してください。
青物やシーバスなど、60cm〜80cm未満のサイズの大型の魚には"1.2ミリのワイヤー"を使用するとよいでしょう。長さは余裕を持って80〜100cmのワイヤーがベストです。
魚のサイズによって脊髄神経の内径は違います。
0.8ミリ、1ミリ、1.2ミリ、ワイヤーの太さを三種類用意しておけば安心ですよ。ワイヤーの長さは余裕を持って、長めのワイヤーを選ぶと良いですよ。
まとめ
いかがでしたか。
「魚のサイズに合わせた神経締めワイヤーの太さ」についてをご紹介させていただきました。
魚のサイズが大型になるほど脊髄神経の内径は大きくなります。したがって、それに合わせて神経締めワイヤーの太さも変える必要があります。
太すぎるワイヤーでは当然脊髄神経に入りませんし、ワイヤーが細すぎても"遊びの幅"がありすぎて脊髄神経の壁に引っかかって入りにくいなどの問題が生じます。
魚のサイズにピッタリな神経締めワイヤーを使用すれば、失敗もなく、さらには神経締めの腕前の上達も早くなりますよ。
是非、参考にしてみてくださいね。それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。