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海釣りをはじめるにあたり、はじめに購入する大切な道具とはロッドですよね。
何を釣るか?何が釣れるのか?
日本では四季があり、春夏秋冬で釣れる魚種が変わりますので揃える道具の種類もたくさんあります。
ただでさえ仕掛けやルアーといった道具の種類もたくさんあるわけなので、せめてロッド(釣り竿)は一本で色々な魚種をたくさん釣る(狙う)ことができる万能ロッドがいいですよね。
万能ロッドが一本あれば、春夏秋冬で釣れる魚種が変わってもわざわざロッドを買い直す必要もなく、とっても経済的です。
そこで今回は、「【コスパ】エギングロッドはどれが万能?丈夫で長持ちオススメ6選!」についてご紹介させていただきます。
エギングロッドは、各有名メーカーから毎年たくさんのニューモデルが発売されてあますが、海釣り初心者の方や釣りをはじめて間もない方には、"どこのメーカーのどの種類のエギングロッドが万能なロッドなのかはイマイチわからない"ですよね。
そんな方にも分かりやすいように細かく解説させていただきますので、最後までお付き合いください。
万能なエギングロッドとは
万能なエギングロッドとは、すなわち"その一本のロッドでたくさんの魚種を釣る(狙う)ことが可能なロッド"のことです。
- エギング(アオリイカ/コウイカetc)
- サビキ釣り(アジ/イワシ/サバ)
- カワハギ釣り(カワハギ)
- ちょい投げ釣り(キス/カワハギetc)
- 泳がせ釣り(ヒラメ/マゴチ/シーバスetc)
- チニング(チヌ/真鯛)
- ロックゲーム(アラカブ/キジハタ)
- メバリング(メバル)
- アジング(アジ)
- オクトパッシング(マダコ)
一本のロッドで"16魚種を釣ることができて、10種類の釣り方(仕掛けを使用)が可能なロッド"こそ万能ロッドに相応しい条件ではないでしょうか。
使用可能なルアーウエイト(仕掛けの重さ)が最も幅広く
万能なエギングロッドの長さと硬さ
エギングロッドは万能ロッドの代表ですが、エギングロッドの中でも"長さや硬さ"などの違う種類がいくつかあって、その"全てのエギングロッドが万能エギングロッドというわけではない"ので選ぶときは注意が必要です。
自分のレベルなども考慮しつつ、自分のやりたい釣りのスタイルにマッチするロッドの硬さや長さを選ぶことがとても大切です。
乗せる釣りのエギングロッドML
エギングロッドの硬さを表す記号ML(ミディアムライト)とは、ロッドのティップ(竿先)にかけてM(ミディアム)よりも"しなやかに設計"されています。
エギングロッドMLは、"ティップの入りシロ(曲がる範囲)が大きい分、魚が針を口にくわえてから針掛りするまでに"ティップがしなやかな分"魚がティップの抵抗を感じにくいので、針を口にくわえたまま走りだし半分自動的に魚が針に掛かります。
そのため魚のアタリを弾きにくいのが特徴なので、"乗せる釣り"と表現しています。
掛ける釣りのエギングロッドM
エギングロッドM(ミディアム)とは、ティップにもある程度のハリがあるためアタリを弾きやすい特徴がありますが、あくまで"合わせ遅れに対しての問題"なのでアタリにしっかり合わせを入れることができれば問題ありません。
エギングロッドMの最大の特徴は"感度の良さ"にあります。ティップの入りシロが少ない分小さなアタリはもちろん"小さなボトムの感触を感知しやすい"ため、仕掛けがボトム着底したことを気づかずに仕掛けが潮に流されて転がり、根掛かりするアクシデントを防ぐことができます。
エギングロッドMとMLの特徴をよく理解して"自分のやりたい釣りのスタイル"に合わせてロッドの硬さを選びましょう。
乗せる釣り/エギングロッドML(ミディアムライト)
掛ける釣り/エギングロッドM(ミディアム)
エギングロッドL(ライト)/MHミディアムとは
エギングロッドには大きく4つの硬さがあり、"L(ライト)、M(ミディアム)、ML(ミディアムライト)、MH(ミディアムヘビー)"の4段階です。
エギングロッドLとは、ロッド全体のハリはあるもののティップにかけて非常にしなやかなロッドなので、基本的に"2.5号以下のエギなど軽いリグ(仕掛け)に特化している"ため万能ロッドとしては不向きなロッドです。
エギングロッドMHとは、ロッド全体のハリに加えティップの先端までしっかりとハリのある硬いロッドになり、基本的に"3.5号以上のエギなど重いリグ(仕掛け)に特化した設計"なので万能ロッドとしては不向きなロッドになります。
万能なロッドの長さ
万能なロッドの長さとは、長過ぎず短過ぎない平均的な長さであり、自分の身長などに合った扱いやすいロッドの長さを選ぶことが大切です。
釣り場での海面からの高さも考慮する必要があるため、単に軽くて扱いやすいロッドなら良いわけではないので注意して選びましょう。
〈身長から選ぶロッドの長さの目安〉
身長150cm〜/8.3フィート←友人の釣り女子さん
身長160cm〜/8.3〜8.6フィート←私
身長170cm〜/8.6フィート←知人のKさん
身長が低い方でも8.3フィート程度のロッドの長さがある方が、"足場の高い堤防やテトラ周辺などでは取り廻しがしやすく何かと有利"な場面も多い"ので、「少し長過ぎない?」と思うぐらいが丁度良いですよ。
一般的に扱いやすい万能なロッドの長さとは、"8.3フィート〜8.6フィート"と言われていて身長167cmの私もはじめ8.6フィートのロッドを選びました。
二本目のロッドは8.3フィートとわずか数十cmの違いですが、"釣りに慣れてくると"はじめに購入した少し長めの8.6フィートのロッドの方が釣りがやりやすいと感じています。(使い慣れているといった理由もある)
身長を目安に8.3フィートか8.6フィート、この2択で万能ロッドの長さを選べばまず間違いないですよ。
《優秀コスパ》丈夫で長持ちするオススメ万能エギングロッド6選
「優秀コスパで丈夫で長持ち」さらに万能性まで兼ね備えたエギングロッドとは、やはり"ロッドの素材や加工設計"は無視できません。
優秀コスパとは、ただ単に安いロッドのことではありません。安いロッドというのは(定価1万円以下)劣化も早く使い方次第では、"2〜3ヶ月で不具合が生じて使い物にならなくなる"ケースがザラにあります。
メーカー希望価格1万円以上のエギングロッドなら素材や加工設計にいたるまで、しっかり作り込んでいるため丈夫で長持ちします。
「安物買いの銭失い」と言うことわざがあります。安い物を買って一見得をしたように感じるが安い物は品質が悪く、すぐに修理や買い替えなどでお金がかかり結果的に高い買い物になってしまうということ。
このように単に安いエギングロッドは優秀コスパとは言えません。ある程度の値段(1万円前後)なら丈夫で長持ちするため、それだけ"愛用する期間も長くしっかり使い慣らす"ことになるのでロッドの万能性にさらに磨きがかかり、手放すことのできない最高の万能ロッドになりますよ。
汎用性に優れたロッド選ぼう
汎用性に優れたエギングロッドとは、使い方が一種類の釣りに限られず幅広い種類の釣りに代用ができるロッドのことです。
エギングロッドは本来イカ釣り専用に誕生したロッドですが、エギング特有のアクションでもあるシャクリを追求した結果、他のロッドよりも全体的にハリがあり長い時間使用しても疲れにくいように軽量に設計されています。
エギのボトム着底やイカの繊細なアタリを感知できるように"感度がとても良い"のが特徴です。
リバティークラブ 86M(ダイワ)
初心者さんの最初のロッドにオススメします。入門用に最適なリバティークラブ86Mはこれから海釣りをはじめる方や釣りの合間にちょっと違う釣りをやるにはもってこいの万能エギングロッドです。
ロッドの硬さはM(ミディアム)とML(ミディアムライト)から選べます。オススメはやはり86Mですね。
素材的には柔らかい方なので、M(ミディアム)の硬さが最も沢山の釣りに代用できる万能ロッドとして活躍してくれますよ。
エメラルダス 86M(ダイワ)
ダイワのエギングロッドで一番人気の高いのがエメラルダスです。コスパも優秀でしかも"丈夫で長持ちする万能エギングロッド"との声もたいへん多くの方からいただいているようです。
エメラルダスは、デザインの評判も良く"今一番売れている店長一推しのオススメ万能エギングロッド"ですよ。
ソルティーアドバイス S83ML(シマノ)
シマノの万能エギングロッド"ソルティーアドバンス"エギングはもちろん、ジギング、シーバス、ヒラメなどジャンルを問わず幅広く使用でき、"メーター級のサワラにも対応できる万能パワーロッド"です。
Amazonレビューも星4.5と高評価。必ず満足できるオススメの一本ですよ。
トリプルクロス 86EL (メジャークラフト)
良心的な価格が売りのメジャークラフトから発売のトリプルクロス86EL。エギングロッドの記号が少し変わっていて"ELとは、ML(ミディアムライト)"と考えてください。
メジャークラフトが自信を持って作り込んだエギングロッド、価格もそれなりにしますがやはり"ロッドとガイドの素材や加工などデザインの細部にいたるまで、しっかりと作り込んだ優秀コスパのエギングロッド"です。
Amazonレビューも星4.5の大満足の高評価。オススメです。
セフィアBB S86M(シマノ)
シマノのエギングロッドの中でAmazonレビューの評価が一番良く、汎用性も抜群に優れているロッドとして高評価です。
"ガイドも丈夫で防錆加工に加え、ハイパワーX搭載(カーボンテープをX状に巻きつける加工)で捻れに強くとても丈夫で長持ちするロッド"です。
軽量で感度も超抜群なので、ボトム感知や小さなアタリも逃さず手元に伝達してくれます。初心者さんからベテランさんまで、自信を持ってオススメする"万能エギングロッドセフィアBB86M。"とても頼もしいロッドですよ。
クロスフィールド 86M(アブガルシア)
オススメ万能エギングロッド6選の中で唯一エギングロッドではないがエギングもカバーできる万能ロッドクロスフィールド86M。
アブガルシアから発売されたこのロッドは、Amazonレビューで"汎用性抜群"という声が最も多く目立ちました。
ロッドの硬さはM(ミディアム)となっていますが、エギングロッドML(ミディアムライト)のように"しなやかで非常によく曲がる"そうです。
高級感あるデザインにしてこの優秀コスパなのが、大満足の理由の一つでもあるようですね。
エギングロッドはどれが万能?/まとめ
万能エギングロッド《優秀コスパ》オススメ6選
- リバティークラブ86M(ダイワ)
- エメラルダス86M(ダイワ)
- ソルティーアドバンスS83M(シマノ)
- トリプルクロス86EL(メジャークラフト)
- セフィアBBS86M(シマノ)
- クロスフィールド86M(アブガルシア)
どのロッドも汎用性に優れた万能ロッドです。
万能エギングロッドは一本で沢山の釣りに代用できるため、道具をあれこれ買い揃える必要が減り"経済的"ですよ。
エギングロッドのベストな買い時と失敗しない最初の一本の選び方! - Taketiyo釣りブログ
丈夫で長持ちする万能エギングロッドがあれば、堤防釣りに幅広く代用できるため"一本のロッドを徹底的に使い慣らすことができ、最強の万能エギングロッドになることは間違いありません。"
使い慣れたロッドは実に頼もしく最強ですよ。
万能エギングロッドで狙える高級魚3種!MとMLの特徴! - Taketiyo釣りブログ
規格外のモンスターが掛かったときでも、信頼できる使い慣らした万能ロッドであれば"慌てることもなく冷静にやり取りが楽しめる"ため、バラシも減り多少の時間はかかりますがランディングまで持ち込むことができます。
海釣りでは、突然のナブラなど予期しない大チャンスがよく起きます。万能エギングロッドなら、そんな大チャンスにも仕掛け(ルアー)をチェンジするだけなので素早く対応が可能ですよ。
それでは、「エギングロッドはどれが万能?《優秀コスパ》丈夫で長持ちするオススメ6選!」これから万能エギングロッド選びをご検討されている方は、是非参考にしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。