たけちよ釣りブログへようこそ。
近ごろ釣りブーム再来との噂をちらほら耳にします。
コロナ禍の三密を避ける生活習慣から屋内レジャーのニーズが低迷。その影響から屋外レジャーの中でも親子連れで、近場でも気軽に楽しめる"ファミリーフィッシング"に今注目が集まっているようです。
ファミリーフィッシングといえば、一番に思いつくのはやはり"堤防サビキ釣り"ですよね。
小さいお子さんから年配の方、釣り経験の無い初心者の方でも簡単に釣りを楽しめるこのサビキ釣り。"複雑な釣りの知識"を必要としないところに加え仕掛けもとてもシンプルなため、ファミリーフィッシングの代名詞として長く親しまれてきました。
しかし、サビキ釣りがいくら簡単とは言ってもやはり幾つかのポイント(コツ)があります。
そこで、今回はサビキ釣りで最高の思い出を作っていただきたく、「サビキ釣り初心者でも簡単すぐ分かる!堤防サビキ釣り大爆釣のコツ」について、ご紹介させていただきます。
- 堤防サビキ釣り大爆釣のコツ①(場所選び)
- 堤防サビキ釣り大爆釣のコツ②(時間帯調べ)
- 堤防サビキ釣り大爆釣のコツ③(釣れる時期を知ろう)
- 堤防サビキ釣り大爆釣のコツ④(仕掛けと誘い方)
- 堤防サビキ釣り大爆釣のコツ⑤(浮き下の調整とタナを理解する)
- 堤防サビキ釣り大爆釣のコツおまけ(撒き餌を撒き続ける)
- おわりに
堤防サビキ釣り大爆釣のコツ①(場所選び)
堤防サビキでは、まずはじめに"魚が釣れる場所"を見つけることが肝心です。
"目で見える魚が釣れる"と勘違いしている方も多く、「魚がいるからこの場所に決める」このような場所選びは絶対にやめましょう。
堤防サビキ釣りで使用する餌はアミ餌と呼ばれる小さなエビに似たプランクトンです。
この餌を食べる魚以外の魚も堤防周辺には多数いますので、目に見える魚が必ずサビキ釣りで釣れるとは限らないので注意してくださいね。
サビキ釣りの大爆釣のコツ。正しい場所選び。
正しい場所選びのコツとは、釣り具屋さんで詳しい店員さんから正確な情報を聞くことがまず第一。
さらに釣りサイト等の情報とも照らし合わせて、より"正しいと思われる釣り場所"を見つけることです。
釣り場所が決まったなら、事前にその釣り場所を視察してみて実際にサビキ釣りで魚が釣れていれば"完璧な場所選び"というわけです。
【アジ】サビキ釣りのポイントの選び方!子供連れにベストな釣り場! - Taketiyo釣りブログ
堤防サビキ釣り大爆釣のコツ②(時間帯調べ)
場所選びが決まれば「いざ釣り開始。」と言いたいところですが、大爆釣のコツ②釣れている時間帯を調べましょう。
視察した時間帯を思い出してみてください。
日中の仕事の昼休み13時頃だったり、仕事の帰りの夕方17時頃に釣れていた。
そうです。視察のときに"サビキで魚が釣れていた時間帯と同じ時間帯に"サビキ釣りをしてください。
堤防サビキ釣りのターゲットのアジ、サバ、イワシといった魚たちは、回遊しながら餌の豊富な場所を探して泳いでいて各地域で魚の回遊ルートや回遊してくる時間帯は"ある程度決まっている"ことがほとんどです。
堤防サビキ釣り大爆釣のコツ。時間帯を調べる。
堤防サビキ釣りでは、誤った時間帯では一匹も釣れないなんてことも十分あり得ますので、必ず事前に視察して"サビキ釣りで魚が釣れている時間帯"を調べてから"同じ時間帯を狙っていく"ことが堤防サビキ釣り大爆釣のコツ②になります。
堤防サビキ釣り大爆釣のコツ③(釣れる時期を知ろう)
堤防サビキ釣りでは年間通して様々な魚が釣れます。一番馴染みのある魚と言えば、小アジ、小イワシ、小サバですよね。
この3種類の魚は"5月〜11月の時期"に堤防サビキ釣りで狙える魚です。
これらの魚は冬12月頃になると堤防周辺の浅場の"海水温度の低下"とともに沖へ移動するため、冬の12月〜3月、地域によっては4月頃まで堤防周辺でのサビキ釣りでは釣れなくなります。
しかし、一部の小アジの群れは海水温度の"比較的暖かい地域"では、堤防周辺に居着いて越冬する個体も確認されていて、そのような地域では"年中サビキ釣りで小アジが釣れる"とのことです。
堤防サビキ釣り大爆釣のコツ。5月〜11月の時期にサビキ釣りをする。
堤防サビキ釣り大爆釣のコツで特に大切なのが、サビキ釣りで"魚が釣れる時期"をしっかり覚えておくことです。
堤防サビキ釣りの釣れる時期は全国各地域で毎年ほぼ決まった時期に釣れていますので、スマホのメモなどに記録しておくと便利ですよ。
堤防サビキ釣り大爆釣のコツ④(仕掛けと誘い方)
堤防サビキ釣りの歴史は長く近年では仕掛けの種類も豊富になりました。
中にはサビキ釣り初心者の方には少々ハードルの高い、複雑な仕掛けなどもあるため人気の仕掛けだからといって安易にそのような仕掛けに飛びつかないで下さいね。
サビキ釣りはシンプルな仕掛けが一番です。
特に不慣れな初心者の方には下記のような仕掛けがおすすめです。
下カゴ式の仕掛け
サビキ釣りで最もシンプルで扱いやすい仕掛けは下カゴ式の仕掛けです。
- 竿は3.6m程度
- リール2000番程度
- ナイロンライン3号程度
「サビキ釣り初心者セット2980円税抜き」
サビキ釣りシーズンが近づくと釣り具屋さんに行けば"竿、リール糸付き、サビキ針(仕掛け)"などサビキ釣りをすぐに始めることのできる、リーズナブルで便利な商品が沢山売り出されていますので、サビキ釣りに慣れるまではこのようなセット買いの方が断然お得なのでおすすめです。
下カゴ式の仕掛けの誘い方
下カゴ式のメリットは仕掛けを投げ入れるだけでも魚が釣れるところにあります。
魚の活性と言って"餌に反応が良いとき"に限っての話ではありますが、サビキ釣りシーズンでは入れ食いは当たり前です。
仕掛けを投げて魚のアタリで浮きが沈んだらリールを巻くだけ。
サビキ釣り大爆釣のコツ④誘い方。『さびく』をマスターしよう。
サビキ釣りの大事なコツとは、撒き餌を食べに集まった魚にタイミングよく"餌カゴを上下に動かす(さびく)こと"で、餌カゴの中にある撒き餌を海中に撒き散らし仕掛けの"サビキ針を餌と間違えて食べさせる"ことです。
さびくとは、竿を水平から45°程度に立て浮きを支点に仕掛けを一度上に持ち上げて、再び竿を水平に戻し仕掛けを再度下に落とす一連の動作のことです。
誘い方の基本動作
仕掛け投入→浮きが立つ→さびく→アタリを待つ
一回のさびく誘いで餌カゴから半分程度のアミ餌が海中に放出します。アタリが出ないときはニ回目、三回目とアタリが出るまで繰り返しさびく誘いをして下さい。
三回目のさびく誘いでもアタリがない場合、おそらく餌カゴの中のアミ餌が無くなった可能性がありますので、一度仕掛けを回収して餌を補充しましょう。
堤防サビキ釣り大爆釣のコツ⑤(浮き下の調整とタナを理解する)
堤防サビキ釣りでしばしば見かけることが、浮き下が短いや逆に浮き下が長過ぎて浮きが立たないといった浮き下の調整ミスです。
サビキ釣り大爆釣のコツ。浮き下の調整とタナを理解しよう。
仕掛けのタナ(水深)はサビキ釣りで大変重要な要素をしめます。魚は種類によって"餌を食べるタナ"がある程度決まっていて、それぞれの魚のタナをよく理解することが大爆釣のコツになります。
- 小イワシや小サバのタナ(水深)は表層直下海面から1m〜2mの水深で餌を食べています。
- 小アジは主に中層3m以下のタナ(水深)で餌を食べています。(高活性なら表層もある)
- 群れの数の少ないその為の魚は基本的に中層より下のタナ(水深)、ボトム(海底)付近で餌を食べています。(高活性なら表層もある)
浮き下の調整とはウキ止めを移動させることで簡単にできます。アタリが出ないときは狙う魚のタナを意識して浮き下を調整して対応しましょう。
堤防サビキ釣り大爆釣のコツおまけ(撒き餌を撒き続ける)
堤防サビキ釣り大爆釣のコツ"おまけ"とは撒き餌を撒き続けることです。
釣り場にサビキ釣りの先客がいる場合なら、魚はその釣り場に集まっていますので自身の竿にもすぐに魚が掛かります。
しかし、誰も先客がいない釣り場では始めからすぐに釣れることはありません。
この場合しばらく20分ぐらいの間、"5分に一度程度"間隔を空けながら撒き餌を海中に撒き続けてください。
潮の流れに乗ってアミ餌が釣り場に浸透(馴染む)することで、"魚が餌を感知して"一斉に集まり始めたりしますので釣れないからと言って、何もしないのはおすすめできません。ただ時間だけが過ぎてしまいますよ。
"20分〜30分程度"撒き餌を撒き続けても魚の反応がまったく無ければ、餌の無駄にもなりますので場所を移動するなどして仕切り直すことも大切です。
普段は良く釣れる場所でも前日に"大雨や大シケ"などがあった場合釣れない日もあります。台風の後などにこのような事がよくあります。
サビキ釣り2時間で必要なアミ餌の量!大人2人でガチなサビキ釣り! - Taketiyo釣りブログ
おわりに
サビキ釣りは初心者でも大爆釣を経験できる気軽で簡単な楽しい釣りです。
手元に伝わるブルブルのあの魚の引きの感触は、釣りゲームなどでは決して味わうことのできないリアルでスリル満点、大興奮間違いなしです。
新鮮な魚は本当に美味しくて食卓も賑やかになりますよ。
是非、今年は初めてのサビキ釣りにチャレンジしてみて家族で楽しい釣りの思い出を沢山作ってくださいね。それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。