タケチヨ釣りブログへようこそ。
釣って楽しい食べて美味しい日本人なら嫌いな人はそんなにいないタコ料理ですが、生きているタコを平気で素手で触れる人はそんなにいないと思います。
釣りたてのタコの逃げ足の速さには毎度驚かされるのですが、逃すまいとタコの頭を慌てて掴んだ瞬間に、あの8本の足が腕に絡みついた瞬間はさすがにゾワッとします。
さて今回は、そんな釣りたての元気なタコを簡単にハサミ一撃で締める正確な急所の位置について、初心者の方にも分かりやすくご紹介させていただきます。
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タコの簡単な締め方は正確な急所の位置をハサミで一撃
動画開始30秒で締め方、締める場所について詳しく解説しています。↑
食用のタコには色々な種類のタコがいます。
水ダコ、マダコ、手長タコ、イイダコなどなど…
そのほとんどのタコの急所は同じです。
上の写真はマダコですが、目と目の間の真ん中少し下の位置にタコの急所があります。
この急所の位置に少し開いたハサミをブスッと刺してから、チョキっと一撃でタコは締まります。
タコが正確に締まったか締まってないかは一目瞭然で、締まった場合(色も変化する)はすぐに無抵抗になりますが、締まってない場合はひたすら抵抗してきます。
タコが締まってなくて抵抗してくる場合は、ハサミの角度を少し変えてもう一度急所を断ち切ってみてください。
ハサミを急所に刺すコツ
タコは頭を掴むとあの8本足を使って、掴まれた手に対して激しく抵抗してきます。(絡み付いてくる)
ハサミを急所に刺すコツとは、 タコの頭を左手で軽く押さえながら同時にハサミ(少し開いた)を急所にグイッと突き立てて、タコの意識をハサミに向けさせつつ、一気にハサミを急所に刺してから素早く「チョキンっと」神経を断ち切ることです。
タコの急所の位置(目と目の間の少し下)は割と硬いので、しっかり力を入れてハサミを強く刺し込み、中心部分まで刺さったら素早くチョキンとしてください。
正確に急所を断ち切れた場合は、タコは足の自由を失いますので、頭をググっと伸ばしながら足はバラバラな動きをして完全に抵抗力をなくします。(体の色も薄く変化する)
これがタコが正しく締まった状態です。
はじめは慣れないのでハサミを急所に刺すのをタコの抵抗で躊躇したり、タコの頭を押さえる左手に絡みつかれたりして、ハサミがタコの正確な急所の位置から外れたりします。
- 適度な力で
- 躊躇なく一気に
- 素早く断ち切る
以上の3つも大切なコツです。
タコのハサミでの締め方は、ナイフや包丁などの締め方に比べて安全で、慣れてくれば簡単に一瞬でできるようになりますので是非参考にして実践してみてください。
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タコの鮮度を保つ持ち帰り方
タコは急所を断ち切ってからしばらくはまだ動きます。
逃げたりすることはできませんが、鮮度がどんどん落ちてしまいますので、氷のしっかり入ったクーラーボックスにビニール袋に包んだタコを入れて持ち帰ると最高です。
タコは真水に直接触れないようにすると鮮度が保ちやすく自宅まで新鮮な状態を保てますよ。
タコの締め方と正確な急所の位置まとめ
いかがでしたか。
タコの締め方と正確な急所の位置についてご紹介させていただきました。
タコを締める時は、ナイフや包丁などに比べてハサミがとても安全でしかも簡単でやりやすく、初心者の方には特におすすめします。
- タコの急所は目と目の間の少し下。
- ハサミの方にタコの意識を向けさせる。
- ハサミを少し開いた状態で急所に刺す。
- 急所をハサミに適度な力で躊躇なく一気に中心までハサミを刺し込み素早く断ち切る。
- 氷の入ったクーラーボックスでビニール袋などに入れて持ち帰る。
タコを締めるハサミは錆びやすくて毎回のお手入れが大切です。
錆びたハサミではタコの急所にハサミが刺さり難く、急所を外してしまう原因にもなります。
「手入れ面倒だなぁ」って方は、100均などの安価なものだと錆びてしまっても再度購入が容易なのでおすすめですよ。
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それでは、今年も堤防タコ釣りで堤防にタコの雨を降らせたのち、タコの正確な急所の位置へ100均ハサミで一撃で「タコの活け締め」にチャレンジしてみてください。
最後まで読んだいただきありがとうございました。