タケチヨ釣りブログへようこそ。
アコウシーズン開幕から約1カ月が経ちましたが、「今年はなかなかデカイサイズが出ない…」かなり焦ってます。
昨年と比べて気温の上昇もそうですが、海水温度が今のところ若干まだ低い気がします。
さて今回は、夏からが本番の堤防キジハタ釣りの夜釣りの釣り方について、ご紹介していきたいと思います。
夜行性の習性を狙い打ち
堤防キジハタ釣りでは、日中の釣り方と夜釣りの釣り方では、狙うポイントが若干違ってきます。
日中でも釣れるポイントなら、夜釣りでももちろん釣れますが、日中ではまず釣れないようなポイントでも、夜釣りの場合では釣れる可能性が十分にあるのが、夜釣りをオススメする最大の理由です。
キジハタは夜の時間帯に回遊している
キジハタは夜行性のフィッシュイーターです。
日中の時間帯は、岩陰の隙間や根の奥に入って近くを通る餌を補食していますが、日が沈み夕マヅメの時間帯から徐々に岩陰から姿を出し始めて、浅場の堤防周辺などに餌求めて入ってくることがあります。
この夜行性の習性を狙い打ちします。
しかも7月〜9月は産卵時期(地域によって差がある)でもあるので、普段は滅多に出会えないような大型のオスのキジハタに出会えるチャンスがありますよ。
上の画像は夜釣りから朝マヅメの時間帯に突入した時に出会ったキジハタ55cmです。
キジハタは30cmを超えるとオスに性転換するそれです。
釣り場の地域よっては、30cm未満のキジハタは必ずリリースする条例もあるそうです。
大切な資源ですから仕方ありませんね。
キジハタ釣りの夜釣りのポイント
キジハタは基本的に、潮の流れのある深場の岩陰の隙間や根の奥などを好む魚です。
最も良いポイントは、深場に比較的近い場所にある堤防周辺がキジハタの夜釣りに最適なポイントで、狙い打ちにはもってこいのポイントです。
常夜灯のある湾内
深場から比較的近い場所の、潮通しの良い堤防湾内の常夜灯周辺などは、非常に狙い打ちしやすいポイントですよ。
同じポイントで粘らずに移動しながら釣り歩くことがキジハタの夜釣りの基本の釣り方です。
湾内の舟道の駆け上がり付近を、ジグヘッドとワームで徹底的にリフト&フォールの釣り方で狙いましょう。
堤防の湾外や湾内の足元
月夜で海面が明るい場面などは、キジハタは足元の海底付近でじっとして上を意識して餌を補食するパターンがよくあります。
このような場面では、軽めのシンカー3〜5gぐらいのジグヘッドでゆっくりフォールさせ、ボトム着底したら即リールをゆっくり巻き上げるを移動しながら点で狙い打ちしていくことが、効率的でオススメな釣り方です。
雨上がりの夜釣り
夏場が本番の堤防キジハタ釣りでは、夕立ちや通り雨などで30分ぐらいで「ザーッと降ってパッと止む」ような雨上がりの夜釣りの場面が割とあると思います。
この雨上がりの夜釣りは、私は一番オススメするキジハタ釣りのシチュエーションです。
雨上がりは堤防周辺の活性が急上昇
雨上がりの堤防周辺では海中の酸素の量が増えることで、プランクトンやその他のベイトの活性も上がります。
堤防の岸壁の生き物も同様に活性が上がり、
小さなカニやエビなどが堤防周辺の浅場に集まりやすく、雨上がりの堤防周辺はキジハタの大好物なベイトが沢山集まり、夜釣りのキジハタ釣りで最もオススメする状況となります。
終わりに
いかがでしたか。
キジハタは近年では、各地方で稚魚の放流などが盛んに行われていて、幻の魚ではなくなりました。
キジハタ釣りは夜釣りが一番オススメです。
体力に自信のある方は、夜釣りから朝マヅメまで潮通しも良く深場と比較的近いポイントを釣り歩くことをオススメします。
夜釣りでは思わぬ大型のキジハタが釣れることがあります。
タモ網とライトは必須アイテムですよ。
夜釣りではキジハタにワームの存在をいち早く気付かせることが重要となります。
日中とは異なる"ド派手な"ピンクカラー"などが特にオススメのカラーですよ。
テールがフォール時に強烈な波動を生み出す、キジハタ釣りの"鉄板ワーム"と言えばエコギアから発売されているキジハタグラブワームです。
それでは、今年も堤防から夜釣りでモンスターサイズのキジハタを頑張って釣り上げましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。