たけちよ釣りブログへようこそ。
コロナ禍の生活にすっかり慣れてしまい、若干警戒心が薄れているのは私だけでしょうか。
さて、今回はマゴチの唐揚げの作り方についてご紹介させていただきます。
単に唐揚げと言っても、骨丸ごと使用したマゴチの唐揚げの作り方なので"下処理や捌く時間等が圧倒的に短縮"されますので、料理に不慣れな方でも簡単に美味しいマゴチの唐揚げが作れますよ。
私元板前をやっていましたので、当時の調理指導などの経験なども生かしながら分かりやすく解説していきたいと思います。
どうぞ最後までお付き合いください。
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マゴチの唐揚げの下処理
マゴチの唐揚げの下処理から解説します。
まずはウロコ取り等を使用してマゴチのウロコをできるだけ綺麗に剥がしてください。
唐揚げは高温で加熱しますので、刺身とは違いそこまで神経質にならずに"ある程度綺麗"にウロコを剥がせば大丈夫です。(ウロコも多少ならカリっと揚がるため特に気になりません。)
ウロコは剥がす部分に水道水をかけながら、剥がしていくとウロコがあまり飛び散らずに剥がせますよ。
次にマゴチを裏返し内臓とエラを切り取ります。
腹の中に残る血合い等をできるだけ綺麗に洗い流してください。この時に"歯ブラシを使用"すると早くて、しかも綺麗に洗い流しやすくとても便利ですよ。
特に腹の中の背骨に沿って"エラの近くに血合いが残りやすくこの部分は入念に"洗い流してください。
最後にキッチンペーパー等で余分な水分を拭き取ります。ここまでがマゴチの唐揚げの下処理です。
マゴチの下処理などは動画で見るとより分かりやすいと思いますので、YouTubeで参考になる動画を見つけたので宜しければ参考にしてみてください。↓
マゴチの唐揚げの捌き方(切り方)
下処理が終わったら次は適当な大きさに切り分けていきましょう。
マゴチの骨は硬いので捌くときには注意が必要ですよ。力み過ぎて滑って怪我をしないようにしてくださいね。
切り方は上の画像の白線に沿って捌きます。"3〜5センチの幅にぶつ切り"がおすすめですよ。ただし、魚の骨が気になる小さなお子さんやお年寄りの方が食べる場合は、三枚おろしにした後さらに"中骨もピンセットなどで全て抜いてから調理"した方が安全です。
マゴチの骨はその他の魚よりも太くて数も少ない為、慎重に食べれば誤飲する心配はそこまでありませんが気になる方は抜くことをおすすめします。
マゴチの皮は剥がない
マゴチは皮と身の間に旨味の元となる脂の層があり、マゴチの唐揚げを作るときは"皮は付けたままぶつ切り"にして揚げる方が圧倒的にウマいですよ。
マゴチの皮は分厚いですが、唐揚げにするとゼラチン質たっぷりのモチモチな食感に変わり"とても美味しい部分"なので剥がさないでくださいね。
頭を二つに割る
マゴチの頭の骨は硬いので出刃包丁があれば真っ二つに割りましょう。刃の薄い文化包丁ではかなり厳しいので、そのままじっくり"時間をかけて揚げるか煮付けにするなどが無難"です。
美味しい煮付けの作り方はコチラの記事をどうぞ↓
マゴチの唐揚げの味付け(レシピ)
- 塩コショウ|少々
- 酒|少量(全体的に)
- 醤油|少々(風味程度)
- おろし生姜|小さじ1杯
- レモン汁少々(食べる直前)
ボール等にぶつ切りにしたマゴチを入れて、全ての調味料を入れてから全体的に味が馴染むように軽く揉み込んでください。
味付けの"漬け込み時間は5〜10分"を目安にして、しっかりと味を染み込ませるなら30分程度冷蔵庫にしまっておくとより味が染み込みますよ。
マゴチは白身の魚の中でも特に味は淡白な魚なので、醤油を少し入れることで"香ばしく揚がり"美味しく仕上がりますよ。
レモン汁は食べる直前にかけてください。
マゴチの唐揚げの揚げ方
マゴチに下味が入ったらぶつ切りのマゴチを軽く絞って、ボールに残る調味料は捨ててください。
小麦粉と片栗粉を1:1の割合で全体的にしっかり粉がつくように混ぜ合わせたら、余分な粉をしっかりはたき落としてから"170前後の油に入れて2〜3分程度を目安に"揚げてください。
骨付きのマゴチはしっかり揚がっていても油に浮いてこない場合があります(骨のある分重いため)ので、"衣の色や箸で軽く持ち上げたり(食材の水分が抜けて軽くなる)すると揚がり具合が分かりやすい"です。
衣は"狐色よりもやや濃い目"になるまで揚げるのが、香ばしく美味しく仕上げるポイントになりますので、必要に応じて揚げる時間の目安は3分以上かかる場合もあります。
マゴチにしっかり火が入り香ばしく揚がったら、揚げ物アミ等で余分な油を取り器に盛り付ければマゴチの唐揚げの完成です。
中心温度計があると安全で便利
100均などに油の温度などを200度程度まで測ることができる温度計があります。食材の揚がり具合(中心温度)を確認するのにも、大変便利なので是非オススメします。
加熱調理の食材の安全な"中心温度は75度を1分間以上キープ"することです。中心温度計があるとほんとに便利ですよ。
おわりに
マゴチの唐揚げはまるで鳥の唐揚げと錯覚するほど、"魚とは少し違った食感と味が特徴"です。
魚が苦手な人でもマゴチの唐揚げならきっと美味しいと感じるはずですよ。
マゴチは刺身も美味しい魚ですが、"骨の処理がやはり面倒"なので私はもっぱら唐揚げにしていただきます。(煮付けも美味しい)
マゴチの骨丸ごと唐揚げは骨からも旨味が染みでて、非常に美味しく仕上がります。"骨の場所や骨の入り具合など"に慣れてしまえば、マゴチはとても身離れの良い魚なのでポロンポロンと骨から身が離れて食べやすいところも大好きです。
是非、一度「直伝プロの味!マゴチの唐揚げの作り方!骨丸ごとうま過ぎ簡単レシピ!」にご自宅でチャレンジしてみてください。それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。