エギングシーズン真っ只中いかがお過ごしでしょうか。私は相変わらず仕事三昧の貧乏暇無しといった、まったく代わり映えのない日々を淡々と過ごしている次第です。
「毎日釣りに行ける生活…」この私の夢が叶う日は一生こないよう気がして、ネガティブの沼に完全に足を取られてしまっているような毎日です。
さて今回は、「エギングはタモなしでもOKなの?抜き上げの判断基準をズバリ解決!」と題しまして、簡潔にご紹介させていただきます。
春イカはタモが必要になる場面が多い
エギングシーズンとは、大きく分けて春と秋の2回のハイシーズンがあります。
タモが必要になるのは春イカシーズンです。
春イカは小さいサイズでも"600グラムはゆうに超えるイカばかり"なので、タモなしで抜き上げるときにはロッドにも大変負担がかかります。
イカは海水を吸い込んでいる場合もあるので、実際の大きさ以上に重いこともあり抜き上げの際に"身切れ(イカの身や足が切れる)"といったアクシデントが起こりやすいため、春イカシーズンにはタモが必ず必要になります。
抜き上げの判断基準はロッドと身切れ
秋イカシーズンでは、300〜500グラム程度がアベレージサイズとなるためタモなしでも問題ありません。
たまに11月後半から12月に大物のイカ(ソデイカ)かかりますが、大変稀なケースなので必要な人は用意しておくといいかもしれませんね。
問題は春イカの抜き上げです。
抜き上げの判断基準とは、やはりロッドの破損を一番に注意しながら次にラインの太さとイカの身切れです。
イカを海面から少しずつゆっくりと持ち上げてみて、ロッドの"しなり具合に余裕がありそう"であれば抜き上げの第一関門突破です。
ラインの太さはP.E.ライン1号以上、リーダーは2.5号以上は必要です。
イカの身切れの判断基準、これはエギのカンナの掛かる場所によります。
- イカの足先は抜き上げはおそらく無理です。
- イカの触腕だけに掛かるのも無理です。
- イカの足の根本付近で2〜3本まとめてカンナにかかっている場合なら抜き上げて大丈夫ですよ。
エギのカンナがイカの"口元付近の足の付け根の部分"にかかれば最も理想的です。
ロッドのしなり具合に余裕があり、ラインの太さも問題なく、イカにエギのカンナがしっかりかかっていることが確認できれば抜き上げても大丈夫です。
おわりに
いかがでしたか。
イカを抜き上げるのは一見簡単そうに見えて、実際には判断基準がいくつかあります。
- ロッドの破損。
- ラインの太さ。
- エギのカンナの掛かかっている場所。
この3つに注意して抜き上げの判断基準にしてください。
とは言っても、やはりエギングではタモがある方が安心ですよ。せっかく釣れたイカを抜き上げに失敗して逃してしまうのは非常に残念です。
是非、これを機にタモ網のご購入を検討してみてはいかがでしょうか。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。