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エギングでたまにあるバラし…
不思議とエギングに慣れてきた頃に頻発して起きますよね。
逃した魚は大きい…
昔から良く耳にするこの言葉の意味とは、手に入りかけた、手に入れ損なった魚とは口惜しさや歯痒さから、さらに"価値の高い魚(大物)"のように感じるという意味なんだそうです。
初めての大物に逃げられた日の夜は、色々な思いを巡らせてなかなか眠れないものですよね。
そこで今回は、"アオリイカの引き"についてご紹介します。逃したアオリイカの大きさを知る手掛かりになれば幸いです。
アオリイカの引きの強さ
アオリイカの引きの強さはエギングのターゲットの中ではNo.1です。
合わせをいれて、エギのカンナがアオリイカにかかった瞬間からアオリイカは一気に走り出します。
アオリイカのサイズ別に考えてみましょう。
コロッケサイズ(秋)
500g未満のコロッケサイズの引きは、クイックイッと"竿先を引っ張る程度の引き"の強さです。このサイズは、主に9月〜10月初旬頃によく釣れるサイズです。
とんかつサイズ(春/秋)
800〜1キロ未満のアオリイカはグィーンと一旦はリールから"ラインを2〜3mほど出される強い引き"ですが、持久力はそれほどなく2、3回程度の引きのあとは割とおとなしくなります。
12月〜3月頃のアオリイカはこのサイズが多い
親イカサイズ(春/冬)
1.2キロ〜2キロ未満のアオリイカの引きは"強烈な引き(走り)"と表現できます。(5m〜10m程度は走る)春の親イカサイズのアオリイカは持久力もあり、"海面になかなか姿が見えてこない"ためやり取りには時間をかけてじっくり寄せる必要があり、バラしが多くなるのもこの親イカサイズからです。
超大型サイズ(春)
アオリイカの産卵期ピークを迎える5月〜6月の時期には、超大型サイズのアオリイカがかかることがあります。この超大型アオリイカの引きは今までのアオリイカの引きとは次元が違います。
合わせを入れてからエギのカンナがかかった瞬間にまったく動かない"根掛かりのような重み"をロッド全体に感じた後、突然ラインが一気に走りだしドラグを締めないとアオリイカは"永久に走るほどの超強烈な引き"を見せます。
超巨大アオリイカの引きは、感覚としてはランカークラスのシーバスと変わらないほどの走りです。
初速のパワー(走り)は20m〜30mほどラインが出るほど強烈です。
持久力は5〜10分。シーバスのエラ洗いのような激しい洗礼(上下の揺さぶり)はないのですが、大型アオリイカは"ランディングまでにかなりの体力を使います"ので、ドラグが鳴り止まずラインが出続けるとくは、なるべくリラックスしてアオリイカが走るときは無理せず走らせて、"ライテンションだけに集中して"時間をかけて慎重に岸に寄せていく(巻き上げる)ことが、大型アオリイカを釣り上げる大事なポイントになります。
エギングでバラシ連発!原因は合わせ方だけじゃない! - Taketiyo釣りブログ
おわりに
いかがでしたか。アオリイカの引きの強さについて、ざっくりとご紹介しました。
超大型アオリイカの引きの強さは強烈です。
アタリの出かたはそれほど変わりませんが、合わせを入れた後の"アオリイカの引きの強さ"で大体の大きさは把握することができますよ。
冬の12月〜1月頃にアオリイカよりもさらに超超大型のソデイカ(タルイカ)と言うイカがエギングでたまに釣れるのですが、このソデイカの大きさは平均サイズでも5キロ以上。"最大サイズは10キロ"とも言われるまさにモンスターです。
このソデイカの引きはまるで"大型の青物のように強烈"且つ、一度の走りの距離が30m〜50mと腰が抜けそうなほどの引きの強さですよ。
堤防エギングで狙うことができますので、一度狙ってみてください。詳しい釣り方はこちらを参考に↓
逃した魚は大きい…是非次回のエギングで今回のリベンジを果たしてくださいね。それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。