タケチヨ釣りブログへようこそ。
春から本格的に開幕する堤防エギングですが、春の堤防エギングで釣れる一般的なイカの種類はアオリイカとコウイカの2種類です。
アタリを感知するときにロッドから伝わるアタリの感触とラインから伝わるアタリの感触がありますが、どちらのアタリも明確に感知できた時はとても気持ちイイですよね。
今回は、「エギングのアタリで一番気持ちイイ感触とラインでのアタリの取り方!」について私の経験なども交えながら、これから堤防エギングを始める初心者の方にも分かりやすく解説していきたいと思います。
エギングのアタリで一番気持ちイイ感触(カーブフォール編)
エギングのアタリの感触って色々ありますが、やはり一番気持ちイイ感触と言えばロッドに伝わる前、すなわちラインに明確に現れるアタリの感触ではないでしょうか。
「感触やないやん」ってツッコミますよね。
しかしここでは、エギングのラインでのアタリの感触とは、ラインの動き(アタリ)の後にロッドに伝わる感触を前もって感知することをラインのアタリの感触と表現することをどうかお許しください。
テンション抜けの明確なアタリ
エギをシャクリ後にカーブフォール。
エギングの初心者の方もベテランの方も使うエギングの最も基本的なアタリの取り方ですが、このアタリの取り方はライン(エギ)にテンションがかかっているため、イカのアタリが手元に伝達されやすくラインにも明確に現れるアタリの取り方です。
テンション抜けの明確なアタリとは、イカがエギを抱いてから手前(自分の方)に向かって泳いだときにラインに現れる明確なアタリです。
「ストンっ」てラインが弛みます。
このアタリの感触最高ですよね。ゾワッてなりますよ。
確信を持って合わせを入れると、グィーンとロッドにイカの重みが乗ってドラグがジィーーー。
エギング最高って感じる瞬間です。
ライン跳ねのラインのアタリ感触
カーブフォールでアタリを取る場合に、イカが触腕を使ってエギを引っ張るときのアタリがあります。(エギを抱く前やイカパンチなど)
この場合は、ラインが一瞬「パッと」跳ねたりする、ライン跳ねのアタリがあります。
これは、イカがエギを触腕でキャッチしてエギを口元に引き寄せた瞬間に出るアタリで、イカがしっかりとエギを抱きしめた後に、イカが手前に泳いで来ればライン抜けのアタリになり、沖に泳げばロッドに違和感を感じる感触(クイッと引っ張る)が出るアタリへと発展します。
私はライン跳ねのアタリの感触が明確に現れた場合は、即合わせはせずに必ず一呼吸おいてから合わせを入れるようにしています。
理由は、イカが触腕でエギを引っ張る途中に合わせると、触腕だけにエギのカンナが掛かるのでバラしやすくなるからです。
このライン跳ねのアタリもエギングで気持ちイイ感触のアタリの一つではないでしょうか。
エギングのアタリで一番気持ちイイ感触(フリーフォール編)
エギングのアタリの取り方でちょっと難易度があがりますが、フリーフォールでのアタリの取り方がありますよね。
このフリーフォールとは、潮の流れのあるようなポイントでその威力を発揮するアタリの取り方で、キャストしても届かないポイントを狙う場合などに潮の流れに乗せて、沖のポイントを探ることが可能なフォールテクです。
ただし、フリーフォールのアタリの取り方はラインが見えない真っ暗な状況では、アタリの感触を明確に把握することは難しく、勘に頼ることになりますのでマスターするには実践あるのみですよ。
ラインの動きでアタリを感知
エギングのアタリをフリーフォールで取るには、ラインの見える状況が大切です。(夜でも常夜灯周辺なら可)
フリーフォールではライン(エギ)にテンションはかけないため、ラインの動きでアタリを感知することになります。
シャクリの後に、軽く糸ふけを回収しロッドのティップを下げて海面にラインをつけてコントロール後、リールのスプールを返しラインを出して海面のラインの動きをしっかり見ていてください。(このときラインはダラーってしてます)
海面のラインが突然「スゥーっと」入ったらアタリです。
ラインがゆっくり潮の流れで入っていくのでは無く、スゥーっと突然ラインが走り出したらアタリですよ。
エギングのフリーフォールのアタリの取り方で、明確にアタリの感触を感知できるようになれば最高に気持ちイイですよ。
このフリーフォールでのアタリの感触がエギングのアタリで一番気持ちイイ感触ですね。
ラインが突然スゥーってなって、ガツンと合わせてグィーンとロッドにイカの重みが乗ったらドラグがジィーーーですよ。
超気持ちイイーーってなりますよきっと。
おわりに
いかがでしたか。
エギングのアタリで一番気持ちイイ感触はフリーフォールが一番気持ちイイ感触ですよ。もちろん個人差はありますが、ラインのテンション抜けのアタリもゾワッとなる気持ちイイ感触ですよね。
エギングはアタリの取り方が多彩な釣りで「これが正解」というものはありません。
「シャクたら乗ってた」なんてのもエギングあるあるの代表的なアタリの感触です。(感触ゼロ…)
自分の得意なフォールとアタリの取り方を見つけて、自分の得意なエギングスタイルで明確なアタリを感知できた瞬間がエギングのアタリで一番気持ちイイ感触になるのではないでしょうか。
それでは、今年も堤防にアオリイカやコウイカの雨を降らせましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。