Taketiyo釣りブログ

堤防からの釣りの話や釣れた魚の美味しい食べ方などをご紹介をします。

タコ釣りに兼用(代用)できるロッド5選!長さや硬さの選び方!

たけちよ釣りブログへようこそ。

あらゆる海釣りの種類の中でも異色な釣りと言って良いのが、タコ釣りです。

タコは全身筋肉という軟体生物の代表でもあり、足一本入りさえすればどんな狭い隙間でも通り抜けることができるそうです。

そんなタコの大好物はご存知のカニです。

テンヤと呼ばれる昔ながらの仕掛けにカニをセットして、海底にいるタコを"おびき寄せて引っ掛ける"という釣り方は、現在でもベテランタコ釣り師達の間では未だに定番の仕掛けです。

しかし、近年ではオクトパッシングという新しいジャンルが構築され、タコをおびき寄せる"タコ専用のルアー"が次々と発売されています。

そこで今回は、「タコ釣りに兼用(代用)できるロッド6選!長さと硬さの選び方!」についてご紹介させていただきます。

 

 

タコ釣りに兼用(代用)できるロッド6選《長さと硬さの選び方》

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タコ釣りで使用するロッドに絶対に必要とされる要素とは、ロッドの適度な"硬さ"です。

タコ釣りはイカや魚の釣り方と違って"やり取り(泳がせて弱らせたり)"などは基本的に必要ありません。

タコを引っ掛けてから海面まで一気に浮かせる。

これがタコ釣りです。

タコ釣りでは、タコに強力な吸盤で海底に張り付かれてしまうことが非常に厄介なので、タコのアタリを感じたらタイミングを見計らって大きく合わせを入れ、"素早く海底からタコを引き剥がす"必要があります。

したがって、タコ釣りに使用するロッドはタコの重さに耐えられるだけの"適度な硬さ"が求められるという訳です。

すなわち、タコの足に仕掛けが食い込んで(合わせを入れた瞬間から)タコが危険を感知して、"海底に張り付いてしまう前までに"タコを海底から持ち上げることができる全体的にハリのある硬めのロッドであればタコ釣りに兼用(代用)が可能なロッドという訳です。

 

船釣りと堤防釣りのロッド選びの違い

タコ釣りで使用するロッドの長さの選び方ですが、船釣りで使用するなら"短めのロッド(1.7〜1.9m)の方が狭い船上では扱いやすく"手返しもはやくてオススメです。

船からのタコ釣りでは"海面までが近い"ということもあり、ロッドの長さはあまり気にする必要はないようです。

一方、堤防からのタコ釣りなら"8ft〜10ft(2.5〜3m前後)の長さのロッドが主流"となります。

タコを海底から引き剥がす際に"ロッドを立てながらリールを巻けば"ロッドが長い分だけ、タコを海底から離す距離が長く一気に浮かせることができて大変有利になります。

ただし、ロッドが長過ぎるとその分"しなり"も大きくなるのでそのあたりは問題です。

さらに、堤防からだと"海面までの距離がある"ためランディング(取り込み)のときなどに、ロッドの長さはある程度必要になります。

 

シーバスロッド|ムーンショット(シマノ)

シーバスロッドは"タコ釣りに兼用(代用)できるロッドの代表"とも言えるほど、ロッドの硬さやハリのある定番のロッドです。

ランカー級のシーバスの激しい引きにも負けないバットパワーがあれば、タコの重さなど朝飯前ですよ。

 

ジギングロッド|ルアーマチック(シマノ)

1mを超える青物を狙うジギングロッド。

走り出したら止まらない青物の"弾丸のような泳ぎに耐えられるだけのロッドの硬さ"があれば、タコ釣りにも当然兼用(代用)できますよ。

「ジギングもやりたい。」って方なら、このロッドがあれば十分に満足するはずです。

 

エギングロッド|リバティークラブ(ダイワ)

近年大ブームのエギング。(イカ釣り)

春はエギングでイカを釣り。夏はタコ釣り。

エギングロッドもタコ釣りに兼用(代用)ができるロッドですが、ロッドの硬さに注意してください。

Mミディアム<MHミディアムヘビーこちらの2つのタイプの硬さなら兼用(代用)が可能です。

しかし、共通してティップ(竿先)が"Sソリッドタイプのエギングロッドは竿先が極端に柔らかく設計されているので不向き"です。

バットのパワーはそこそこありますが、Sソリッドタイプのティップ(竿先)だと"タコの重さに負けてしまって張り付かれる"確率が上がり、「諦めるしかない」といった場面が多くなってしまいます。

エギングロッドをタコ釣りに兼用(代用)する場合は必ず"T(チューブラータイプ)"のロッドを選びましょう。

チューブラータイプのエギングロッドは"ティップ(竿先)の先端までハリがある"ため、タコを素早く持ち上げることに適しています。

 

ロックフィッシュロッド|HARDROCK X 73LB(ダイワ)

ロックフィッシュロッドとは、根魚特有の根に潜り込む強烈な引きに対応した"全体的に硬くハリのある設計のロッド"です。

特にベイトロッドであれば、ロッドパワーに"ベイトリールのトルク(巻き上げ力)"がプラスされる分、タコの重さに負ける要素はまったく見当たりません。

タコ釣りのシーズンとロックフィッシュのシーズンは丁度重なる時期(夏)なので、ルアーをチェンジするだけで手早く2つの釣りが楽しめますよ。

 

堤防タコ釣りロッドの選び方!硬さ・長さ・パワー理想のベストロッド3選! - Taketiyo釣りブログ

 

バスロッド|自宅にあるやつ

昔は良くバス釣りした方なら自宅の物置に一本は眠っているのではありませんか?

バスロッドも"大物狙いの硬いロッド"であれば十分にタコ釣りに兼用(代用)ができますよ。海水でガイドなどの金属部分が錆びるリスクはありますが、手入れ次第では問題は解決できます。

 

まとめ

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タコ釣りに兼用(代用)できるロッド5選

  • シーバスロッド|ムーンショット(シマノ)
  • ジギングロッド|ルアーマチック(シマノ)
  • エギングロッド|リバティークラブ(ダイワ)
  • ロックフィッシュロッド|HARDROCK X73LB(ダイワ)
  • バスロッド|自宅にあるやつ

いかがでしたか。

タコ釣りはロッドの兼用(代用)ができる意外と手軽な釣りなんです。

タコ釣りをメインにするなら専用ロッドが欲しいところではありますが、アレもこれもと専用ロッドを買い揃えてしまっては道具がかさばるばかりです。

メインターゲットのアタリがないときやイマイチ雰囲気を感じないときなどの気分転換程度にタコを狙うなら、絶対に兼用(代用)ロッドがおすすめです。

近年、国産の生きたタコは日本の高級食材の仲間入りをした貴重な食材です。

是非、今回ご紹介したタコ釣りに兼用(代用)できるロッドの情報を参考に今年の夏はちょっとだけ"タコを意識した釣り"を展開してみてはいかがでしょうか。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。