タケチヨ釣りブログへようこそ。
堤防アコウ釣りシーズンに入り、毎週お気に入りの堤防でネチネチ釣り歩いていますが、最近日に焼け過ぎてしまったせいか、周りの人が少し引いてる感じがします。
さておき本題へ、アコウは夜行性の魚で有名ですが、昼間でも条件さえ揃えば入れ食いパターンもあり、数釣りも狙うことが可能です。
今回は、そんな堤防アコウ釣りの重要なポイントを、私の経験を交えながら解説していきたいと思います。
浅場に上がってくる産卵シーズンからが堤防アコウ釣りスタート
堤防アコウ釣りの時期は、6月中旬〜10月ぐらいまでが堤防から狙って、割と簡単に釣果が期待できる時期です。
この6月中旬〜10月ぐらいの時期以外でも、堤防からアコウが釣れることがごく稀にありますが、確率はかなり低くこの時期に限ってはまさに幻の魚と言わざるを得ません。
産卵時期と堤防から狙える期間
アコウの産卵時期は6月中旬ぐらいから比較的浅場の海域で始まり、7月〜8月上旬ぐらいまでが産卵ピークですが、地域によって差があるようです。
このアコウの産卵時期からが、堤防アコウ釣りのスタートとなり、堤防アコウ釣りの期間は11月ぐらいからの海水温の低下とともに終了し、アコウは浅場の堤防周辺からその姿を消して、深場の海域で越冬するようです。
アコウの寿命はおよそ7〜8年と言われています。
最大サイズは60㎝まで成長するそうです。
産卵する場所ポイント
アコウの産卵する場所ポイントは、潮通しが良い堤防周辺の岩の隙間や根の入り組んだような丈夫で狭い場所らしく、根掛かりが多発するようなポイントが、アコウの主な産卵場所だそうです。
アコウは潮の流れの速い場所を好む魚で、ポイント選びの重要な条件の一つです。
潮流の反転する時間帯を狙う
時期もポイントも狙いを定めることができたなら、次は時合いの釣り方です。
時合いとは釣りの基本用語であり、魚が捕食するスイッチが入るような時間帯のことを言いまして、とにかくアタリが頻繁に出るような時間帯のことを時合いと言います。
堤防アコウ釣りにもこの時合いがあり、これを知ると知らないとでは釣果に大きな差が出ます。
潮流の流れの緩む時間帯に時合いがある
潮流とは、上げ潮や下げ潮などで生まれる海水の流れのことです。
例えば上げ潮の時間帯の潮流の流れが、右から左ならば、下げ潮になると潮流はやがて反転して左から右に変わります。
この潮流の反転する正確な時間には、ポイントやその日の潮によってかなり差がありますので、満潮から下げ潮になると同時に潮流が反転するわけではありませんので注意しましょう。
この6月中旬からの時期に私の通っている堤防のアコウ釣りのポイントでは、大潮のピークの日で満潮から下げ潮に変わり2時間後ぐらいから徐々に潮流の流れが緩み始め、それから1時間後には反転して徐々に流れが加速して川のようになります。
まさに上記の潮流が緩む時間帯が、今回一番ご紹介したかった時合いです。
このわずか1時間程度が堤防アコウ釣りでの、激熱の時間帯であり、この時合いを制するものが、堤防アコウ釣りを制すると言っても過言ではありません。
時期とポイントが正しければ、昼間の時間帯であってもこの時合いのタイミングで必ずと言っていいほど、アコウは仕掛けにアタックしてきます。
なぜこの時合いが存在するのか、理由として考えられることは、潮流の流れの速いポイントでは、海底付近のベイトは潮に流されないように岩の隙間などに入り込み隠れていますが、潮流が緩むと一斉に岩の隙間などから出てきて移動したりするため、アコウはそれを狙って待ち構えているではないかと私は考えています。
時合いと朝夕マヅメや夜釣りで大型を狙う
アコウは夜行性です。
この時期の大型のアコウは、朝夕マヅメや夜釣りの時間帯の時合いで狙うと堤防アコウ釣りでも十分狙えます。
アコウは30㎝を超えてくるとオスに性転換するらしく、大型のオスのアコウはメスを探しながらこの時期に、浅場の堤防周辺に入ってきます。
大型なアコウほど日中には活動しないらしく、朝夕マヅメや夜釣りの時間帯に活発に行動しているようです。
この大型のアコウを堤防から釣り上げるには、産卵時期の6月中旬ぐらいから、潮の流れが速く根掛かりの多いポイントで、朝夕マヅメや夜釣りの時間帯と潮流が反転する、時合いの時間帯が重なるタイミングで釣行を繰り返せば、そのうち必ず獲れます。
それから根掛かり対策を万全にすることが、アコウ釣りでは鉄則となります。
根掛かり対策万全なアコウ釣りの仕掛け
私が今一番愛用している、コスパが非常に良い堤防アコウ釣りの仕掛けです。
オフセットフックにグラブ系のレッドカラーが渋い日でも確実にアコウをキャッチできる一番信頼しているワームです。
トレーラーシンカーも釣り具屋さんで一番安くて、数も多くて使いやすいものを使用しています。
ポイントはオフセットフックにすることが、根掛かり対策の最も重要なポイントです。
まとめ
- 産卵時期から堤防アコウ釣りのスタート。堤防アコウ釣りの時期の期間は、6月中旬〜10月ぐらいまでです。
- 釣り場所ポイントがとても重要です。流れの速い場所で岩場や根の入り組んだポイントがアコウの好む絶好のポイントです。
- 堤防アコウ釣りの時合いは潮流の反転する時間帯。潮流の緩む時間帯がチャンス。
- アコウは夜行性。時合いの時間帯とマヅメや夜釣りの時間帯が重なるタイミングが大型アコウも狙える激熱な時間帯。
- 釣り場ポイントやその日の潮によって、潮流の反転する時間には差がありますので注意してください。
- 堤防アコウ釣りは根掛かり対策を万全にしましょう。オフセットフックが堤防アコウ釣りの仕掛けの鉄則です。
いかがでしたか。
堤防アコウ釣りの時期やポイント、時合いの時間帯の釣り方についてご紹介しました。
堤防アコウ釣りは、コツさえ掴めば効率良く釣果を毎回出すことができる簡単なルアー釣りです。
堤防アコウ釣りをこれからはじめる方は、是非今回ご紹介した記事を堤防アコウ釣りの時期やポイント選びの参考にしてみてください。
それでは今年も堤防にアコウの雨を降らせましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。