Taketiyo釣りブログ

堤防からの釣りの話や釣れた魚の美味しい食べ方などをご紹介をします。

エギングのリーダー結束!覚えやすい“シンプルノット”の結び方!

たけちよ釣りブログへようこそ。

5月も終わり、春のエギングシーズンも後半戦にさしかかりました。

今年は絶好調の人。まだ釣れていない人…

コウイカばかり釣れてエギングが嫌になっている方もいらっしゃると思いますが、私はおかげさまで今シーズンのアオリイカ釣果は絶好調であります。

さて今回は、今からエギングを始める方にリーダーの簡単な結び方をご紹介させていただきます。

YouTubeなどで沢山の種類のリーダー結束動画がありますが、いくつかを除いてはそのほとんどがプロ向きだったりして、とても"複雑で分かりにくいもの(覚えにくいもの)"ばかりですね。

私の使用しているリーダー結束、PEラインとリーダーの結び方は"シンプルノット"です。超簡単で覚えやすい結び方のうえに、強度も安定していますので是非安心して試してみてください。

 

 

リーダー結束とその必要性とは

f:id:sasaki07takefumi05:20210520142504j:plain

最初に"リーダー結束とその必要性とは"について説明しておきます。

エギングだけに限らずルアーフィッシングの多くの場面でリーダー結束が必要になります。

「なぜリーダーが必要なのか?」

多くの方がこの疑問を感じるのではないでしょうか。

それはPEラインとリーダーの"素材"にあります。

エギングなどのルアーフィッシングで使用するメインライン(リールに巻く)の素材はPEラインと呼ばれる"伸びが少ない素材"を使用します。

PEラインとは繊維を特殊な製法で編み込み製造されているため、同じ強度のナイロンラインやフロロカーボンラインよりも"圧倒的に細く"加工できるため、ラインにかかるあらゆる抵抗が少なく"キャストの飛距離"が伸びます。

さらに、ラインの伸びがない(少ない)分だけ"感度が非常良い"ことから今ではルアーフィッシングの常識とも言われるようになりました。

 

PEライン最大の弱点

PEラインは伸びが少なく感度と強度が高い反面で、"摩擦に非常に弱い"という最大の弱点があります。

リーダー結束の必要性とは、まさにこの点にあります。

海底にあるストラクチャー(障害物)などに直接PEラインがコンタクトしてしまうと擦れて簡単にラインブレイク(仕掛けの糸が切れる)してしまいます。

最低でも"50センチ、最大で160センチ(一ヒロ)程度"のリーダーをPEラインに結束することで、PEラインが直接ストラクチャーにコンタクトすることがなくなり、"根ズレ問題(海底にある障害物によるラインブレイク)"を最小限に抑えることができるという点で、ルアーフィッシングにおいてリーダー結束は必要不可欠というわけです。

 

フロロカーボンリーダー利点

ナイロンラインでもリーダーとしてある程度の役割は果たせますが、フロロカーボン素材よりも"伸びすぎてしまう"分感度が下がりルアーの操作性やアタリなどの明確な情報が手元に伝わるまでにかなりの差があります。

フロロカーボンリーダーはまさに理にかなったラインシステムです。"伸びすぎず、高感度、そして根ズレに強い。"

PEラインとフロロカーボンリーダーの結束こそが、現在のルアーフィッシングの"理想的なラインシステム"と言っていいでしょうね。

 

ショックを吸収する

リーダーは本来ショックリーダーとも呼ばれていて、その名の通り魚などの"アタリの衝撃を吸収してうまくフッキング(針に掛かる)しやすい"という特徴があります。

ようするに魚のアタリが弾かれにくく、アタリが乗りやすくなるということですね。

 

シンプルノットの結び方動画 


www.youtube.com

上の動画にシンプルノットの結び方をゆっくりと分かりやすく、初心者の方にも覚えやすいように紅白の紐を使って解説していますので、是非参考に

シンプルノットは電車結びに似ています。

電車結びとは、通常PEラインとリーダー両方を同じようにクルクル結んで双方にコブを作り、コブとコブで結束するというものです。

シンプルノットは片側なので電車結びよりもさらに"簡単なうえ理解しやすく、しかも覚えやすくて結束のスピードも断然早い"のが特徴です。

電車結びの弱点でもある"コブ同士のすっぽ抜けや結束強度の弱さ"を克服したエギング初心者さんにはもってこいのリーダー結束です。

 

大物にも負けない結束力

f:id:sasaki07takefumi05:20200411163101j:plain

  • 真鯛67cm
  • アコウ(キジハタ)55cm
  • アオリイカ2kg
  • ソデイカ(タルイカ)7kg

どのターゲットも激しい抵抗をみせましたが、"シンプルノットの粘り強い結束力"のおかげで無事にランディングに成功しました。

上記の中で一番苦戦したラインが切られるギリギリのやり取りだったのは真鯛ですね。そのときのブログ記事には"大きなフナ同然"なんてこと書きましたが、「10分以上いや、もっと時間がかかったか?」とにかくこの真鯛67cmとのやり取り、なかなか海面まで浮かすことが出来なかった記憶だけが鮮明に残っています。

釣り方は夜釣りでワームズル引きです。チニング中に起きた大事故でした。↓

【夜釣り】堤防から真鯛の乗っ込み狙い!まだ餌で釣りますか? - Taketiyo釣りブログ

おわりに

いかがでしたか。"エギングのリーダー結束!覚えやすい“シンプルノット”の結び方!"についてご紹介させていただきました。

リーダー結束は必要不可欠です。

結束力の強いノットは数多くありますが、"難し過ぎて覚えられないような結び方"では、これからエギングデビューなさる方には少々やる気を削がれてしまいますよね。

私自身が長年愛用したシンプルノット。堤防ルアーフィッシングで"最も信頼しているリーダー結束"なので、是非これからエギングやその他のルアーフィッシングを始める方は安心して試してみてくださいね。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。