タケチヨ釣りブログへようこそ。
子供の頃にあれほどハマった堤防釣り。就職してしばらく堤防釣りから遠ざかり、今や釣り道具すら無い…今回は、釣りの初心者の方や釣りを再び趣味として、はじめようと考えている方に向けて"一つのタックル"で16魚種を狙うことができるオススメの【万能タックル】をご紹介させていただきます。
堤防釣りの万能タックルとは
堤防釣りのジャンルも近年とても増えました。それは、ルアーフィッシングの普及による影響が非常に強く"シーバスゲームに始まり、メバリング、エギング、ジギング、アジング、ロックフィッシュ、チニング、そしてタコ釣りまでがオクトパッシング"と呼ばれるようになり、多種多彩なルアーが登場しており堤防釣りの幅の広さには毎度驚かさせられます。
そんな、多種多彩なルアーをたった一つのタックルで代用することのできる万能タックルとは、すなわち"ロッド、リール、ラインを一つの種類だけで16魚種の釣りを幅広く楽しむ"ことができるタックルです。
釣り初心者にとって、16魚種もの専用タックルを揃えるのは大変ですよね。しかし、万能タックルであればロッドとリールとラインは一種類あれば十分なのでとてもオススメなんです。
季節によって釣れる魚の種類は沢山ありますので、魚種に合わせてルアーだけをチェンジすれば良いのが万能タックルの最大のメリットですよ。
万能タックルロッド
- 硬さ
- 長さ
- 丈夫さ
- 軽さ
万能ロッドとは、硬さと長さに加えて丈夫さや軽さも重要な要素となります。これら全ての要素を"バランスの良く兼ね備えたロッド"を使用することが万能タックルには必要不可欠です。
エギングロッドM(ミディアム)
万能タックルで使用するロッドは、エギングロッドM(ミディアム)が最もバランスの良い万能ロッドです。
ルアーウエイトの使用可能な範囲も広く、しかもロッド全体の張りに加えてティップ(竿先)の程よい柔らかさが万能ロッドに相応しい証拠です。
ルアーウエイト
- シーバスの平均ルアーウエイト7g〜25g
- チニングの平均ルアーウエイト5g〜15g
- ヒラメの平均ルアーウエイト7g〜15g
- アコウの平均ルアーウエイト7g〜15g
- タコ釣り平均ルアーウエイト20g〜30g
前後5g程度であれば、エギングロッドM(ミディアム)なら難なく対応できますので、2gのジグヘッド単体で使用もできますし、35gのメタルジグなども問題なくフルキャストが可能ですよ。
"2g〜35gといったルアーウエイト"これだけ広範囲に扱えるロッドは、エギングロッドM(ミディアム)しかありません。その他のロッドではこれほど広範囲なルアーウエイトを使用することが不可能であり、万能タックルにはエギングロッドMが必要不可欠なのです。
万能タックルリール
- パワー3000番
- ドラグ性能
- 軽さ
- 丈夫さ
- P.E.対応
万能リールに必要な要素とは、上記5つの要素に注目してください。パワーとはトルク(巻き取り力)"3000番が理想的"な番手ですよ。
番手の数が大きくなるとその分リールの重量が増えますし、逆に番手の数が少ないと軽量にはなりますがパワーが下がります。3000番が理想的です。
P.E.ライン専用のリールで、定価1万円以上のリールが"ドラグ性能も良く丈夫でしかも軽量"なので万能タックルには、そのあたりにも注意して選ぶようにしてください。
安価なリールは錆びやすく、ドラグ性能も低いためすぐに壊れてしまいます。"16魚種すべてに対応できる万能タックル"とは、上記5つの要素を兼ね備えていることが必要です。
万能タックルライン
- P.E.ライン1号〜1.2号
16魚種にすべて対応できる万能タックルに必要不可欠なのが"バランスのとれたラインシステム"です。
16魚種のうち平均的な真ん中の魚種とはアオリイカです。アオリイカの引きの強さを中心に"引きの弱いアジコから引きの強いシーバスなどにも対応できるライン"を選ぶことが大切です。
P.E.ライン1号なら9キロ。1.2号なら10キロ程度の重さに耐えられます。
ラインシステム
- フロロカーボン2号〜2.5号
万能タックルとは、P.E.ラインとのバランスが取れたリーダーを使用することが大切です。
P.E.ラインとリーダーラインの"結び目で切れてしまう"ようなラインシステムは万能タックルとは呼べません。
バランスのとれたラインシステムとは、"P.E.ライン1号〜1.2号にフロロカーボン2号〜2.5号"が最もバランスが良く、切れる箇所は必ず"ルアーをつなぐスナップ部分の結び目"なので復旧作業も最小限におさまり、時合いと呼ばれる大チャンスを逃さずに済みますよ。
アジのサビキ釣りやカワハギ釣り、アオリイカを狙うエギングからロックフィッシュからシーバスゲームにジギングの青物にも十分対応できます。(16魚種に対応)
当然ながら万能タックルと言っても"ドラグ調整が必要不可欠"なので、魚種に合わせその魚の突っ込みに対処できる(ラインブレイクしない)正しいドラグ設定その都度行ってください。
万能タックル/まとめ
いかがでしたか。
釣り初心者の方に万能タックルをオススメする理由とは、釣りを初めたばかりの初心者の方は道具も少ないため、魚種ごとに専用タックルを揃えるのは大変だからです。
サビキ釣り(撒き餌釣り)
- アジ
- イワシ
- サバ
ちょい投げ釣り(餌釣り)
- カワハギ
- キス
ロックフィッシュ(ワーム)
- ヒラメ
- キジハタ(アコウ)
- アラカブ(ガシラ)
- オコゼ
シーバスゲーム(ルアー/ワーム)
- シーバス
ジギング(メタルジグ)
- 青物(サワラなど)
チニング (ワーム/ルアー)
- 真鯛
- チヌ
エギング(エギ)
- コウイカ
- アオリイカ
オクトパッシング (タコ釣りルアー)
- マダコ
全16魚種。このすべての魚種は私が実際に万能タックルを使用して毎年釣り上げている魚種です。
一本のエギングロッドM
一つの万能リール3000番
一種類のラインシステムP.E.1号、リーダー2.5号
過去に唯一獲れなかった魚種は、アカエイやトビエイでした…10キロ未満のエイはギリギリ獲れましたけど、それ以上のサイズは無理でした。(多分竿が折れるかラインが切れます…)
万能タックルなら予算も少なくて済み、得られる釣果はその予算をゆうに上回るほど大満足すること間違いありません。
釣り初心者の方や再び釣りを趣味にしようと考えている方は、是非、㊙︎万能タックルを使用して16魚種にチャレンジしてみてください。それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。