Taketiyo釣りブログ

堤防からの釣りの話や釣れた魚の美味しい食べ方などをご紹介をします。

泳がせ釣りのコツ!聞き合わせのコツを掴んでチャンスに強くなろう!

タケチヨ釣りブログへようこそ。

小さなアジ子が大型の高級魚に化ける、食物連鎖、弱肉強食の要素をうまく利用して滅多に出会えない高級魚を防波堤や堤防の岸壁などから、シンプルな仕掛けで狙うことができる"泳がせ釣り。"

近年では泳がせ釣りの知識もより深まり、新しい仕掛けが続々と登場しています。

 

さて今回は、そんな人気の"泳がせ釣りのコツ!聞き合わせをマスターしてチャンスに強くなろう!"と題しまして、せっかくのチャンスを台無しにしないために"泳がせ釣りのアタリの合わせ方のコツ"について、詳しく完結にご紹介させていただきます。

 

ヒラメ30は基本中の基本

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ヒラメは鋭い歯で海底からじっと上を見張りながら、餌が射程距離に近づくのを待ちながら静かに忍び寄り、距離を詰めて鋭い歯で一撃を食らわせ餌を捕食します。

 

ヒラメ30という言葉はご存知ですか。

泳がせ釣りをする方の中では知らない人はいないぐらい有名な言葉で、要するにヒラメは"餌を一撃で丸飲みしない"ので、始めの前アタリから"30秒ぐらい間を空けてから合わせを入れると丁度良い"ということです。

 

ヒラメ60なんて言う人もいるので、合わせを入れるタイミングは"その時の状況"にもよるのだと感じます。

 

聞き合わせのコツ

軽く竿先で餌を引っ張り、"ラインをゆっくり張りながら本アタリを待つ。(誘う)"聞き合わせのコツは、我慢比べに似ています。

竿先に鈴を付けて置き竿をしている場合などに前アタリの鈴が鳴り、焦って早く合わせた方が負けです。

 

泳がせ釣りの最大の狙いは餌を針ごと魚に飲ませることなので、"前アタリと本アタリを見極めること"が泳がせ釣りでよくある"合わせのすっぽ抜け"を防ぐコツでもあります。

本アタリは鈴の音の大きさで判断するよりも、"竿先の入り方で判断"する方が適切です。

  • コンッ(前アタリ)△
  • ククッ(前アタリ)△
  • ググググッ(本アタリ)◎

竿先が数センチ程度入る場合は、前アタリがほとんどです。"本アタリとは10cm〜30cm竿先が深く入り込む"ようなアタリで、前アタリの段階で竿を握って本アタリに備えておくことが聞き合わせのコツです。

前アタリに対してラインをゆっくり張り、竿先に"仕掛けの重みをわずかに感じながら"本アタリをじっと待ちましょう。

 

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青物は即合わせが鉄則

泳がせ釣りでは、青物と呼ばれるブリやハマチといった大型な魚が掛かることがあり"置き竿はしっかり固定"していないと一瞬で竿を海に持っていかれますので注意しましょう。

 

ドラグを緩めるというやり方も一理あるやり方ではありますが、青物の捕食は"海水ごと餌を丸飲み"がほとんどです。

その後、違和感があれば一度吐き出すこともあるため、"竿先に強烈なアタリ(ラインが走る)"が出た場合などは、青物の可能性が高く素早く即合わせを入れることが鉄則です。

青物に聞き合わせなどの駆け引きは必要ありません。"一撃即合わせ"でチャンスを手にしましょう。

 

アコウ(キジハタ )の合わせ方

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アコウ別名キジハタの合わせ方のコツですが、アコウは魚の捕食は基本的に下手です。

前アタリと本アタリを見分けるには、"仕掛けをボトム(海底)から1m程度はなすようにセットする"ことがコツです。

 

アコウは基本的にボトムレンジから滅多に離れて回遊する魚ではありません。ボトムべったりに仕掛けを投入しても、"明確なアコウの本アタリを判断することは難しく"アコウの習性を考えて仕掛けを投入することが大切なコツですよ。

 

アコウの習性

アコウは餌を追いかけて捕食する魚ではありません。基本的に餌までの距離を徐々に詰めてから待ち伏せて、"一気に食い上げる捕食を得意とした魚"です。

そのため、下顎が上顎よりも張り出したように発達していて、上からや上方向に餌を捕食することに特化しています。

 

アコウは食い上げるように餌を捕食をした場合、必ずボトムに向かって走ります。 

この習性を利用して、前アタリと本アタリを見極めるましょう。"ボトム(海底)から仕掛けをはなしてセット"すれば必ず、竿先に激しく大きな本アタリが明確に出るというわけです。

 

上記のような明確なアタリが出た場合は、即合わせでOKですが「ココンッ」や「ゴツッ」など"単発のアタリ"の場合は、聞き合わせを軽くいれながら本アタリを待ちましょう。

 

1分程してアタリがないようなら(餌取り)空合わせを入れてから、仕掛けを回収し餌を交換して同じ場所に仕掛けを投入してください。

 

アコウはそれほど遊泳力の高い魚ではありません。"同じ場所にまだ居る可能性があります"ので、先程アタリが出たときと同じように仕掛けを再現してアタリを待ちましょう。

アコウは餌取り後、仕掛けを再投入して即アタリが出ることも珍しくありませんので油断は禁物ですよ。

 

泳がせ釣りオススメタックル紹介

ダイワ(DAIWA) スピニング ロッド プライムサーフ T25-405・W 釣り竿

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シマノ(SHIMANO) 振出 ロッド スピニング フリーゲーム S66L-4

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 泳がせ釣りのあらゆる魚種に幅広く流用できる万能竿です。持ち運びしやすいコンパクトに収納できる振出タイプです。ヒラメ、スズキ、チヌ、アコウ、青物、堤防の泳がせ釣りでマルチに対応可能なオススメですよ。

 

泳がせ釣りオススメリール

ダイワ(Daiwa) スピニングリール 16 ジョイナス 4000 糸付 6号-150m

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泳がせ釣りは力と力のぶつかり合いです。4000番クラスのリールに6号のライン付き、泳がせ釣りで大型の魚にパワー負けしないリール。まさに、向かう所敵なしのリールですよ。

 

シマノ(SHIMANO) リール アリビオ 4000 4号150m 糸付

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こちらも4000番クラスのリールに見切られにくい4号ライン付き、ドラグ性能を生かした迫力満点の大型魚とのやり取りを楽しみたい方にオススメのリールです。

 

泳がせ釣りのコツ/まとめ

いかがでしたでしょうか。

泳がせ釣りの合わせ方のコツについて、魚種別にご紹介させていただきました。

泳がせ釣りはアタリを合わせる瞬間が一番難しい釣り、"竿に魚の重みが乗ったとき"のあの喜びと興奮がたまりませんよね。

 

泳がせ釣りは生き餌の良さも、もちろん大切ですが、わざと少しだけ"遊泳力を落として魚に丸飲みされやすくすることも、泳がせ釣りの重要なコツ"になります。

 

やり方は生き餌の"ヒレ(尾ビレや手ビレ)を3ミリ〜5ミリ程度ハサミでカットする"だけで、簡単に生き餌の遊泳力を落とすことができこれをすれば、丸飲みの本アタリが出る確率が飛躍的にアップしますよ。

 

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泳がせ釣りは、生き餌を確保した場所で仕掛けを投入することが基本です。"沢山いるベイトの中の少し弱っているベイト(餌)"をフィッシュイーターは見逃すことはありませんよ。

 

それでは、今年も泳がせ釣りで高級魚をガンガン釣り上げていきましょう。最後まで読んでいただきありがとうございました。