たけちよ釣りブログへようこそ。
2022年も残すところあとわずかとなりました。今年は前年に比べて、厳しい釣果が続く一年となってしまい何とももどかしい年となりました。
さて、今回は残りわずかとなったシーズンをきっと楽しませてくれるであろう、フィッシュイーターの代表「サワラ(サゴシ)の締め方!血抜きの正しいやり方順番」について、詳しくご紹介させていただきます。
サワラ(サゴシ)の締め方!血抜きの正しいやり方順番をマスターしよう
サワラ(サゴシ)は青物と呼ばれる種類の魚で、青魚特有の"癖のある青臭い匂い"が特徴です。
この匂いの原因はサワラ(サゴシ)の表面についたヌメリが一番の原因です。
さらに、体内を流れる血液にもこの匂いの原因があるため、正しく締めてしっかりと血抜きをしてから持ち帰ることが、サワラ(サゴシ)を美味しくいただくための秘訣と言えるでしょう。
①はじめに脳を締める
サワラ(サゴシ)の締め方は大きく三つの工程があります。
- 脳締め
- エラ切り(血抜き)
- 神経締め
脳をはじめに締める理由は脳を破壊することで、血抜きの時間を"長くすることができる"からです。
自律神経を利用する。すなわち"心臓のポンプの役割"を最大に利用するために、はじめに脳を壊し脳から全身へあらゆる情報の伝達を遮断。
こうすることで心臓は最後まで動き続け、サワラ(サゴシ)の身の隅々に走る、毛細血管からもしっかりと血抜きができると言うわけです。
②エラを切る(血抜き)
サワラ(サゴシ)の脳を締めたら、手早くエラを切り"海水に浸けて血抜き"をします。海水に浸けることで血が固まりにくくなるため、それだけ多く血抜きができるというわけです。
血抜きを行う時間についてはサワラ(サゴシ)のサイズにもよりますが、15分〜20分程度を目安に途中サワラ(サゴシ)の海水内で尾ビレ掴んで軽く揺すったりすれば、血抜きもそれだけ早くなります。
③神経締め
新鮮なサワラ(サゴシ)を刺身や皮目を炙ったタタキなどで召し上がる場合には、神経締めまでやることが美味しくいただくための重要な工程です。
神経締めをすることでサワラ(サゴシ)の筋肉の硬直を遅らせることができるため、ある程度時間が経っても刺身の食感がぷりぷりして美味しくいただくことが出来ます。
正しく締めたサワラ(サゴシ)の刺身は最高に美味しいですよ。
サワラ(サゴシ)の締め方|手順|順番(まとめ)
- 脳を締める。
- エラを切り血抜き。
- 神経締め。
いかがでしたか。
サワラ(サゴシ)の締め方、正しい手順や順番について解説をさせていただきました。
脳締めをすることで心臓の自律神経による活動を最大限利用することができるため、血抜きがしっかりとできる。
刺身は神経締めまですると食感が非常に良くなる。
是非、サワラ(サゴシ)が釣れたときに試してみてください。きっとサワラ(サゴシ)の味のイメージがガラッと変わるはずですよ。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。