Taketiyo釣りブログ

堤防からの釣りの話や釣れた魚の美味しい食べ方などをご紹介をします。

チニングベストシーズンの釣り方とコツ

タケチヨ釣りブログへようこそ

「毎日釣りがしたい」そんな夢をみながら、20年が過ぎました。

時の流れは早いですね。

今回は、「チニングのベストシーズンの釣り方」と堤防からチヌを釣り上げる「コツ」について、いくつかご紹介していきます。

チヌの「乗っ込み」を釣る為には3月中旬ぐらいからスタート

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チヌは6月くらいから始まる産卵シーズンの為に、3月中旬ぐらいから頻繁に餌を求めて深場から浅場へ入ってきます。

警戒心の非常に高いチヌも、このシーズンはかなり大胆にアタックしてきます。

この時期のことを「乗っ込みシーズン」と言いまして、チニングに最も適したシーズンとなります。

(浅場の海水温は地域によって差があります。)

この時期のチニングは、この乗っ込みシーズンに産卵の体力をつける為に本能的に餌を荒食いするので、毎投アタリがあることが頻繁にあります。

動物性の餌(小魚やエビ、カニ、)などを積極的に捕食しているようで、ジグヘッドでワームのズル引きアクションやリフト&フォールに特に反応がいいです。

初めてチニングをする方は、この時期から初めることを強くオススメします。

チヌの乗っ込み(荒食い)期間はいつまで?

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チヌの産卵した卵の、孵化する適海水温は20℃

で30時間で孵化するとWikipediaに書いてありました。

全国の平均海水温およそ20℃といえば6月(気象庁海水温データ参照)ぐらいが産卵ピークだと考えられます。

この6月を中心にしてチニングにベストなシーズンとなり、乗っ込みシーズン終了は6月ぐらいと判断できます。

もちろん乗っ込みシーズンが終わってもチヌは釣れ続けますのでご安心ください。

乗っ込みシーズンはベイトパターンを見極めましょう

チヌは、岸壁に付いている貝など色んな餌を食べるそうですが、この乗っ込みシーズンは上記にも書きましたが、動物性の餌を好んで捕食しているようです。

まずは釣り場に到着して、海面や堤防の壁などを観察してみてください。

小魚やカニなどがいれば、それがベイトパターとなります。

  • ベイトの種類に合わせて、ワームのタイプやカラーを選んでください。
  • ベイトの種類に合わせて、ズル引きアクションやリフト&フォールを組み合わせてよりベイトの動きに近づけましょう。

海面表層に小魚が目立つパターンのアクションのコツ①

グラブワームでボトムズル引きやリフト&フォールが有効なパターンです。

リトリーブスピードも、ベイトの動きなどをイメージして、緩急をつけるなどして、自分の得意な組み合わせを工夫して見つけましょう。

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グラブワーム3インチ

このワームの使い方のコツは、「ボトムズル引きから一瞬リールを止めてリフト&フォール」がオススメアクションです。

尻尾フリフリでチヌのスイッチが入ります。

堤防の岸壁の壁などに小さなカニが目立つパターンのアクションのコツ②

バグアンツ磯ガニカラーはまさにカニをイメージして緩急をつけながら、海底の砂煙をたてるような動きを演出しましょう。ステイを入れてみるのも有効なアクションです。

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バグアンツ磯ガニカラー3インチ

このワームの使い方のコツは、ズル引きはもちろん有効ですが、ワームの形状が非常に潮の影響を受けやすいので、リフト&フォール時のゆっくりと見せるフォールの姿勢がチヌのスイッチを強烈に刺激します。

潮の流れが早い場所よりも、湾内やテトラポット周辺に向いています。

私が乗っ込みベストシーズンで1番使うワームです。

チヌのアタリとフッキングのタイミングについて

チヌの代表的なアタリは「ゴツゴツ」「ガツガツッ」がよくありますね。

このアタリはワームが、ボトムに付いた状態のときに、チヌが餌を弱らせる為のアタリです。

リフト&フォール直後や、ズル引き中によくあるチヌのアタリです。

タイミングよくチヌが食い込むこともありますが、この場合のアタリには合わせを入れずにアクションを続けて、しっかり食い込むまで我慢するほうがいいです。

食い込むときはロッドの先が「ググッ」と入りますので、しっかりとロッドにチヌの重みを感じてからガッチリと合わせを決めましょう。

上記のようなアタリをフッキングに持ち込むコツ変化アクションです。

  1. リフト&フォールならズル引きへチェンジ。
  2. ズル引きならリフト&フォールへチェンジ。
  3. アクションの間に一瞬ステイを入れる。

このような変化アクションを入れた直後に即食い込むケースは珍しくありません。

工夫して自分の得意のパターンを作りましょう。

プロの方の技を盗みましょう。

やはりプロは凄いですね。

リフト&フォールアクションのチヌの一発食い込みは即合わせ

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チニングではアタリをフッキングさせることに、非常に神経を使います。

このフッキングが決まったときの爽快感が、チニングの醍醐味だと私は感じています。

そんなチニングでも、一発で食い込むケースがあります。

リフト&フォールアクションのフォールのときの「反射食い」です。

このフォールのアタリは非常に大きなアタリなので、合わせはそれほど強く入れなくも、しっかりとロッドを上に持ち上げるように、立てればフッキングできます。

リフト&フォールアクションのフォールの中の小さなアタリ

このアタリをフッキングされるには、おそらくチニングの中で一番難しいです。

フォール中にあるアタリですが、とにかく「コツン」「コツン」みたいに単発の甘噛みみたいな感じで、食い込む気がしない。

フォール中のアタリのある瞬間に、ロッドの先で少しテンションをかけながら手前にロッドを引いてみて、竿先にチヌの重みが感じるようならば、そのままガッチリ合わせてフッキングさせましょう。

フッキング成功チヌの突っ込みはドラグ緩めが最適

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チヌの突っ込みは、かなり激しく力強いので、無理なやり取りはせずに、ある程度は走らせましょう。(テトラポットや船の近くだと話しは別ですが)40㎝のチヌで3、4回突っ込んだらかなり弱ります。

50㎝超えて来ると突っ込みの回数というよりも、とにかく重いです。

なかなか魚影が見えてきません。

突っ込みはドラグでカバーしながら、ロッドワークでじっくり弱らせましょう。

弱らせてからの方がおとなしくタモ網に入ってくれますよ。

ドラグ調整などについても書いてある記事です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「チニングベストシーズンの釣り方とコツ」について私なりに、まとめて記事にしてみました。

  • チニングの乗っ込みスタートは3月です。
  • チニングベストシーズンは、およそ6月が乗っ込み(荒食い)ピークです。(地域に差あり)
  • ベイトパターンに合わせたワームをつかいましょう。
  • ベイトに近い動きをイメージして、アクションしましょう。緩急をつけたり、ステイを入れたりして、変化アクションも有効です。
  • 小さなアタリも、ロッドのティップを上手く使って、フッキングさせましょう。
  • チヌの乗っ込みは激しいです。ドラグとロッドワークで、うまくチヌをコントロールして弱らせてからランディングしましょう。

それでは、今年もチニングベストシーズンにチヌをバンバン釣りましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。