はじめましてタケチヨ釣りブログへようこそ。
釣りは本当に楽しいですよね。
私はエギングとチニング、アコウを狙ったロックフィッシュゲームに現在ハマってます。
釣りは趣味の王様です。
今年で私も40歳になりましたが、私が子供の頃の話を少しさせていただきます。
釣りが趣味の親父に連れられて、当時小学3年生だった私は生まれて初めて釣りをしました。
その時に親父から投げ釣りを教えてもらい、親父の当時持っていた無駄に重たい竿とリールを精一杯使っていました。
ターゲットはチヌ。
家の近くの堤防から本虫やユムシ(現在ではコウジ虫?)を餌に教わった投げ釣りの天秤仕掛けに、20号の鉛をつけて今日こそは絶対に釣る。
なんて闘志を燃やして毎週休みの前日に、父親と朝まで釣りをしていたことを最近よく思い出します。(基本ボーズです。笑)
そんな父親も来年73歳、足元に少々不安が有りますがまだまだ現役のアングラーです。
チニングとの出会い
子供の頃にあれほど釣りたくても、なかなか釣れなかったチヌ。
いつも行く釣り具屋さんで、ある有名な釣り専門雑誌に何やら気になる見出しが目につきました。
チニング、ナイトゲームでズル引き完全攻略!
チニングって、まさか、
すぐに必要な道具をを用意して、雑誌の説明通りにポイントを探して実践してみた結果…
ゴツゴツとか、ゴッゴッゴッとか、ガガッ、ガツガツとか、
いままでに味わったことの無いアタリが頻繁にあるんですよ。
とりあえず適当に合わせてみたら、運良くフッキングも成功して難なくキャッチ成功。
本当に驚きました。
しかし、あまりにも簡単にチヌが釣れてしまったことがある意味残念でした。
子供の頃にあれほど親父と必死に投げ釣りをしても、なかなか釣れなかったチヌがわずか一時間くらいで釣れてしまったことが、そしてまた次の日も、また次の日も釣れました…
「親父、あの苦労は何だったんだ…」なんて、とても親父には言えませんでした。
写真は2018. 7月にチニング中に釣れた67㎝の真鯛です。
チヌではありませんが、ぼんやりと見えた魚影がピンク色で感激でした。
こんな大きな真鯛が堤防のしかも足元で釣れるなんて、夢にも思いませんでした。
「親父…」
堤防からアコウを求めて
私はルアーフィッシングを始めて20年ですが、アコウの美味さを本当に感じたのは、50cmオーバーを釣って食べた時です。
20cmくらいはリリースしますが、30〜40㎝のアコウと比べるとまったく違った味です。
あの清涼感ある身の旨味と脂のバランスはまさに幻の魚の由縁です。
堤防からは滅多に釣れません。
しかし、1〜2年に1度、50cmオーバーに出会います。それは6月〜7月の朝マヅメや夕マヅメ、ナイトゲームでチャンスがあります。
産卵時期です。アコウは産卵のために浅場に上がってきます。40cmぐらいから性転換してオスになるそうです。オスはこの6〜7月に産卵の準備をしているメスが居る場所(浅場)に、沖から上がってきます。
私は堤防専門なので、この時期が、最も釣れる確率が高い時期になります。
(たまに季節はずれのナイトゲームでミラクルはありますが)
アコウゲームは本当に一瞬です。
リフトからフォールでガツンとアタリがきたらかち上げフッキングで一気にゴリ巻きです。
下手にドラグを出すと、相手の思うツボです。
100%根に潜ります。
40オーバーのアコウに根に潜られてしまうと、引きずり出すのはかなり、難しいです。
根に潜られたときは仕方ないので、ラインのテンションを緩めて少し様子を見ましょう。
運が良ければ、また根から出てきますので、とにかくあまり無理に引っ張ったりしない方が、リーダーにキズが入らずに済みます。
リーダーがキズ付くとせっかく根から出て来たのに、あと一息のところで突っ込まれて呆気なくラインブレイク、なんてことになってしまいます。
ドラグは切れないくらいのギリギリで調整、peライン1号、リーダーはフロロカーボン2.5〜3号がおすすめです。
アコウは海面まで浮かせて空気を吸わせれば、割と大人しくなる魚なので、掛けたらゴリ巻きがアコウを堤防で釣る重要なポイントですよ。
慌てず冷静にラインブレイクギリギリのゴリ巻きです。
私の自己ベストです。
堤防アコウ57㎝
まとめ
堤防からでも季節やタイミングが合えば、思わぬ大物に出会えることがあります。
私はこの確率が大好きです。
たまにしか味わえないからこそ、足が震え、手が震え、心臓が高鳴る、この興奮が私を子供の頃から飽きさせない釣りの魅力だと感じています。
私が今の親父の年齢(73歳)になっても、釣りができるかはわからないですが、釣りは一生楽しめる趣味だと父親を見ていて感じます。
皆さんも、是非近くの堤防でチニングやアコウを狙って安全な堤防フィッシングを楽しんでみてください。
以外なところに思わぬビックな魚がいたりすることがありますよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。