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夏に産まれた新イカ、アオリイカの子供達が9月ぐらいには、400gほどに成長して堤防周辺で餌となる小魚などを積極的に捕食します。
アオリイカの寿命は一年ほどと短く、春に産卵した親イカは、産卵を終えると力尽きてしまうそうです。
エギングをする地域にもよりますが、12月ぐらいまで堤防の浅場周辺を回遊しながら餌を食べているらしく、その後は海水温の低下と共に海水温の安定した沖の深場へ移動してしまうそうです。
さて今回は、そんな秋イカシーズンをエギング初心者の方でも簡単に釣るための、秋イカ攻略法をご紹介したいと思います。
秋イカ攻略は足元の影を狙う
秋イカの攻略としては、春の親イカとは少し異なるレンジにいることが多く、秋イカは警戒心もそれほどないので、初心者の方でも案外簡単に釣りあげることが可能です。
好奇心旺盛な秋イカは、この時期に沢山の餌を捕食して、グングン成長して1キロを超える大型なアオリイカが掛かることもあるので、油断は禁物ですよ。
秋イカは、目の前を通る物に何でも反応して警戒色(捕食スイッチが入ると黒色になる)に変わり獲物に近づいてアタックしてきます。
堤防エギングでは、湾外や湾内の広い範囲にキャストするのが一般的ですが、エギング初心者の方はまずは堤防の足元の影に的を絞ってみてください。
秋イカは、表層から中層にかけてゆっくりと回遊しながら泳いでいますが、時折堤防の足元の中層付近やボトム付近で潮に流されてくる獲物を待ち構える、待ち伏せパターンがよくありこのようなアオリイカは食い気満々なので、一発でエギに掛かりますよ。
秋イカは、1匹でいることより5〜10匹の群れで行動していることが多く、入れ食いになるパターンもよくあるのが、秋イカのエギングの特徴です。
足元チョンチョンの基本アクション
私は、この秋イカ攻略の基本アクションを足元チョンチョンと読んでいます。
足元チョンチョンとは、足元の堤防の影や係留している船の影にエギを落としてカウントを数え5〜7秒や10〜15秒など秋イカの待ち伏せしているレンジを探しながらアタリ待ちます。
やり方は、まず任意のレンジ(カウント数える)までエギが沈んだら、小さく3回ほどロッドのティップで軽く弾くようにエギをシャクリ、再びエギをフォールさせ約3〜5秒くらいフォールさせたら再び3回シャクリます。
- エギを沈める。
- 任意のレンジまでカウント。
- 小さく3回シャクリ(チョンチョン)
- 再びフォール約3〜5秒。(誘い)
- 繰り返し。
イカがエギを抱いていたら繰り返しのシャクリを入れた時に掛かります。
重みを感じたら焦らずラインのテンションを保ちながらランディングに持ち込んでください。
釣り場の水深にもよりますが、ボトム付近から手返しよく、堤防を移動しながらネチネチ釣り歩くことがこの秋イカ攻略のコツですよ。
おわりに
いかがでしたか。
秋イカ攻略の初心者の方でも簡単にできる、足元チョンチョンについてご紹介しました。
秋イカシーズンでは、特にこの足元チョンチョンがツボにハマって大連チャンの入れ食いになることも珍しくありません。
エギング初心者の方は、まずはこの足元チョンチョンで初のアオリイカの感覚を掴んでみてください。
意外に簡単に釣れると思いますよ。
今年も堤防足元チョンチョンで、秋イカの大雨を降らせましょう。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。