Taketiyo釣りブログ

堤防からの釣りの話や釣れた魚の美味しい食べ方などをご紹介をします。

釣りタコの正しい処理のやり方!美味しく食べるオススメ釣りタコ料理18品!

タケチヨ釣りブログへようこそ。

夏が本番のタコ釣り。大タコを狙う船釣りやアベレージサイズのタコを手軽に狙う堤防タコ釣りなど、日本人は本当にタコが大好きですよね。(私も大好きです。)

しかし、タコを釣っても正しい処理のやり方や料理のやり方がイマイチだと、せっかく釣った新鮮で美味しい釣りタコが台無しになってしまう場合もあります。

 

そこで今回は、私の前職板前の経験を生かして"釣りタコの正しい下処理のやり方!美味しく食べるオススメ料理18品!"について、分かりやすいように細かくご紹介させていただきます。

 

タコは鮮度が命!正しい持ち帰り方(活け〆)

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↑タコの眉間のあたりから、"2〜3センチ奥にある神経"を挟みやナイフで断ち切れば活け〆完了。体色が変化しタコは手足の自由を失います。

 

釣りタコというからには、"持ち帰り方が一番始めの重要なところ"になります。間違った活きタコの処理のやり方をして持ち帰ってしまうと、塩茹で処理しても生で処理しても大した味にはなりません。

タコは鮮度が命です。

必ず"活け〆処理をしてから氷の入ったクーラーボックスに入れて"持ち帰りましょう。

 

タコの持ち帰り方で一番やってはいけない処理のやり方は、"そのまま窒息死させてしまう"ことです。

窒息死させてしまうとタコの筋肉細胞が全て死滅してしまい、どんな処理をやっても"食感がブヨブヨな料理しかできなくなってしまう"からです。(美味さ半減…)

タコは鮮度が命とは、釣ったその日ならどんな処理をしても良いというわけではなく、正しい持ち帰り方がとても重要ということです。

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活け〆後は早めに下処理

釣りタコを活け〆してから自宅に帰ったら"できるだけ早く"下処理をしてください。

活け〆とは、細胞の死滅の時間稼ぎにすぎません。そのまま何時間も冷蔵庫に保存しているとやがて窒息死した状態となんら変わらない状態へとタコが変化してしまいます。

活け〆した後は、できるだけ早く"茹でる処理や生で調理するための処理"を行ってください。目安となる時間は、活け〆後に冷蔵庫保存でおよそ5時間以内までが限度です。その後は食感が一気に落ちますので注意してください。

釣りタコの滑りを取る下処理

釣りタコを活け〆後、できるだけ早く下処理をしてください。タコの滑りは時間が経過すると"独特の匂い"がしてきますので、早めにたっぷりの塩で塩揉みしてください。

タコの表面をしっかり塩でシゴキ、吸盤の中の汚れもしっかりシゴキ取ってください。吸盤はタコの"吸盤同士を擦り合わせながら塩揉みする"と汚れが綺麗に落ちやすいですよ。

 

塩茹でor生タコの処理

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塩揉みができたら次は塩茹でにしてから料理をするのか生タコで料理をするのか、"それぞれの食べ方に合わせた処理"をしていきましょう。

 

タコ刺しやタコブツ

一番メジャーなタコの食べ方とは、タコ刺しやタコブツと呼ばれる塩茹でしていったん冷やしてから調理する食べ方がメジャーですよね。

釣りタコの塩茹でのやり方を詳しく解説した記事をリンクしておきます。↓参考にどうぞ。

 

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生タコの刺身や唐揚げ

生タコの刺身や唐揚げを作るための"正しい処理"についてご紹介させていただきます。

綺麗に塩揉みした生タコの足の"吸盤以外の皮"を包丁を使用して綺麗にはがしてください。

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上の画像をブツ切りにすれば生タコの唐揚げの処理が完成です。下に正しい生タコの作り方をリンクしておきます。↓参考にどうぞ。

 

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生タコの刺身は、さらに吸盤も綺麗にはがしてから"できるだけ薄くそぎ切り"にして器に盛り付けましょう。

生の吸盤は歯ごたえが強いので、バーナー等で炙りや湯引きしたものを刺身に添えても良いですよ。塩とレモン汁、醤油やポン酢でさっぱりなどもオススメですよ。

 

余ってしまう生タコは、ブツ切りして小分けに"冷凍保存の処理を早めに"しておけばタコの食感を損なうことなく、次回の生タコ唐揚げや塩茹でして酢の物などに使用ができますよ。

釣りタコは早めの正しい処理のやり方が美味しさを保つ秘訣です。

 

美味しく食べるオススメ釣りタコ料理18品!

タコはどんな料理でも美味しく食べることができますよね。

和食はもちろんイタリアン、中華、など様々な味付けにも非常に相性が良く、とても扱いやすい食材ですよね。

釣りタコの正しい処理をしたものを美味しく食べるオススメ料理とは、次のような料理が絶品ですよ。

 

タコの定番料理
  • タコ刺し
  • 生タコ刺し
  • タコのお寿司
  • 生タコの唐揚げ
  • 生タコ天ぷら
  • タコの酢の物
  • タコ焼き飯
  • タコちゃんぽん

 

粉物タコ料理(おやつ)
  • タコチヂミ
  • たこ焼き
  • タコ入りお好み焼き

 

イタリアン風タコ料理
  • タコのリゾット
  • タコのカルパッチョ
  • タコのペペロンチーノ
  • タコマリネ

 

中華風タコ料理
  • タコチャーハン
  • タコ入り八宝菜炒め
  • タコ春巻き

 

生タコ料理以外は、全て塩茹で処理をした後料理に合わせた大きさにカットして使用します。冷凍保存も可能なので、"時短料理に便利でオススメなやり方"ですよ。

生タコ、茹でタコの正しい冷凍保存のやり方を詳しく解説した記事をリンクしておきます。参考にしてみてください。↓

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釣りタコの処理のやり方/まとめ

釣りタコは活け〆してから、できるだけ早く適切な下処理をして"すばやく調理(生タコor塩茹で)、冷凍保存すれば"タコの食感を損なうことなく美味しくいただけます。

 

活け〆→塩揉み→

  1. 生タコ処理→カット→調理、冷凍保存。
  2. 塩茹で処理→カット→調理、冷凍保存。

注意点:生タコ処理した場合は、調理、冷凍保存は早めにしてください。生タコは時間の経過で食感が一気に落ちてしまいます。

生食する場合は、衛生的で適切な処理をした後"調理から30分以内"が安全です。食中毒の危険を考慮して、残りのタコは必ず加熱調理してから食べましょう。

 

塩茹で処理した場合は、"粗熱を取って冷蔵庫で冷やしてからカット"すると綺麗に切り分けやすいですよ。(生タコと違い食感が落ちることはありません。)

茹でタコは、冷蔵庫5℃以下で3〜5日は美味しくいただけます。

 

いかがでしたでしょうか。

タコは近年では貴重な高級食材です。"夏バテ予防やコレステロールを抑える効果"もあるそうですよ。

それでは、今年もタコを沢山釣って美味しいタコ料理をモリモリ食べて熱い夏を乗り切っていきましょう。最後まで読んでいただきありがとうございました。