Taketiyo釣りブログ

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生タコの刺身は炙りがうまい!皮や吸盤の切り方と人気の食べ方!

たけちよ釣りブログへようこそ。

生で食べても茹でて食べても美味しいタコ。

子供の頃から馴染みの深いこのタコですが、自分で釣るか人から貰うか、または飲食店に行かないと生の新鮮なタコが手に入ることは滅多にありません。

ましてや、生のタコを刺身で食べる方法(処理のやり方)を知らない人がほとんどだと思います。

そこで今回は、「生タコの刺身は炙りがうまい!皮や吸盤の切り方と人気の食べ方!」についてご紹介させていただきます。 

生タコの刺身の作り方

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生タコの刺身の作り方は茹でタコとは違い、必要な分だけタコの足を切断して使用します。

生きたタコなら3〜4本までならなんとか生き続けます(場合によっては絶命もある)ので、水槽(生け簀)ならネットの中からタコの足を包丁で切断して、足をボールに入れ流水で"吸盤の中や表面の汚れを素早くしっかり洗い流しましょう。(食中毒菌除去)"

生タコの足をまな板の上に乗せてまわりの皮(吸盤以外)を包丁で削ぎ落としていきます。

足の先端(細い部分)は7〜8センチカットして、茹でたりして別の料理に使用します。

皮の切り方にはコツがあります。

包丁で一度皮に切りつけたら、"切れた皮をまな板へ広げながら一回一回丁寧に繰り返し削いでいく"ことです。

一度で削ぐのではなく、皮を広げながら数回に分けて削ぐと綺麗に剥がせますよ。

削ぎ落とした生タコの皮は炙りにしても"弾力が強くて噛みきれない"ので、カットした足先と一緒に茹でたりして違う一品料理に使用します。

吸盤をつけたまま炙る①

生タコの吸盤以外の皮を剥がしたら、吸盤をつけたまま炙りにしてもうまいですよ。

まずは、生タコの足を炙りにしやすい長さ(5〜6センチ)に切り分けて網を置いたコンロに火をつけ、網が"赤くなっているところ"へ全体を押しつけながら炙ります。(少し焼き目がつき香ばしくなる程度)

5〜8秒程度炙り、生タコの足の中心は"レアに仕上げること"が、生タコの刺身を美味しくするポイントです。

吸盤だけを外して炙る②

生タコの足の吸盤を外して、足の部分は生でいただき吸盤の部分だけを炙りにして"生と炙り2種類の味を楽しむ食べ方が人気"です。

まず吸盤を皮を削ぎ落とすのと同じように丁寧に切り離します。

剥がした吸盤は食べやすい長さにカットして網を置いたコンロに火をつけ、網が"赤くなったところ"へ表裏一回づつ押しつけて炙ります。(少し焼き目がつき香ばしくなる程度)

"吸盤は焦げやすい"ので注意が必要です。

表をチョンチョンと押しつけたら裏返し、またチョンチョンと押しつけたら完成です。焼くではなく"炙る"なので火の入り過ぎには注意しましょう。

生タコ炙り刺し切り方|人気の食べ方

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全章での説明通り生タコの刺身の炙りには、2種類の食べ方があります。人気でおすすめなのは2種類の違う味や食感を味わうことのできる、②の"足は生で食べて吸盤は炙りで食べる"食べ方です。

①の生タコの炙り刺しは手間を減らして、時短調理で素早く提供する"飲食店さん向きの食べ方"です。

どちらもうまいですが、やはり"2種類の味を食べ比べる"などの楽しみがある②の食べ方の方が人気なのは当然ですよね。

生タコの炙り刺し切り方①

生タコの炙り刺しの切り方は飲食店さん向けとも説明した通りとても切りやすいため、素早くカットできます。

切り方は吸盤部分を手前に向けて"刺身の幅をつくるようなに広めの削ぎ切り"が一般的な切り方です。

うまく切るコツはタコに包丁を気持ち"押しつけながら削ぐ"感覚です。包丁のしのぎ(刃のすぐ側の模様)をタコに軽く押しつけながら切ると見栄えの良い幅のある食べやすい大きさに切ることができますよ。

生タコの刺身と吸盤の炙り切り方②

生タコの刺身の切り方はタコの足の太さで若干違いがあります。

細い足なら包丁に角度つけてタコを斜めに切り落として、"刺身の幅をつくりながら"切り落としていきますが、水タコのような太い足なら垂直に切り落として、しかも"薄めに引く切り方"が見栄えも良くて、しかも食べやすい(うまい)切り方です。

吸盤の炙りの切り方は"一口大の短冊(2センチ)に切るだけ"で良いです。器に盛るときは生タコの横に盛り付けます。

生タコの刺身と吸盤の炙りを実際に作る動画を撮りましたので、お暇なときにでも参考にしてみてください。↓

おわりに

いかがでしたか。

「生タコの刺身は炙りがうまい!皮や吸盤の切り方と人気の食べ方!」について、ご紹介させていただきました。

一つ重要な注意点をお伝えしておきます。

生タコを刺身や炙り(生レア)でいただく際は、"必ず新鮮なもの"を使用してください。

活き締めされた生タコであれば、2〜3時間以上経過したものは原則加熱調理にまわした方が無難です。

(生タコは匂いが出るのと鮮度が落ちるのが早いです。)

生タコの刺身を作るのに理想的なのは"生きたタコ"です。生きたタコの足を使うのが一番美味いですし、安全です。

生タコの刺身に必要分だけ足を取り、残りは締めてから下処理をして茹でタコ、または煮付けや唐揚げなどの加熱調理に使用するようにしてください。

 タコの正しい冷凍保存のやり方!美味しさ損なわないスピード解凍法! - Taketiyo釣りブログ

タコは捨てるところが少ない食材です。

好きな人は内臓(肝、エラ、心臓)なども塩茹でしたり、煮付けにしたりして食べるそうです。

頭や皮は湯引きしてポン酢などが定番で美味しい食べ方です。その他にも生タコの唐揚げ、タコ飯、カルパッチョやアヒージョなど和食だけに限らず、色んな料理に合うことでもたいへん人気です。

夏バテ予防、疲労回復に良いとされるタウリンが豊富といわれていて身体にも良い食材で知られています。

新鮮な生タコが手に入ったなら、是非一度、"生タコの炙り刺し、生タコの刺身と吸盤の炙り刺し"

の食べ方で、生タコの真の味を存分に味わってみてはいかがですか。それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。