タケチヨ釣りブログへようこそ。
今回は堤防からのタコ釣りについて、ご紹介したいと思います。
春から堤防でポツポツ上がり始めるタコですが、近年ではすっかり高級な食材となってしまい、近所のスーパーで足二本で600円ですよ。
「そうだったのか。どうりでたこ焼きの値段が高くなってるわけだ。」
私の子供の頃(30年前)は、たこ焼きは15個入り150円でした。
今では8個で600円。
高くなりましたよね。
美味いから高くても買いますけどね。
さて本題に入りましょう。
- タコ釣り初心者の堤防ズル引きテクニック
- 基本的な釣り方ズル引きアクションでの誘い方
- ズル引きストップ&ゴーでの誘い方
- ズル引きリフト&フォールでの誘い方
- 基本的なアタリの合わせ方
- タコに張り付かせない合わせ方
- タコのやり取りはラインテンションに注意
- タコの取り込みランディングの注意点
- まとめ
タコ釣り初心者の堤防ズル引きテクニック
近年では、堤防からのタコ釣りの専用ロッドなどが発売されるなど、大変注目の集まるタコ釣りですが、エギングロッドやシーバスロッドなどでも十分代用できますよ。
堤防タコ釣りのタックル紹介
堤防タコ釣りではなるべく硬い竿が使いやすく、スピニングリールなら3000番ぐらいのパワーがあるといいですよ。
オススメのタコ専用ルアー「タコやん」


このルアーの特徴は、ルアーに浮力があるので海底で画像のように少し浮いた状態でズル引きアクションが可能です。
根掛かりが非常に少なく、ルアーの塗装もしっかりしていて剥がれにくいので、堤防タコ釣り初心者の方には特にオススメしたいルアーです。
ルアーのサイズは3号〜3.5号が堤防タコ釣りでは、1番使いやすいルアーサイズです。
竿の硬さに合わせて選ぶことがポイントですよ。
基本的な釣り方ズル引きアクションでの誘い方
- 堤防から海に向かってまっすぐにキャストして、タコやんを海底まで沈めましょう。
- 海底まで沈めたら、次はルアーを足元までリールで巻き取りましょう。
ズル引きアクションでの誘い方のポイント
海底をズル引きするときのポイントは、竿先に「ゴツゴツゴツ」と海底の感触を感じながら、リールを巻き取りましょう。
竿先を海面に向けて、リールを巻き上げるとやりやすいですよ。
リールの巻き取りスピードは、潮の流れの強さにもよりますので、海底の感触を感じられるようにスピードを調整してください。
ズル引きストップ&ゴーでの誘い方
ズル引きストップ&ゴーは、堤防からのタコ釣りで非常に有効なアクションです。
タコは海底の砂煙に敏感に反応するので、ズル引きアクションからストップしたときに、アタックしてくることが非常に多いです。
ズル引きアクションでアタリがないときは、たまにルアーをストップしてみましょう。
ズル引きストップ&ゴーでの誘い方のポイント
ズル引きストップ&ゴーのポイントは、海底を移動するシャコやエビをイメージして、海底に砂煙をあげるようにルアーをズル引きしてください。
その為には、竿先を海面に向けてリールを巻くとやりやすいですよ。
ズル引きリフト&フォールでの誘い方
ズル引きリフト&フォールでの誘い方は、根が多くズル引きアクションがスムーズにできないようなポイントで使うと効果的なアクションです。
もちろん根の少ない、ズル引きがスムーズにできるポイントでもその効果はあります。
ズル引きリフト&フォールでの誘い方のポイント
ズル引きリフト&フォールでの誘い方のポイントは、ルアーをキャストして海底にルアーが着底したら、余分な糸を巻き取ってから、大きく竿を立ててルアーを跳ね上げます。
「テンションカーブフォール」で再びルアーを海底に着底させてください。
テンションカーブフォールでの誘い方のやり方
テンションカーブフォールの誘い方ついて解説している動画です。
テンションカーブフォールの誘い方はタコ釣りの基本的なフォールアクションなので、覚えておくと釣果アップ間違いなしですよ。
基本的なアタリの合わせ方
堤防のタコ釣りで基本的なアタリは、ズル引きアクション中に急に竿先に重みを感じたりするような、根掛かりに似た感じです。
初心者の方はきっと根掛かりと感じるはずですよ。
このときにすぐに合わせを入れずに、竿先で軽くチョンチョンと糸を引っ張り、重みをもう一度確認して(一呼吸)から、合わせを大きく入れてください。
基本的な合わせ方のポイント
タコにルアーを掛ける最も良い部分は、足の付け根です。
基本的な合わせ方のポイントは、タコは餌に飛びつくと足を広げて餌の上に覆いかぶさって、しばらく離れませんので、慌てて合わせる必要はありません。
慌てて合わせを入れてしまうと、タコの足先にルアーが掛かってしまい、足が千切れたりしますので、慌てずにタコがしっかりとルアーに覆いかぶさるまで待ちましょう。
しっかりとルアーに覆いかぶさってから合わせを入れるには、竿先で軽くチョンチョンとしている間(一呼吸)が大切です。
このチョンチョンのアクションで、タコはルアー(餌)に逃げられまいと、さらにしっかり覆いかぶさるので一呼吸おいてから、大きく合わせを入れると、タコの足の付け根部分にルアーが掛かりやすいですよ。
フォール中のアタリ高活性のタコの合わせ方
このアタリは、6〜8月頃に最も多く見られる高活性のタコのアタリで、リフト&フォールアクションのフォール中に竿先に「グンッ」と重みを感じるアタリで、堤防タコ釣りでこのアタリに限っては、即合わせして一気に巻き上げてください。
タコが泳いでルアーに飛びついている状態なので、タコの足は全て海底から離れています。
張り付くことができないタコなどまさに「飛んで火に入る夏の虫」、多少掛かりどころが悪くても、一気に巻き上げてしまえば簡単に釣り上げることができますよ。
オクトパッシングは6・7・8月のナイトゲームが最もタコ達が釣れる時期! - Taketiyo釣りブログ
タコに張り付かせない合わせ方
タコ釣りで注意したいのが、合わせを入れるときが最も重要だと私は考えています。
タコの足は8本ありあの足で海底に張り付かれてしまうと、小さなタコでもなかなかひき剥がせません。
タコ専用のロッドやリールなら力任せに、タコを海底から引き剥がすことができますが、代用のタックルでは、そうはいきません。
張り付かせない合わせ方のポイント
アタリを感知して、竿先でチョンチョンしたあと一呼吸おいて素早く合わせを入れながら、リールで巻き上げることが堤防タコ釣りでは、非常に重要なポイントです。
タコはルアーに掛かりながらも、8本の足のどれかが海底に張りついていることが多く、素早くリールを巻き上げないとタコはバランスを立て直し、すぐに海底に張り付いてしまいます。
「合わせと巻き上げ」をほぼ同時にすることが、堤防タコ釣りの大切なポイントですよ。
エギングロッドでタコ釣り!柔よく剛を制す!合わせ方のポイント! - Taketiyo釣りブログ
タコのやり取りはラインテンションに注意
タコはルアーに掛かり巻き上げると、口から海水をジェット噴射して潜ろうと抵抗します。
タコのこの潜ろうとする抵抗には、リズムがあり突然手前に方向転換してきたりすることがありラインテンションが抜けてしまって(糸が緩む、弛む)ルアーがタコの足から外れてしまうことがあり注意が必要です。
ラインテンションを保つポイント
なるべく一定の速さでリールを巻きながら、竿を立てるなどして、ラインテンションが抜けないように(糸が緩む、弛む)注意してください。
このやり取りの最中に竿を下げることだけは、絶対にやってはいけないことですよ。
タコの取り込みランディングの注意点
堤防タコ釣りも最終段階です。
タコがルアーに掛かり、海底から引き剥がして一気に海面まで巻き上げることができたら、あとは足元まで慎重に引き寄せてください。
この時に足元の壁に向かって素早く張り付くことがあるのでつす注意しましょう。
↑真っ向からパワー勝負なら専用ロッドが必須!
活きタコ一杯3000円/キロ、タコをたったの3杯釣ればお釣りがきますね。
ランディングは便利なタモ網が安心
堤防タコ釣りでのランディングは、タモ網ですくうことが1番安心できます。
↑コンパクトでスピーディなタモ網が一番!
タモ網なら足元の壁から離れたところでタコをすくえるので、安心して確実に釣り上げられますよ。
しかも、タコをタモ網から直接クーラーやビニール袋に入れて持ち帰ることができるので、釣り上げたタコに地面の砂や小さなゴミが付かないので、下処理もしやすく大変便利でオススメです。
まとめ
- 堤防タコ釣りのタックルはエギングロッドやシーバスロッドでも、代用可能。
- 初心者の方にオススメのルアー「タコやん」
- ルアーサイズは竿の硬さで選ぶとよい。
- 基本はズル引き、ズル引きストップ&ゴー。
- 根の多いポイントはリフト&フォール。
- カーブフォールを動画でマスターしよう。
- ズル引きでの合わせ方はチョンチョン確認、一呼吸おいてから。合わせと巻き上げをほぼ同時にするとよい。
- リフト&フォールのアタリは、即合わせで一気に海面まで巻き上げよう。
- タコとのやり取りはラインテンションに注意して、リールは一定の速さで巻き上げ、竿は立てる。
- ランディングはタモ網が便利です。足元の壁に張り付かせないように注意しましょう。
これから堤防タコ釣りのシーズンがはじまりますね。
去年は堤防にタコの大雨を降らせることができましたが、今年はどうでしょうか。
「私、ワクワクしてます。」
新鮮なタコは、非常に美味しいですよ。
堤防タコ釣りでは、釣りを禁止しているポイントなどが地域よってありますので、そのようなポイントではタコ釣りをしないように注意してください。
それでは、今回の「タコ釣り初心者の堤防ズル引きテクニック」を参考にして、今年も堤防にタコの雨を降らせましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。