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先日ヒラメ釣りの最中にマゴチが釣れましたので、いつものように活け締めにして神経から血抜きまでしっかりやって持ち帰ろうと思い、いざ締めようとマゴチの頭を見てみると…平べった過ぎじゃない?
どこなの?
脳みその位置は?
狙う場所は?
こんなに薄くて…脳あるのか?
とりあえず他の魚同様にやっては見たもののまぁなんとかなりました…(大苦戦)
今回は、そのときの反省点や注意点などを振り返りながら、プロの方のマゴチの活け締めの動画などを参考にしながら「正しいマゴチの締め方!神経締め血抜きのやり方をマスター」と題して、分かりやすく丁寧にご紹介させていただきます。
マゴチの締め方をプロの動画から学ぶ
神経締めの方法/上田勝彦氏 How to disconnect the blood of fish, break the nerve
釣りたてのマゴチを締めて感じたことなんですが、マゴチは"脳の場所が他の魚と比べて分かりにくい"のと神経締めワイヤーを脊髄内に通すために、"45度以下の角度をつけなければならい"この点でかなり苦戦しました。
では、プロの方はどうやって締めているのか?
まずは活け締めのプロの方の動画を参考にして、"マゴチの正しい締め方(神経締め)(血抜き)のやり方"を一連の流れで見て学びましょう。
まずは上記の魚の締め方を正しく理解して、血抜きのやり方をしっかり覚えてください。
その次にマゴチの神経締めの動画を
2人のプロの動画からマゴチの正しい締め方と血抜きから神経締めまで正確な手順をまとめます。
- マゴチの脳を破壊する。(目と目の少し上、三角の点)
- マゴチのエラの白い膜を切る。(エラの付け根の太い血管)
- 水の中で泳がせる。(血抜き)
- ワイヤーで神経を抜く。
上記この3つの手順が正しい締め方です。
脳を破壊してからエラを切り、"自律神経をうまく利用する"ことで心臓は動き続けるそうです。
さらに水の中で泳がせることで血液中の血小板の影響で"血が固まるのを防ぐ"ことができるため、毛細血管の隅々までしっかりと血抜きができるというわけです。
魚の正しい血抜きのやり方をマスター!活き締めのプロから学ぶ!【動画付き】 - Taketiyo釣りブログ
マゴチの締め方(血抜き神経締め)まとめ
マゴチの正しい締め方、締め方から血抜きのやり方について最後にしっかりまとめてみましょう。
- まず"最初に脳"を壊しましょう。
- 次に"エラの白い膜の付け根の部分にある太い血管"を切りましょう。
- 水の中で"血が出なくなるまで"しばらく泳がせましょう。
- 脳を壊した穴からワイヤーゆっくり挿入して、マゴチが"ビクっと反応する場所(脊髄の神経の穴)"を探して優しく尻尾までしっかり神経を抜き取りましょう。
- 氷の入ったクーラーボックスに入れて持ち帰りましょう。マゴチが"氷に直接触れないように"ビニール袋等に入れて魚の体温を予冷(冷やす)してください。(5度以下はダメ)
いかがでしたか。
マゴチの締め方についてプロの方の動画を参考にしながら解説してまいりました。
マゴチは平べったい頭をしている魚なので、最初の脳を壊す穴は"なるべく角度をつけて"ワイヤーが脊髄に入りやすいように注意することが大切です。
それから、マゴチを持ち帰ったら冷蔵庫に保管はやめてください。
魚を"5度以下に冷やしてしまうと死後硬直を早めてしまい、活け締めの効果が水の泡"になるそうです。
大型マゴチは夜釣りが熱い!ジグヘッド&ワームの誘い方と狙うべきポイント! - Taketiyo釣りブログ
マゴチは夏フグとも呼ばれる高級な魚です。是非、正しい締め方をマスターしてご自宅で贅沢な食卓を囲んでみてはいかがでしょうか。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。