Taketiyo釣りブログ

堤防からの釣りの話や釣れた魚の美味しい食べ方などをご紹介をします。

チニングは昼と夜ならどっちが釣れるの?チヌの習性を知ればスッキリ解決!

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タケチヨ釣りブログへようこそ。

チニングのベストシーズンが待ち遠しい今日この頃ですが、チニングはコツさえ掴んでおけば一年中楽しむことのできるルアーフィッシングですよ。

 

もちろん真冬の1月〜3月頃の期間は、堤防周辺の浅場の海水温度が非常に低くなる為、チヌの餌となるベイト(小魚やエビ、蟹)の姿も減ってしまい、なかなかチニングでチヌの釣果を上げることが困難になりますが、真冬であっても工場排水の流れ込むエリアや生活用水などが流れ込むような汽水域などのエリアでは小さな小魚やエビ、蟹といったチヌの大好物のベイトが割と結構いたりしますので釣れないことは決してありませんよ。

 

さて今回は、そんなチニングのちょっと気になる素朴な疑問「チニングは昼と夜ならどっちが釣れる?チヌの習性とチニングのコツ!」について、初心者の方にも分かりやすいように解説していきたいと思います。

 

チニングは昼と夜ならどっちが釣れる?チヌの習性を知ればスッキリ解決!

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結論から言えば夜が圧倒的に釣れます。

なぜ夜の方が昼に比べてチニングでの釣果が良いのかと言うと、昼の明るい時間帯のチヌはよほどの餌でない限り簡単に口を使ってくれません。

要するに警戒心が強いチヌは昼の明るい時間帯だと、チニング(ルアーやワーム)だとほとんど見切られる為、「アタリはある(単発)が乗らない」ということがほとんどです。

 

チヌは警戒心の非常に強い習性を持つ魚の代表です。

昼と夜なら圧倒的に夜のチニングの方が釣れやすいので、初心者の方がチニングを始めるなら夜の時間帯からが絶対にオススメですよ。

 

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チヌは夜行性の習性を持つ魚

チヌは夜行性の習性を持つ魚で非常に警戒心が強い魚です。(臆病な魚)

日中は岩礁帯の岩陰などに身を隠していることが多く、人の気配を感じるような堤防の周辺の浅場では滅多にチヌの姿を見ることはありません。(餌釣りは除く)

 

チヌは日が沈むにつれて徐々に活性が上がり、堤防の浅場へと入ってきては餌を探しながら回遊しているようです。

 

フカセ釣りのように、撒き餌で誘き寄せる場合は昼の時間帯でも十分に狙えますが、ルアーやワームを使用するチニングでは圧倒的に夜の方が釣れやすいです。

 

チニングは夜釣りが一番釣れる

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チニングとは、ルアーやワームを使用してチヌを釣ることですが、夜釣りのチニングが最も釣果が期待できます。

 

初心者の方には夜釣りということもあって、ちょっと複雑な釣りに感じると思いますが、次の3つのことに気をつけてチニングをすれば必ず釣れるようになりますよ。

  • 根掛かり対策。
  • ズル引きアクション。
  • アタリの合わせ方。

まず根掛かり対策とは、ズル引きアクションに最適な仕掛けということになります。

この場合オフセットフックにワームの仕掛けが必須ですよ。

ジグヘッド(7g〜14g)+ワーム(甲殻類系)

トレーラーシンカー(7g〜14g)+ワーム(甲殻類系)

上記どちらもオフセットフック使用。

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次にズル引きアクションですが、一定の速さでリールを巻き続け仕掛けがボトム(海底)をゴツゴツと感じられる速さが理想的です。

その日の潮の流れの速さに合わせてズル引きの速さは調整が必要ですよ。

 

最後のアタリの合わせ方ですが、これがチニングの一番難しいところだと私は感じていますが、慣れてくれば一番テンションの上がる楽しい場面ですよ。

 

ズル引きアクションでのチヌのアタリは、決まって「ゴツゴツッ」や「ガガガッ」というような啄ばむようなアタリです。

即合わせは絶対にしないように注意してください。(高確率ですっぽ抜けます。)

 

タイミングを合わせフッキング成功したらチヌは激しく抵抗し走ります。(首振りに注意)

焦らずにロッドワークで弱らせてからランディングしてください。

 

昼のズル引きアクションは反応薄い

チニングは夜釣りが圧倒的に釣れます。

昼でもチヌが釣れることはありますが、夜釣りのようにズル引きアクションでは「アタリすら無い」といったようなことになります。

 

昼はチヌが仕掛けをハッキリ見ている為、簡単に見切られるます。

昼の明るい時間帯では、反射的に仕掛けのワームを食わせる必要がありますので、夜釣りよりも難易度が上がる為、釣れる確率は夜釣りに比べて激減するという訳です。

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まとめ

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夜釣りの堤防チニング中に真鯛60オーバー

 

いかがでしたか。

チニングは昼よりも夜釣りの方が圧倒的に良く釣れます。昼でもまったく釣れない訳ではないですが、夜釣りと比べるとその釣果の差は歴然です。

 

チヌはその習性から非常に警戒心が強く、夜釣りの場合であってもライトで海面を照らしたり、大声を出したりするとチヌは警戒してその場から素早く逃げてしまいますので、くれぐれも注意してください。

 

チヌは産卵前と産卵後に、荒喰い行動(乗っ込み)と呼ばれるひたすら餌を食べまくる時期があり、この乗っ込みシーズンのナイトチニングが最もチヌの釣果が上がりますよ。

是非これからチニングを始める方は夜釣りからチニングにチャレンジしてみてください。

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それでは、今年も夜の堤防にチニングでチヌの雨を降らせましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。