たけちよ釣りブログへようこそ。
彼此20年以上も家の近所の堤防で釣りをやってきましたが、釣りというヤツは本当に飽きないものですね。
雨が降ろうが風が吹こうが時間さえあれば、ちょっと出掛けたくなってしまいます。
釣れた魚を余すことなく食べる。これって野蛮なことなのでしょうか?
さて、今回は鯛が釣れた場合に刺身はもちろん、煮付けや天ぷらなどを一通り味わった後に残る、鯛の頭。
これ(頭)を半分に割る包丁の話を少しご紹介させていただきます。
鯛の頭を割る出刃包丁とは
鯛の頭は非常に硬いことで知られていますが、捨てるなんてとんでもない。
鯛の頭は小さく割って使えば鍋や汁物などの上品で美味しい出汁が楽しめますし、頭を半分に割ってお頭の煮付けやお頭の塩焼きなどにするとまさに絶品の味わいです。
さて、そんな鯛の頭を割るには、やはり刃の厚い出刃包丁が最適です。
出刃包丁は非常に重みがあり、力をそんなに入れなくても"包丁の重みだけ"でも結構簡単に刃が骨に入りますし、刃が厚いので刃こぼれの心配も少なく、包丁の背の幅もあり反対の手で包丁を押さえやすいです。
以上のことから硬い鯛の頭を割るのには、やはり出刃包丁が一番最適だと言えるでしょう。
意外と使える文化(三徳)包丁3選
では、「出刃包丁以外の包丁で、鯛の頭を割ることは可能なのか?」と聞かれたら、はっきり言って割れます。
ただし、包丁の刃渡り(長さ)が鯛の頭よりも長く、ある程度包丁に厚みがあり、包丁の柄の部分が割と丈夫である必要があります。
私の経験から3本の包丁を選んでみました。
貝印KAI三徳包丁①
三徳包丁でも割りと刃に厚みもあり、ステンレス製と硬い刃の包丁です。包丁の柄の部分も丈夫な作りとなっています。
意外と使える文化包丁の"定番"といったところではないでしょうか。
貝印KAI三徳包丁②
こちらの包丁は刃と柄の部分が一体となっていて、非常に丈夫で衛生面にも気を使った三徳包丁です。刃の厚みもまずまずといったところです。
ステンレス製の包丁は鋼の包丁に比べ、素材が硬いといった特徴があります。
鯛の頭を割るのに手頃な包丁といった感じです。
貝印KAI三徳包丁③
三徳包丁の中でもしっかりとした加工がされていて、しかも刃が厚め。包丁の柄の部分もがっちりと丈夫に加工されています。
ステンレス製で切れ味も抜群。ご紹介した三本の包丁中でも一番しっかりとした包丁です。
若干値段が高くはなりますが、安心して愛用する文化包丁をお探しなら間違いのない一本ですよ。
おわりに
いかがでしたか。
文化包丁でも鯛の頭は割ることは可能です。
出刃包丁をはじめて使用する人には、おそらく鯛の頭を割るときに刃が真ん中から外れてしまい、「綺麗に真っ二つに割ることが出来ないのでは?」と私は感じます。
何故なら出刃包丁は非常に重たく片刃なので、力が必ず左右どちらかに逃げやすい特徴があります。
文化包丁である程度"鯛の頭を割るコツ"を掴んでから、あらためて出刃包丁を購入して使用すれば、あっさりと使いこなすこともできるでしょうね。
これまで文化包丁(三徳包丁の鋼タイプ)で鯛の頭を何度も割りましたので、そろそろ私も出刃包丁を自宅用に購入しようかと考えています。
鯛の頭の柔らかい部分と硬い部分、だいたい鯛の頭を文化包丁で割るコツはマスターしましたので、上の動画を是非参考にしてみてください。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。