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「堤防からアコウ(キジハタ)が釣れる時代が来た。」
私は、このアコウ(キジハタ)シーズンに毎年堤防からアコウ(キジハタ)を毎週一匹は、必ず釣り上げることが出来ることがなによりも幸せです。
正直沢山釣れるんですが、私の住んでいる地域では30cm未満はリリースしないといけないルールがあるので、正確には「30cm以上のサイズが毎週一匹。」です。
この時期は、堤防からでもタイミングさえ合えば50cmを超える大型のアコウ(キジハタ)に遭遇したりします。
堤防からアコウ(キジハタ)狙える時代が来るなんて…
ほんとに幸せ、感謝します。
さて今回は、「堤防アコウ(キジハタ)の釣り方!最強ワームアクション!」についてご紹介していきます。
リフト&フォールアクションを極めよう
アコウ(キジハタ)は、6月中旬〜10月ぐらいまで堤防からでも割と簡単に狙うことのできる魚ですが、11月ぐらいから海水温の低下とともに、海水温の安定した沖の深場へ姿を消してしまいます。
この時期のアコウ(キジハタ)は、基本的に根の多い場所や岩がゴロゴロあるような根掛かりの多いポイントで、潮の流れが速く水深のある場所(10m以上)を好んで生息しています。
根掛かりの多いポイントを攻略するには「根掛かりスレスレをハードルアーでスイミングで狙う」なんて言う方もいらっしゃいますが、大体根掛かりしますよね。
堤防アコウ(キジハタ)の釣り方は、根掛かりの際、ギリギリまで攻めてこそ攻略可能です。
このような根の荒いポイントでは、ハードルアーやメタルジグなどのルアーでは、根掛かりばかりしてしまい釣りになりません。
オフセットフックとトレーラーシンカー
アコウ(キジハタ)釣りの最強ワームアクションは、リフト&フォールアクションです。
リフト&フォールアクションとは、仕掛けのワームをボトムに着底させてから1〜2mほど、ロッドとリールを使って跳ね上げて、再びボトムに着底させることです。
このワームアクションをアコウに違和感なく見せるには、必ず根掛かり対策が必要です。
根掛かり対策がしっかり出来た仕掛けでないと、仕掛けのワームがボトムに着底しても即根掛かりしてしまってリフトできません。
根掛かりをすると近くにいたアコウ(キジハタ)は、警戒してその場を離れてしまい、大チャンスを逃してしまいます。
堤防アコウ(キジハタ)の釣り方で、私のオススメの根掛かり対策の万全な仕掛けは、上の画像のトレーラーシンカーとオフセットフックの組み合わせの仕掛けです。
トレーラーシンカーの重さは15g前後が最も使いやすく、潮の流れにもある程度まで違和感なくフォールアクションが可能なのでオススメですよ。
この仕掛けは堤防アコウ釣り最強です。
これにキジハタグラブワーム3.5インチのレッドカラーをセットすると、最強の中の最強となりそこにアコウが居れば必ず食いつきます。
大袈裟ですみません…
ですが本当に良く釣れます。
ただ巻きリフト&カーブフォールの釣り方
ただ巻きワームアクションのやり方は、リールを素早く3〜4回転ほど巻いてから、ロッドを海面に対して45°ぐらいに構えて固定し、仕掛けのワームをカーブフォールさせましょう。
釣り方のコツは素早くリールを巻くこと。
素早くリールを巻くことで、仕掛けのワームアクションの初速が上がりそのあとのフォールアクションがより効果的になって、アコウに反射的に食わせることができます。
初心者の方は、慣れるまではボトムに仕掛けが着底することだけに集中して、このただ巻きリフト&カーブフォールのアクションで狙ってみるといいかもしれません。
シェイクリフト&カーブフォールの釣り方
シェイクリフト&カーブフォールの釣り方は、堤防アコウ釣り最強のワームアクションです。
やり方は、ロッドのティップで「チョンチョン」と、仕掛けのワームを3〜4回シェイクしながらリフトして、それと同時にリールを3〜4回巻きながら糸フケを回収して、ロッドを海面に対して45°ぐらいに構えて固定し、カーブフォールさせてください。
「連続トゥイッチリフトからカーブフォール」と言うと分かりやすいですね。
堤防アコウ(キジハタ)の釣り方で、まさに最強のワームアクションだと言っても過言ではなく、その破壊力は堤防の端から端までのアコウを全部釣るほどです。
大袈裟ではありますが、本当に良く釣れる最強のワームアクションなので、是非試してみてください。
最強ワームアクションのコツ
最強ワームアクションのコツは、キャストしてワームの仕掛けがボトムに着底したと同時にアクションを開始することと、足元付近のギリギリまで攻め続けることがこの最強ワームアクションの大切なコツです。
アコウ(キジハタ)は、反射喰いがアタリのほとんどを占めます。
素早いワームアクションでリフト、射程距離内で突然のカーブフォールにはアコウ(キジハタ)は本能的に口を使わざるを得ないのです。
アタリと合わせのタイミング
アコウのアタリのほとんどが、「ゴツン」といった分かりやすいものが多く、仕掛けのワームを丸呑みするアタリです。
アコウは仕掛けのワームがフォール中にアタリが出ることがほとんどで、フォール中は神経を集中してロッドから伝わるアタリを逃さないようにしてください。
アコウは仕掛けのワームを口に入れると、根の中や岩陰の隙間に素早く戻ろうとしますので、アタリを感知したならば素早く大きく合わせを入れて、一気に巻き上げましょう。
堤防アコウ釣りは短期勝負が鉄則です。
まとめ
- 堤防アコウ(キジハタ)の釣り方は、ワームのリフト&フォールアクションの釣り方が足元ギリギリまで攻めることができるので一番良い。
- シェイクリフト&カーブフォールの釣り方では、必ず根掛かり対策がしっかりとできた仕掛け、オフセットフックとトレーラーシンカーの組み合わせがオススメです。
- 最強ワームアクションはシェイクリフト&カーブフォールが堤防アコウ(キジハタ)釣りの最強ワームアクションです。
- アコウのアタリは、基本的にワームを丸呑みするので「ゴツン」といったよいな、分かりやすいアタリです。
- アコウ釣りは短期勝負が鉄則、アタリを感知したならば、合わせを大きく入れて一気に巻き上げましょう。
いかがでしたか。
堤防アコウ(キジハタ)の釣り方!最強ワームアクションについてご紹介しました。
今回ご紹介した最強ワームアクションは繰り返しになりますが、根の荒い根掛かりの多いポイントでその威力を発揮します。
根掛かりのないようなポイントでは、アコウ(キジハタ)は基本的に居ません。
根掛かりの際ギリギリをリフト&フォールアクション出来てこそ、堤防アコウ(キジハタ)を攻略できます。
そのため毎投、根ズレによるリーダーのキズのチェックは欠かさずに行い、必要に応じてリーダーをカットして結束し直すようにしましょう。
50cmを超える大型のアコウ(キジハタ)の引きは、初速のスピードもパワーも桁違いです。
ラインブレイクはそんな少しの油断から起こるイージーミスの一つなので注意しましょう。
それでは、今年も堤防にアコウ(キジハタ)の雨を降らせましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。