Taketiyo釣りブログ

堤防からの釣りの話や釣れた魚の美味しい食べ方などをご紹介をします。

堤防タコ釣りの最も良く釣れる時期や時間帯とは?

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タケチヨ釣りブログへようこそ。

すっかり高級食材となってしまったタコですが、近くの堤防からタコエギをチョイ投げして「ズルズル〜っ」とズル引きするだけで、簡単に釣れちゃいますよ。

 

なのにスーパーでは冷凍のインドネシア産のものなどが主流で、値段は決して安くありません。堤防からの色々な釣り方をマスターすると高級食材が簡単に手に入り、有り難い限りですよ。

 

タコは冷凍しても味がほとんど変わらないので、1年分を堤防タコ釣りの乗っ込みシーズンにガンガン釣り上げて、冷凍保存すれば毎晩肴が楽しめますよ。

さて今回は、堤防タコ釣りの"最も良く釣れる時期や時間帯"についてご紹介させていただきます。

 

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タコが堤防から良く釣れる時期とは

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タコは基本的に深場にいることが多い生き物ですが、浅場の海水温が15℃を超えてくると、頻繁に接岸し餌を食べます。その時期とは"5月〜9月の時期"が良く釣れます。

一年で最も堤防からタコ釣りが楽しめる時期なので、これからタコ釣りを始める方は5月〜9月の時期からが絶対におすすめですよ。

冬場の時期でもタコは釣れますが、この5月〜9月の時期と比べると冬場のタコ釣りは、"釣果は厳しい"というのが正直な意見です。(寒さが厳しい。)

しかし、冬に釣れるとサイズが非常に良いそうで大ダコを狙って冬にタコ釣りをする"ツワモノ"も多くいらっしゃるようです。

 

産卵行動の時期

堤防タコ釣りの最も良く釣れる時期とは、産卵行動を意識した成熟なタコが活発に捕食行動を繰り返す7月〜8月の期間です。

 

この7月〜8月の時期は産卵で体力をフルに使うため、タコは普段以上に餌を沢山捕食します。そのため動くものに敏感に反応しますので、この時期は"堤防タコ釣りのベストシーズン"と言っても過言ではありません。

 

産卵行動を意識した7月〜8月の時期のタコは、日中でも活発に活動しているため7月〜8月の時期であれば、 "時間帯を問わず"タコ釣りの釣果が上がりやすいのが最も良く釣れる一番の理由となります。

 

夜釣りが一番釣れる乗っ込みシーズン

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堤防タコ釣りで一番釣れる時期はタコの乗っ込みシーズンとも言われる、7月〜8月の産卵シーズンです。

堤防タコ釣りはこの7月〜8月の期間で夜釣りの時間帯が、1年間で最もタコが沢山釣れる時期となります。

 

高活性の夜釣りが一番釣れる

タコは夜行性の生き物で日中の時間帯は、岩陰や巣穴の中に隠れてあまり餌を探しまわるような行動は基本的にはしません。(産卵時期は除く)

日が沈むにつれてタコは巣穴から出てきて、活発に堤防周辺の浅場で餌を捕食します。

 

この時期の夜の時間帯のタコは非常に高活性で一年で一番釣れる時間帯であり、入れ食いになることも珍しくありません。

高活性のタコはタコエギを引ったくるようなアタリなので、このようなアタリがある場合は入れ食いモードに突入です。

移動をしながら広範囲にキャストすることが釣果アップの基本ですよ。

タコ釣りは朝マヅメと夕マヅメは外せない

堤防タコ釣りで最も良く釣れる時期は7月〜8月の産卵時期の夜釣りです。そして夜釣りと並んで良く釣れる時間帯は、"朝マヅメと夕マヅメの時間帯"です。

朝マヅメとは日の出の前後1時間くらいのことで、夕マヅメとは日没前後1時間くらいのことです。

この時期の堤防タコ釣りでは、決して外せない時間帯なので積極的に攻めていってみてください。

夜釣り→朝マヅメ、夕マヅメ→夜釣りのように、タコが活発に活動する夜釣りを中心に堤防タコ釣りを展開すれば釣果が伸びますよ。

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日中の釣り方は堤防の基礎周り

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タコは夜行性なので日中の時間帯は、基本的に岩陰や巣穴の中で隠れているのですが、この6月〜8月の産卵シーズンの時期ならば、全く釣れないわけではありません。

狙う場所は、堤防の壁ぎわの基礎周り周辺を重点的に狙うようにしましょう。

注意したいのが、基礎周り周辺はタコエギの根掛かり率が高く、タコエギをロストする確率も非常に高いので、ズル引きアクションよりもリフト&フォールアクションでの点で探る釣り"がオススメです。

 

根掛かり少ないタコエギ

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堤防タコ釣りで海底を探る釣りをする場合は、画像のようにタコエギのカンナは、上を向いたものを選びましょう。

 

画像のタコエギは「タコやん」という商品で、タコエギ本体に浮力があり、海底から少し浮いた状態でタコにアピールできるため、根掛かりが非常に少ないのが特徴です。

 

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まとめ

  1. 堤防タコ釣りは、7月〜8月の産卵シーズンの時期が最も良く釣れます。この時期の夜釣りの時間帯が堤防タコ釣りの1年間で最も良く釣れる時間帯です。
  2. 7月〜8月の産卵シーズンの時期の"朝夕マヅメの時間帯"も夜釣りと並んで大変良く釣れます。
  3. 7月〜8月の産卵シーズンの時期ならば、日中の時間帯であっても堤防の基礎周り周辺などでタコは釣れますよ。ただし根掛かりには注意しましょう。タコエギは根掛かりの少ない「タコやん」がオススメです。
  4. 堤防タコ釣りのシーズンは5月〜9月の期間ですが、最も良く釣れる時期とは7月〜8月の真夏の時期がベストです。

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いかがでしたか。

今回は、堤防タコ釣りで最も良く釣れる、時期や時間帯についてご紹介しました。

タコは疲労回復に効果のあるタウリンが豊富にあるそうで、堤防タコ釣りで疲れた身体は家に帰って釣ったタコをすぐに食べて、疲労を回復してくださいね。

 

今年も7月〜8月の堤防にタコの雨を降らせましょう。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

茹でタコの皮がむける理由と綺麗に仕上がるタコの茹で方のポイント!

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タケチヨ釣りブログへようこそ。

夏が旬のマダコ。噛むほどに口いっぱいに広がるあの旨味。"晩酌の肴には贅沢な一品"ですよね。

スーパーでお馴染みのお刺身用の茹でタコも美味しいですが、生ダコを下処理してご自宅で茹でタコを作って食べれば誰でもきっと感じると思います。"究極の味"だと。

そんな究極の味である茹でタコですが、やはり茹で方にもポイントがあり見た目も綺麗に仕上げるには、正しい茹でタコの作り方を知ることが大切です。

さて今回は、前職板前の経験を生かして"茹でタコの皮がむける理由と綺麗に仕上がるタコの茹で方のポイント"についてご紹介させていただきます。

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茹でタコの皮がむける理由と綺麗に仕上がるタコの茹で方のポイント

茹でタコの皮がむける理由を始めにご紹介します。

  1. タコの茹で過ぎ。
  2. タコを茹でる火力が強すぎる。
  3. 茹でタコの粗熱の取り方。
  4. 生タコの鮮度が悪い。
  5. 生タコの塩揉みやり過ぎ。(下処理)

茹でタコの皮がむける理由はこんな感じです。

どの失敗も少し注意すれば改善できるものばかりですが、4.のタコの鮮度には一番注意しましょう。生きたタコを締めてからどのぐらい時間が経過したかが重要なポイントです。

スーパーなどで極端に安いものなどは、「朝来たら水槽の中で死んでた」なんてものもあったりしますので注意しましょう。

タコは死んで時間が経つと筋肉が完全に死んでしまい茹でても身の食感が悪く、皮も剥がれやすくやります。

できるだけ鮮度の良いタコを選び、"タコの筋肉が完全に死んでしまう前に茹でる"ことが綺麗に仕上がるポイントです。

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釣りものなら生き締めしてからすぐに茹でタコにすれば、食感、味、見た目も最高の状態で綺麗に仕上がりますよ。

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茹でタコの茹で時間の目安と余熱

茹でタコのベストな茹で時間はタコのサイズにもよりますが、ピッタリ何分というのはありません。タコは火の入りが早いです。

1キロ前後のタコなら3分〜5分程度を目安にしてください。鮮度の良いものならば基本的に"早めに鍋から上げる"ことが余熱が丁度良く入り固くならないポイントです。

 

タコを茹でる火力(温度)に注意しよう

タコがまるごと入る大きめの鍋に、たっぷりのお湯(タコを入れて溢れない程度)を沸かし沸騰したら、タコを足の先から上下に動かしながらお湯につけ、足先が綺麗に丸まったらタコの頭を逆さにしてタコ全体をお湯に投入しましょう。

タコをお湯に投入後、再沸騰前(75度〜80度程度)になったら火力を超弱火にして鍋の中でタコを"フツフツと踊らせない"ように火力の調整に注意してください。

沸騰(90度〜100度)させてしまうとタコの皮が剥がれてしまう原因にもなりますので、火力が80度を超えるようならば火を消しても構いません。(余熱で火を入れる)

目安の時間になったら、鍋からタコを取り出してザル等の水気を切れるものに上げ、粗熱が取れるまで涼しい場所に放置してください。

 

茹でタコの粗熱のとりかた

茹でタコの粗熱の取り方はお寿司屋さんなんかでは、足先をタコ紐等で縛って逆さに吊るして粗熱を自然にとるやり方をします。

こうするとタコの足が真っ直ぐになり、調理が非常にやり易くなるからです。ご家庭なら丸まったままでも良いと思いますので、ザル等の上でそのまま自然に粗熱がとれるまで涼しい場所で放置しましょう。

 

注意点/流水や氷水での粗熱のとり方は、基本的に"皮が剥がれやすくなる"のでやり方はおすすめできません。

 

茹でタコは粗熱をとって冷蔵庫でしっかり冷やす

茹でタコは粗熱を自然にとってから、冷蔵庫でしっかり冷やしてから調理しましょう。茹でタコをしっかり冷やすことで、タコの皮がしっかりと定着しますので"剥がれにくくなり"見た目が綺麗に仕上がります。

 

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まとめ

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  1. 茹でタコは茹で過ぎないように注意。目安の時間よりも早めにタコを鍋から取り出すのがポイント。
  2. 茹でタコを茹でる火力は超弱火。75度〜80度をキープして湯を決して沸騰(踊らせない)させないこと。
  3. 茹でタコの粗熱のとり方は自然放置がベスト。流水や氷水で急速に冷ますと皮がむけやすくなる。
  4. 茹でタコの粗熱を自然にとったら冷蔵庫でしっかり冷やすと皮が定着して剥がれにくくなる。

いかがでしたか。

タコの皮がむける理由と綺麗に、仕上がるタコの茹で方のポイントについてご紹介させていただきました。

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タコは新鮮なものでも茹で方がイマイチだと美味しさが半減してしまいます。今回ご紹介した記事を参考に是非茹でタコ作りにチャレンジしてみてください。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

オクトパッシングのコツ!釣果アップの秘訣はタコの習性を知ること!

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タケチヨ釣りブログへようこそ。

釣り物のタコって美味しいですよね。私はタコ釣りを始めて以来、スーパーでタコを買わなくなりました。タコ釣りを始める前はスーパーの特売日なんかには必ず、タコ刺しを買って晩の肴にしていましたが、タコ釣りをマスターしてからはまったく買わなくなりました。

日本人はタコが大好きなのに、何故自分で釣らないんでしょうか。コツさえ掴めば誰でも簡単に近くの堤防から一年中狙うことが可能だというのに…

しかも今では、オクトパッシングと呼ばれるルアー(疑似餌)を使用してタコを釣り上げる方法も確立され、餌(蟹など)を使わない分コストもほとんどかからない"タダ"同然の釣りがあるというのに、タコをいまだにスーパーで買うなんて驚きです。

最近の国産タコは特に高いですしね。

 

さて今回は、そんなタコ釣り"オクトパッシングのコツ"について「釣果アップの秘訣はタコの習性を知ること!」と題しまして、分かりやすくご紹介していきたいと思います。

オクトパッシングのコツ

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オクトパッシングとは、タコ釣り専用のルアーを使用して行う近年注目されているルアーフィッシングです。

オクトパッシングで使用するルアーの特徴としては、従来のタコ釣りの"テンヤ"と呼ばれる仕掛けとは大きく異なり、餌を必要としない点と仕掛けの形状がコンパクトに設計され"根掛かり回避性能"が非常に高くなった点です。

従来のテンヤを使用したタコ釣りでは、"タコのアタリか根掛かりか"が判断しにくい場面がほとんどでしたが、オクトパッシングで使用する専用ルアーではタコのアタリが判断しやすくなった分、"合わせを強くしっかり"入れやすくなりました。

 

タコの時合い

タコは良く釣れる時合いという時間帯があり、オクトパッシングでは時合いを中心に攻めていくことが釣果アップの一番のコツです。代表的な時合いの時間帯とは、朝マヅメ、夕マヅメの薄暗い時間帯が一番良く知られています。

さらにもう一つ時合いの起こりやすい時間帯があります。"反転流の時間帯"です。

反転流とは満潮から干潮、干潮から満潮に変わったときに潮の流れの方向が反転することで、この時間帯には潮の流れが緩みます。

タコの好物の甲殻類などがこの潮の緩んだ時間帯に移動や餌を捕食するため行動が活発になり、海底の岩の隙間や砂の中から一斉に出てくるそうです。

そのタイミングをタコも十分知っていてここぞとばかりに餌を捕食しているために、この反転流の時間帯に時合いが起きているようです。

 

キャスト方向と釣り方のコツ

キャストの方向は、基本潮の流れの上流にキャストして足元付近までアクションしてアタリが無ければ回収し、少し移動してから再び潮の流れの上流にキャストの繰り返しです。

注意点→(潮が速いと下流からズル引くときにルアーが浮き上がりフォールできなくなる)

オクトパッシングで使用するルアーは8号(30グラム)と割と重いので、ロッドにもよりますができるだけロッドに負担をかけないように(無理すると折れます)、振り抜くというよりはロッドを横に構えてルアーの遠心力を利用して横から放り投げるようにすると飛距離も出てロッドにも負担がかからずに済みます。

 

一つの場所で粘るよりも、少しずつ移動しながらの釣り方が釣果をアップさせるコツです。一つの堤防を1〜2往復ぐらいして、違う堤防へ大移動など"広くポイントを探り歩く"と爆釣(数時間で10杯以上)もあるのがオクトパッシングの魅力ですよ。

 

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タコのアタリを判別するコツ

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デュエル/タコやん3.5号

オクトパッシングで使用するルアーには、各メーカーから沢山の種類のものが発売されていますが、根掛かり回避性能の最も高いデュエルさんから発売されている"タコやん"が一番オススメです。

タコやんはボディ本体に浮力があるため、海底から数センチ浮いた状態をキープしているのでタコがルアーに覆いかぶされば、ルアーが数センチ沈み手元に明確なアタリが感知できますよ。

仮に最初のアタリを感知できずに、ルアーが根掛かりしたように動かなくなった場合は、ロッドのティップで軽く"聞いてみる"ことがアタリ判別のコツです。

ティップを後ろに軽く引いて、ルアーが"ほんの少し動く感触"があればタコのアタリの可能性大ですよ。

 

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アタリの合わせ方のコツ

タコは獲物に必ず覆いかぶさる習性(噛んで弱らせる)があるため、逃げようと"もがけばもがくほど"タコはしっかりと覆いかぶさろうとしますので、オクトパッシングでもこのタコの習性を利用します。

合わせを入れる前に数回ルアーを"チョンチョン"と動かしてから、タコにしっかり"覆いかぶさる間"を作ることがオクトパッシングのアタリの合わせ方のコツですよ。

 

タコに張り付かせないコツ

アタリの合わせ方のコツとも少しかぶる話になりますが、タコは危険を感じると必ず海底に張り付く習性があるので、危険を感じる暇を与えないことがタコに張り付かせないコツです。

タコの吸盤の力が強い部分は、足の真ん中より上の部分です。その足が8本あり張り付かせないには、8本同時に海底から浮かせる必要があります。

そのためには、タコの足の付け根(体の中心部分)にルアーのフックを掛ける必要があるので合わせる前に"覆いかぶさる間"を作り、タコにルアーをしっかり抱かせてから大きな合わせを入れると、足の付け根にフッキングしやすくなるので、これならタコが張り付く暇がなく簡単に勝負がつきますよ。

 

アクションのコツ

オクトパッシングでは、特に複雑なアクションはありません。ルアーをキャストしてボトム(海底)を一定の速さでズルズル引いてくるズル引きアクション。

ルアーを高く持ち上げて再びボトムに落とすリフト&フォールアクション、この2つの誘い方を中心に攻めていくのが基本です。

タコは動くものに敏感に反応する習性があり、非常に獰猛で一度餌を見つけると何度も執拗に狙い続けます。

タコは魚のように素早く餌を捕まえることができないので、姿を海底に似た色に変え静かに忍びより"間合いを詰めてから一気に襲いかかる"スタイルのため、速いアクションよりも緩急をつけたアクションに好反応を示します。

アクションのコツとしては、ズル引きアクションの途中に"ステイ"(止める)を何度か入れたり、リフト&フォールアクションでもボトムに再着底後に数秒間ほど"ステイ"(止める)を入れてみたりすると、釣果につながりやすくなりますよ。

 

やり取りと取り込みのコツ

オクトパッシングで合わせ方の次に重要なのがやり取りと取り込みです。タコは海底から離されまいと必死に潜ろうと抵抗するので、合わせが成功したら素早く海面まで巻き上げる必要があります。

しかし、焦ってしまうとバラしの原因にもつながります。タコの抵抗するリズムを考慮しながらラインテンションを保つことがやり取りのコツです。

海面までタコを浮かせたらラインテンションを保ちながら、ゆっくり寄せてきて取り込みはタモ網が一番です。

タコは足元の岸壁に張り付くことが最後の抵抗です。岸壁際までは寄せないように注意して、その前にタモ網に納めて引き上げてください。

足元でタコが掛かった場合は、ロッドをできるだけ沖の方向に向けて巻き上げるようすると、タコが岸壁に張り付くことを防ぐことができます。

 

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釣果アップの秘訣

オクトパッシングでは、基本的に足元から徐々に沖の方向に釣りを展開すると釣果アップにつながりやすいです。

タコは危険を察知すると墨を吐きます。この墨が近くにいるタコを警戒させてしまうため、沖で始めに一杯釣り上げると途中いたタコ全てに警戒されてしまうからです。

オクトパッシングは足元から釣りを始めることが釣果アップのコツです。

タコの習性

タコは夜行性で性格は非常に獰猛です。

日中の明るい時間帯は岩の隙間などにじっとしていることがほとんどで、日が沈むにつれ行動が活発になる。これがタコの習性です。

タコの天敵はウツボやエイなどが代表的ですが、浅場の堤防周辺にはタコを襲うほどの大型な天敵はほとんど現れることもなく、1キロ前後のタコであれば堤防周辺では外敵がいない為、警戒心も薄くそのため捕食行動も大胆です。

 

産卵行動と産卵期

6月〜8月は産卵行動が最も盛んな時期で、この時期の夜釣りともなると入れ食い状態も珍しくないオクトパッシングで一番釣れる時期です。

夜釣り→朝マヅメ、夕マヅメ→夜釣りなどの時間帯に釣果が集中するため、釣りをする時間帯に注目することもオクトパッシングの釣果アップのコツでもあります。

産卵期9月〜11月になると交接を果たしたメスは浅場の岩礁帯などの岩棚に卵を産み付け孵化するまでエサを一切摂らないそうです。

そのため、この時期に釣れるタコはオスのタコがほとんどだそうです。

 

タコの寿命

タコの寿命はおよそ一年です。

産卵期を迎えると力尽き絶命してしまうそうで、一生に一度の産卵行動の時期は体力を最も必要とするため"乗っ込み"と呼ばれる荒食い行動もこの時期に行うようです。

 

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おわりに

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いかがでしたでしょうか。

オクトパッシングのコツについて私なりまとめてみました。オクトパッシングはコツを掴めば誰でも簡単にできるファミリーフィッシングです。

堤防からルアーを投げて巻くだけの簡単なアクションに、溜めを作って合わせを入れ一気に巻き上げる。ほんとに簡単です。

上の画像は1.6キロのマダコですが、一回目のアタリで掛け損ねましたが、その後同じ場所にもう一度ルアーをキャストしてズル引きしたらすぐにまた掛かりました。

タコはしつこいほど獰猛です。そこに居さえすれば何度でもチャンスは続きます。

是非、今回の記事を参考に何度もトライしてみて、貴方だけのオクトパッシングのコツを見つけてください。

 

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オクトパッシングの注意点

タコは貴重な水産資源です。近年では漁獲量も減っているそうで、"400グラム以下はすべて原則リリース"しましょう。

各地域によりルールは違うようですが、タコ釣り禁止などの看板がある場所では絶対に釣りをしないように注意してくださいね。

それでは、今年もルールとマナーを守ってタコの雨を堤防にいっぱい降らせましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

海釣りルアー初心者のデビュー戦にオススメする時期!簡単に釣れる魚種ランキング!

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タケチヨ釣りブログへようこそ。

今年の4月から知り合いに5人も海釣りルアーデビューをされる方がいて、今までで一番多い年となりそうです。

海釣りルアー初心者の方でも、チョイ投げの釣りやサビキ釣りといった餌を使った釣りの経験者もいれば、海釣り自体初めての方もいらっしゃると思います。

前者の方なら上達も早いですが、海釣りルアー初心者の方はデビュー戦で何にも釣れないなんてことになったらどうしますか…

  1. 釣れない→面白くない。
  2. 面白くない→飽きて辞める。

海釣りルアー初心者の方の多くが、陥りやすい代表的なパターンですよね。

今回は、海釣りルアー初心者の方がそうはないためにも「海釣りルアー初心者のデビュー戦にオススメする時期!簡単に釣れる魚種ランキング!」と題しまして、初心者の方に分かりやすいようにできるだけ細かく解説していきますので、是非最後までお付き合いください。

 

海釣りルアー釣り初心者のデビュー戦にオススメする時期

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7月夏/アコウ(キジハタ)/ワーム

海釣りルアー釣りでは、春に釣れる魚種が夏や秋にも釣れるとは限りません。

その魚種の種類によって簡単に釣れやすい時期というものがあり、初心者の方はまずこの時期を正しく知ることが大切です。

春に簡単に釣れる魚種

春に簡単に釣れるオススメ魚種。

  • コウイカ◎
  • アオリイカ ○
  • シーバス○

コウイカはエギングで簡単に釣れるので、春のターゲットとしては海釣りルアー初心者の方に超オススメする魚種です。

春のコウイカエギングは海釣りルアー初心者の方も何故釣れるのかよく分からないけど、とにかく釣れる時期なので釣りに"ハマれる"デビュー戦にオススメな時期です。

 

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夏に簡単に釣れる魚種

夏に簡単に釣れるオススメ魚種。

  • アコウ(キジハタ)○
  • タコ(マダコ)◎
  • チヌ(クロダイ)○
  • アジ○

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夏はタコが最も簡単に釣れる魚種です。夏場はタコの産卵期にあたり、"乗っ込み"と呼ばれる入れ食い時期でもあります。

タコ以外の魚種も夏場は一年で最も活性の高い時期なので、海釣りルアー初心者の方に夏からのデビュー戦はもってこいのオススメな時期ですよ。

 

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秋に簡単に釣れる魚種
  • コウイカ(新子)◎
  • アオリイカ( 新子)○
  • ヒラメ○
  • サワラ○
  • アジ○

秋はコウイカの新子が簡単に釣れる魚種です。

秋のエギングでは、堤防周辺のいたるところに潜んでいるため"数釣り"が楽しめますよ。

海釣りルアー初心者のデビュー戦にオススメですよ。

 

冬に簡単に釣れる魚種
  • ヒラメ○
  • タコ△
  • コウイカ△

冬は海釣りの釣果が著しく減少する時期ですが、浅場にベイト(小魚)が目立つポイント(釣り場)では、朝マヅメや夕マヅメの時間帯などでヒラメが釣れますが確率は高くはありません。

タコやコウイカも釣れはしますが、春や夏に比べると厳しい釣果となり"タイミング次第"といったところです。

海釣りルアー初心者の方に冬場のデビュー戦は、オススメできないのが正直な意見です。

 

海釣りルアー初心者にオススメ魚種ランキング

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10月秋/ヒラメ/ワーム

  1. コウイカ/エギング/春/秋
  2. タコ/オクトパッシング/夏
  3. シーバス/ジギング/春
  4. アコウ(キジハタ)/ワーム/夏
  5. ヒラメ/ワーム/秋 

海釣りルアー初心者の方に簡単に釣れるオススメな魚種を上から順番に並べてみました。

上のどの魚種もポイント(釣り場)を選ぶことはもちろんですが、朝マヅメや夕マヅメ、夜釣りなどの時間帯に釣果が集中しやすいため、そのあたりも考慮すれば初心者でも簡単に釣れるはずです。

 

オールマイティーなタックル仕掛け
  • エギングロッドM8.6フィート
  • リール3000番
  • P.E.ライン0.8号
  • リーダーフロロカーボン2〜2.5号
  • スナップM

私が使っているオールマイティーなタックルです。春のエギング、夏のオクトパッシング、チニング、アコウ、秋のヒラメワームゲームにサワラのジギングなどあらゆる釣りに使用できるタックルなので、是非海釣りルアー初心者の方は参考にしてみてください。

 

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おわりに

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5月春/コウイカ/エギ

いかがでしたか。

「海釣りルアー初心者のデビュー戦にオススメする時期!簡単に釣れる魚種ランキング!」についてご紹介させていただきました。

海釣りルアー初心者の方は、始めから道具を沢山揃える必要はありません。春のエギングを中心にまずは、エギングロッドM8.6フィート前後を一本購入し、3000番程度のリール、P.E.ライン、リーダー、スナップM、エギを購入すればあとはその時期の魚種によって、ルアーやワームといった部分だけ交換すれば良いだけなのでコスパも良くてオススメですよ。

春、夏この二つの時期が海釣りルアー初心者のデビュー戦にオススメする時期です。

この時期に海釣りルアーの基本的な知識などを体で覚えることが、上達も早くなるポイントですし、とにかく良く釣れるので楽しいです。

釣って楽しいから釣りに"ハマる"食べて美味しいからさらに"のめり込む"釣りは一生楽しめる趣味の王様です。

是非、これから海釣りルアー初心者の方は今年の春か夏からチャレンジしてみてください。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

タコは夜行性のハンター!タコは夜釣りが一番釣れる!

タケチヨ釣りブログへようこそ。

タコはどう猛な夜行性のハンターで、あの8本の足で獲物に静かに忍びより、距離をつめてから一気に襲いかかる。

 

日中は、岩の隙間などに身を隠して「日が沈むにつれて行動が活発になる」これがタコの習性です。

 

近年ではタコの水揚げ量が減っているそうで、高級食材として注目を集めています。

そんなタコを堤防からルアーで釣る「オクトパッシング という言葉を最近よく耳にします。

 

堤防から専用のルアーを軽く投げて、海底についたらズルズルと巻くだけの簡単な釣り方で、「餌などがいらない」お手軽な釣り方です。

 

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夜行性のタコは夜釣りが一番釣れる 

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タコは夜行性なので夜釣りが一番釣れます。

夜になると巣穴から出て餌を探して海底をウロウロしています。タコの夜釣りは、はっきり言って昼間とは桁違いに釣れますし大型のタコが沢山釣れます。

 

移動しながらの釣りを展開すれば毎投釣れることも珍しくなく、タコ釣りをするならば絶対に夜釣りがオススメですよ。

タコ釣りに最適な時期

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タコ釣りに最適な時期とは、タコが浅場に一斉に上がってくる産卵行動の時期です。タコの産卵行動は5月〜9月の期間に行われ、この産卵行動の活動のピークは7月〜8月です。

この時期は成熟したタコ(産卵可能な個体)が浅場に沢山集まる時期のため、"一年で最もタコ釣りに最適な時期"となります。

この時期なら日中の真昼間でも良く釣れますし、タコの活動が活発な夜ともなれば移動しながら"毎投釣れる(入れ食い)"も頻繁に起こるほど大変良く釣れる時期です。

 

夜釣りを中心に時合いを狙う

タコは夜行性のため、夜釣りを中心に狙っていくと効率よく釣果が上がります。

  1. 夜釣り→朝マヅメ=真っ暗→薄暗く
  2. 夕マヅメ→夜釣り=薄暗く→真っ暗

1.と2.のように薄暗くなる時間帯には、タコの活性が活発になる「時合い」と呼ばれるアタリが集中するタイミングです。

この時合いを狙ってタコ釣りをすれば、釣果は桁違いに上がりますよ。

 

堤防タコ釣りの最も良く釣れる時期や時間帯とは? - Taketiyo釣りブログ

 

タコの夜釣りにオススメの仕掛け

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  • タコロッドorエギングロッド代用可
  • リール3000番
  • P.E.ライン1号〜1.5号
  • リーダー2.5号〜3号
  • スナップ有り

夜のタコ釣りでは、海の中は真っ暗で見えませんので、根掛かりの少ない仕掛けがとても大切になってきます。(合わせと同時に、一気にタコを海底から引き離す必要がある為)

 

上の画像は、タコ釣り専用ルアーの「タコやん」です。

私がタコの夜釣りの仕掛けで、一番オススメしている仕掛けでして、とにかく根掛かり回避率が非常に高くその為、タコのアタリを迷うことなくしっかり合わせられるところがオススメする一番の理由です。

 

夜のタコ釣りで頻繁に根掛かりするような仕掛けでは、大きな合わせは入れにくいですよね。

 

タコ釣り専用ルアーのタコやんならば、迷うことなく思い切り大きな合わせを入れられますので、バラシも減り釣果は必ず上がりますよ。

是非一度使ってみてください。

 

追記、タコ釣りでスナップについては、「無くても良いのでは?」との質問をいただきましたが、ルアーチェンジを素早くできるのでやはりスナップはあるほうが良いです。

夜は視界も悪く、ルアーチェンジのたびにリーダーを結び直すのは大変面倒な作業だからです。

 

常夜灯の堤防は必ずチェック

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常夜灯周辺は釣り場所として、昔から定番のポイントですよね。

タコの大好物のカニなど、沢山のベイトが集まる一級ポイントですから、必ずチェックしてください。

 

常夜灯周辺でのタコ釣りなら「待ち伏せ戦法」で移動はあまりしなくても、キャストの方向を変えるだけで結構釣れることがありますよ。

 

大型のタコは、常夜灯の光が届かないような暗い所でヒットすることが多く、逆に常夜灯の真下などの明るいところではあまり釣果がありません。

狙い目は、常夜灯の光が届かないポイントです。

 

視界の悪い夜釣りの注意点!

日中とは違って視界が悪いので、ライトは必須アイテムです。

怪我や事故を起こしては、せっかくの楽しい時間が台無しです。

昼間の時間帯に下見をしておくことで、堤防の危険な場所やタコが釣れそうなポイントがわかりますので、夜釣りがしやすく事故も未然に防ぐことができます。

 

タコ夜釣りの注意点

近年では温暖化の影響で、海水温が高くなっているせいか、温暖な海の生き物が日本近海でも発見されたりしています。

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ヒョウモンダコというタコです。

小さいタコらしいですが、「テトロドトキシン」という猛毒を唾液に持っているらしく「噛まれるとアウト!」フグの毒と同じタイプらしいです。

 

見た目も派手なので、日中なら触らないとおもいますが、夜釣りだとうっかり触ってしまう恐れがあるので注意が必要です。

 

タコ釣り便利アイテム

タコ釣り専用ロッド&リール

岩にへばりついたタコに真っ向から対抗することができるのは、タコ釣り専用ロッドただ一つだけです。

タコ専用ロッドがあれば、真夏の堤防にマダコの雨を降らせることが容易となり「今のはデカかった。」などバラしも減りますよ。

 

タコ釣りの必需品

タコ釣りは夜が一番釣れます。ヘッドライトは必ず着用してください。

タコ釣りは移動がつきものですよね。クーラーボックスはキャスターのついているものが、持ち運びが楽で圧倒的に便利ですよ。

 

茹でタコが美しく仕上がる鍋

釣りもの新鮮な茹でタコを美しく仕上げるためには、ある程度の大きさが必要です。

元板前の私が自信を持ってオススメする鍋は、業務用アルミ寸胴鍋です。上記の鍋はご家庭に丁度良いサイズです。(IH対応)

ある程度お湯の量に余裕があると、茹でタコが美しく仕上がりますよ。

タコを柔らかく茹でるコツ!絶妙な茹で時間と色鮮やかに仕上げるポイント! - Taketiyo釣りブログ

 

おわりに

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いかがでしたか。

タコは夜行性なので夜釣りが絶対オススメです。

上記の画像は、今年の8月に常夜灯付近の夜釣りのときに「タコやん」で釣り上げた1.2kgのマダコです。

 

思い切り合わせを入れた瞬間あまりの重さに驚きましたが、タコやんのおかげで海底から一瞬で引き離すことができ、見事キャッチに成功しました。

 

タコの夜釣りでは、思わぬ大物のタコが釣れることが良くありますので、必ずタモ網を忘れずに持参しましょう。

タコの簡単な締め方と正確な急所の位置!安全な100均ハサミで一撃のやり方! - Taketiyo釣りブログ

 

タコ釣りは食べて美味しい、釣って楽しいの良いことづくしなルアーフィッシングの一つですので、これからタコ釣りを始める方に今回ご紹介させて頂いた内容が、少しでも参考になれば幸いです。

 

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

タコ釣りの時期はいつが最適?タコが一番釣れる時期を徹底調査!

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タケチヨ釣りブログへようこそ。

タコの値段が近年急激に上がり、今や高級食材の仲間入りを果たしています。これほど日本人に愛されているタコですが、なんとタコは今や海外からの輸入に頼らないと国内のタコの需要を補えないらしく、国産のタコの相場価格はこれからさらに増加すると予想されます。

 

そんな、日本人が愛してやまないタコをルアーで簡単に釣る方法が最近ブームになりつつあります。

「オクトパッシング」って言うそうです。

釣り具屋さんもタコ釣りコーナーを増設して、その対応に追われているようです。タコはもはや買う時代から、釣る時代に変わっていくのではないでしょうか。

さて今回は、「タコ釣りに最適な時期はいつ?堤防タコが一番釣れる時期を徹底調査!」と題してご紹介させていただきます。

 

タコ釣りに最適な時期はいつ?タコが一番釣れる時期を徹底調査!

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タコ釣りには船から釣る方法と堤防から釣る方法がありますが、このどちらにもタコ釣りに最適な時期というものがあり、この時期とは船も陸も基本的には同じです。

では、タコ釣りに最適な時期とはいつなのか。それはズバリ、タコが活発に活動し餌を沢山捕食する5月〜9月の時期に他なりません。

この5月〜9月の時期とは、タコが一年で最も活発に餌を捕食する産卵行動の時期です。

産卵行動とは、タコが体力を最も使う一生に一度の行為のため、餌を沢山食べる荒食い(乗っ込みとも呼ばれる)の時期なのです。

この産卵行動の期間は、全国的に見ると5月〜9月ぐらいまで続くようですが、温暖な地域では海水温の上昇も早いため、4月中旬ぐらいからと比較的早い時期から産卵期に入るようですが、寒冷な地域では6月の梅雨入りぐらいからと産卵期が若干遅れる傾向にあるようです。

 

タコの活動が活発になる適水温

タコの活性が上がる適水温とは15℃〜23℃です。この適水温の時期とは、全国の海水温度の平均から調べてみると5月〜9月の時期にあたります。(地域より差がある)

タコは水温7℃以下(1月〜2月時期)になると活動できなくなるため、水温の安定する沖の深場へ移動してしまい、陸からのタコ釣りは難しい時期となります。(釣れなくはない)

 

産卵行動と産卵の適水温

タコの産卵行動が開始される適水温は15℃〜23℃らしく、5月〜9月にかけての期間がこの適水温と重なる時期にあたります。

交接を果たしたメスのタコは、産卵の適水温25℃前後(8月後半頃)になると岩礁帯などの岩棚や岩の隙間に卵を産み付け、卵が孵化するまで餌を一切摂らないそうです。

 

タコの産卵場所

タコの産卵場所は、水深3m〜30mの浅場の海域の岩礁帯の隙間や岩棚などがある場所で行われ、メスは約1カ月の間、新鮮な海水(酸素)を寝らず食わずで卵に送り続け、卵が孵化するの見届けるようにして絶命するそうです。

 

7月〜8月がタコ釣りに最適な時期

タコ釣りで一番釣果が多い時期とは、7月〜8月の時期が一番釣れます。

理由は、産卵行動のピークがこの7月〜8月の時期と重なるからです。浅場の海域に成熟したタコが交接する相手を探して一斉に集まる時期なので、とにかくこの時期のタコ釣りは良型が沢山釣れます。

9月中旬ぐらいから毎年釣果が少しずつ下がる傾向にあります。

タコ釣りの時期とは、5月〜9月の期間が釣果に恵まれやすい時期ですが、「タコ釣りに最適な時期、一番釣れる時期はいつ?」と聞かれれば迷わずに7月〜8月がタコ釣りに最適な時期、一番釣れる時期と答えます。(桁違いに釣れますよ。)

タコが良く釣れる時間帯

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タコ釣りには、最適な時期があることをお伝えしてまいりましたが、タコが良く釣れる時間帯というものがありまして、これを知っておけばタコ釣りの釣果を効率よく上げることが可能になり、シーズンを通して一桁上をいく釣果結果になることは間違いありませんよ。

 

朝マヅメと夕マヅメの時間帯

朝マヅメと夕マヅメの時間帯は、タコ釣りの良く釣れる時間帯の代表的なものです。

  • 真っ暗→薄暗い→明るい/朝マヅメ
  • 明るい→薄暗い→真っ暗/夕マヅメ

タコは夜行性の生き物です。

タコは暗い時間帯に最も活発に餌を捕食するため、薄暗い時間帯は餌を捕まえるのにも都合がよく、視界の範囲も広いため遠くまで餌を探すことができるからだと考えられています。

 

夜釣りの時間帯

タコ釣りは夜釣りの時間帯が一番良く釣れます。しかもサイズがどれもデカイです。

夜行性のタコは日中は岩陰などに隠れて待ち伏せして餌を捕食していますが、日が暮れるに連れ活性が徐々に上がり夜になると餌を探して活発に浅場を徘徊します。

7月〜8月の時期の夜釣りの時間帯は、とにかく良型が良く釣れるので、この時期は夜釣りを中心にタコ釣りをすることが最も効率的な釣果結果を出すためのポイントですよ。

  • 夕マヅメ→夜釣り
  • 夜釣り→朝マヅメ

 

反転流の時間帯

反転流とは、上げ潮→下げ潮や下げ潮→上げ潮に変わると潮流が反転することです。

反転流が起こる時間帯は、潮の流れが非常に緩やかになり海底にいる甲殻類等の活性が一時的に上がる時間帯なので、タコはこの時間帯を狙っています。

タコ釣りでこの時間帯は、時合いと呼ばれるアタリが集中する時間帯です。特にタコ釣りに最適な7月〜8月の時期に、この反転流の時間帯と

朝マヅメや夕マヅメ、夜釣りの時間帯が重なる時間帯には「絶対釣れる」と言えるほど、信頼できるタコ釣りで最も熱い時間帯なのです。

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タコ釣りの時期はいつ/まとめ

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  1. タコ釣りに最適な時期とは、タコが活発に活動する時期で海水温15℃〜23℃にあたる5月〜9月の時期です。
  2. タコの産卵行動のピーク(7月〜8月)の時期が、タコ釣りで一番釣れる最適な時期です。

いかがでしたか。

「タコ釣りに最適な時期はいつ?タコが一番釣れる時期を徹底調査!」についてご紹介しました。

タコの寿命は1〜2年程度です。成熟した個体が産卵行動のピークを迎える7月〜8月がタコ釣りに最適な時期ということが調査の結果で分かりました。

もちろん、この時期を中心とした5月〜9月の期間はその他の時期と比べて、圧倒的にタコの釣果は上がりやすい時期なので積極的に狙ってみてください。

 

これは余談になりますが、イイダコに最適な時期は10月〜12月頃が産卵行動の時期にあたり、浅場にオスとメスが一斉に集まるため、イイダコはこの時期が一番良く釣れますよ。

 

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タコにはタウリンが豊富に含まれるため、疲労回復、夏バテ防止、さらにはコレステロールを下げる効果があるらしく身体にも非常に良い食材です。

釣って楽しい、食べて美味しい、健康にも良いとなれば、タコ釣りはまさに最高の趣味と言っても良いのではないでしょうか。

それでは、今年もタコ釣りで堤防にタコの雨を降らせましょう。最後まで読んでいただきありがとうございました。

タコ釣りで良く釣れる潮はあるの?大潮が一番釣れるとは限らない!

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タケチヨ釣りブログへようこそ。

堤防タコ釣りのベストシーズンが待ちきれないですね。オクトパッシングなんて呼び名がつくほど、タコ釣りの人気も年々高まっているようですね。「早く夏にならないかなー。」

 

夏が堤防タコ釣りのベストシーズンですが、日本全国で釣れるマダコは夏以外でも堤防から狙えます。ここで素朴な疑問が…「タコ釣りで良く釣れる潮はあるのか?」大潮が一番釣れるなんて子供のころから良く聞いていましたが、実際の釣果はどうなのか、私自身の毎年のタコ釣り釣果記録を振り返りながらご紹介させていただきます。

 

大潮より小潮や若潮が釣りやすい

タコ釣りで良く釣れる潮とは、潮位が高い大潮の方がなんとなくタコ釣りにも気合いも入りますよね。

気合いが入っている分、粘り強くポイントを探りますので釣果は当然得やすいです。しかし、これまでの私自身のタコ釣り釣果では、大潮よりも小潮や若潮といった潮の方が釣果は多く上がっていました。(驚き)

 

小潮や若潮は釣りやすい①

潮位の差が少ない小潮や若潮は、一言で言うなら釣りやすい。潮の流れの速さ(強さ)も大潮や中潮に比べてはるかに緩やかです。

そのためボトムをしっかりズル引きでき、しかもタコの合わせもとても入れやすいため張り付かれにくく、簡単に釣果が上がる印象が強くあります。

 

小潮や若潮は釣りやすい②

小潮や若潮のタコ釣りでは、大潮のときよりも潮の流れの速さ(強さ)が緩やかな分水の抵抗が少ないため、タコを海面まで巻き上げることが比較的楽です。

タコも潜ろうと必死に抵抗するので、大潮などの場合では潮の流れとタコの抵抗する力が非常に強く、一旦合わせが成功しても再び海底に張り付かれてしまうこともあります。

大潮でのタコ釣りは、このあたりに注意する必要があるため小潮や若潮の方が圧倒的に釣りやすいですよ。

 

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まとめ

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タコ釣りはどんな潮でも釣果は上がります。

大潮→中潮→小潮→長潮→若潮

大潮は潮位が高くなる分釣れそうな雰囲気が強いため、釣りをする私達も気合いが入り粘り強く攻めていくので、釣果が良くなる傾向があるのだと私は感じています。

 

タコ釣りはその日の潮よりも、反転流の時合いのタイミングや良く釣れる時間帯を中心に狙っていくことが重要です。

堤防タコ釣りで私がこれまでに一番良く釣れた潮は小潮です。しかし、どんな潮でも朝マヅメや夕マヅメ、夜釣りの時間帯では、高い確率でタコを釣り上げてきました。

こうしたことを踏まえて考えると、タコ釣りに関してはどんな潮でも釣果は期待できますし、大潮だから絶対に釣れるとは限らないです。

 

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ご自身が実際にタコが釣れた日が、おそらく良く釣れる潮と考えていいのではないでしょうか。

それでは、今年もタコ釣りで堤防にタコの雨を降らせましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

オクトパッシングのベストな時期はいつ?釣れすぎるシーズンを徹底調査!

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タケチヨ釣りブログへようこそ。

タコ釣りがいつからオクトパッシングなんて呼ばれるようになったのでしょうか。

オクトパッシング…検索窓にキーワードを打ち込むのが面倒ですよね。

さて今回は、堤防から手軽にタコを釣り上げることができる時期について。

「オクトパッシングのベストな時期はいつ?釣れすぎるシーズンを徹底調査!」と題して、詳しくご紹介していきたいと思います。

 

オクトパッシングのベストな時期

オクトパッシングでタコが最も沢山釣れる時期とは7月〜8月が一番釣れます。

一年を通してなぜ、この時期にタコが一番沢山釣れるのかと言えばタコ(マダコ)の産卵時期が7月〜8月の時期に行われるためで、この時期の前後の期間も含めて6月〜9月が一般的なオクトパッシングの時期と言われています。

この7月〜8月の産卵時期を中心として、堤防をはじめとした浅場の海域に成熟したタコが一斉に沖の深場から上がってため、オクトパッシングの釣果が著しく伸びる時期というわけなのです。

まさにこの時期(7月〜8月)こそタコが釣れすぎるシーズンです。

 

タコ(マダコ)の産卵時期

マダコは7月〜8月に比較的浅場の海域で産卵行動をしています。この時期にオスはメスに二度の交接をするそうで、身籠もったメスはその後海底の岩場の隙間などに産卵するそうです。

卵を産んだメスは卵が孵化するまで一切餌を摂らずに、卵を外敵から守るそうで卵が無事に孵化したのを確認すると生き絶えて絶命してしまうそうです。

 

タコ(マダコ)の寿命

タコ(マダコ)の寿命はおよそ2〜3年と言われており、2〜3年で急成長し大型なもので体長60cm/3キロにもなるそうです。

オスよりメスの方が大きく成長し、オスには交接腕と呼ばれるスプーン状の腕があるそうです。メスの吸盤は規則正しく並んでいるのに対して、オスの吸盤は不規則な並びになっているそうです。

 

イイダコの時期は冬

オクトパッシングでは、イイダコも堤防から手軽に狙える時期があります。マダコの時期が一段落した後の10月〜12月の時期にイイダコが最も沢山釣れる時期です。

イイダコは春が産卵時期ですが、この春はイイダコの天敵でもあるマゴチなども多い時期なので、イイダコの群れも散りやすく釣り難いです。

イイダコオクトパッシングは、10月〜12月の冬の夜釣りが最も釣れすぎるベストシーズンですよ。

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オクトパッシング一番良く釣れる時間帯

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オクトパッシングは7月〜8月時期の夜釣りが一番良く釣れます。(釣れすぎる)

タコは夜行性のハンターです。日中の明るい時間帯は、岩の隙間などに隠れてじっとしていることが多く日が暮れるにつれて、徐々に活性が上がり活動が活発になっていきます。

したがって、オクトパッシングでベストな時間帯とは夜釣りを中心とした時間帯であり、タコの活性が非常に高い時間帯なので積極的に攻めていくべきですよ。

 

朝マヅメと夕マヅメ

オクトパッシングで夜釣りに負けず劣らずなのが、朝マヅメと夕マヅメの時間帯です。

  • 夜釣り→日の出(朝マヅメ)
  • 日の入(夕マヅメ)→夜釣り

夜釣りから朝マヅメ時間帯と、夕マヅメから夜釣りの時間帯はタコの活性が高く、捕食スイッチも非常に入りやすいため大チャンスですよ。

 

潮の反転するタイミングはチャンス

オクトパッシングには潮の流れが反転するタイミングに時合いと呼ばれるチャンスタイムが存在します。

上げ潮→下げ潮に変わるタイミングと下げ潮→上げ潮に変わるタイミングに、潮が反転するために流れが緩やか(止まる)になる時間帯があります。

この潮の反転するタイミングにタコの時合い(入れ食い)が起こりやすく、考えられる理由は岩陰や砂の中の甲殻類などが活発に移動や捕食行動を行うため、そのタイミングをタコも同様に狙っているのだと考えられます。

潮の流れが反転するタイミングでは、7月〜8月時期の夜釣り、朝マヅメや夕マヅメの時間帯なら入れ食い必須です。このタイミングなら真昼間でも高確率でタコが釣れます。この絶好のタイミングは、オクトパッシングで外すことのできない時間帯です。

 

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おわりに

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いかがでしたか。

「オクトパッシングのベストな時期いつ?釣れすぎるシーズンを徹底調査!」についてご紹介しました。

オクトパッシングは基本的にタコ釣り専用のルアー、「タコエギ」「タコやん」「タコジグ」などを使用する手軽な釣りです。

 

オクトパッシングタックル
  • タコ専用ロッドorエギングロッド代用可
  • リール3000番以上
  • P.E.ライン1号〜1.5号
  • リーダー2号〜5号
  • タコやん3.5号orタコエギ3.5号

オクトパッシングはエギングロッドでも代用可能です。ただしタコに張り付かれないように合わせ方のタイミングには注意が必要ですよ。

 

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国産のタコは今や高級食材です。

オクトパッシングのベストな時期とは7月〜8月のタコの産卵時期とピッタリ重なります。

是非一度、タコが釣れすぎるこの時期に自らの力でタコを釣り上げてみてはいかがでしょうか。(釣りタコは超〜美味いですよ。)

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

タコ釣りシーズンがついに来た!爆速で釣れる時期とポイントに注目!

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タケチヨ釣りブログへようこそ。

タコ釣りシーズンとは、春の水温の上昇とともに始まりますが、冬の厳寒期でもタコは釣れないこともないため基本的には1年中楽しむことができます。

 

しかし、そんな堤防タコ釣りシーズンでも群を抜いて爆速で釣れるハイシーズンが存在し、このシーズンは堤防タコ釣りでは絶対に逃すことのできないシーズンです。

今回は、そんな堤防タコ釣りの最も熱いハイシーズンについて詳しくご紹介させていただきます。

 

堤防タコ釣りのハイシーズン(時期)

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7月シーズン後半、開始2投で700g×2杯。(爆速)

堤防タコ釣りとは、浅場に餌を求めて入ってくるタコを狙う釣りなので熱いシーズン以外では、爆速(入れ食い)で釣れることはあまりありません。

 

上の画像のように堤防タコ釣りは、6月〜9月が熱いシーズンです。さらに言うなら堤防タコ釣りの最も熱いハイシーズンとは、7月〜8月が最もピークを迎え、爆速に加えて爆釣にもなるのがこの7月〜8月のハイシーズンです。

 

タコの産卵シーズン

堤防タコ釣りハイシーズンとは、タコの産卵時期にあたりタコの産卵場所が浅場の海域で行われるため、この7月〜8月には成熟した大ダコが堤防周辺に頻繁には出入りするので、このシーズンの堤防タコ釣りは爆速で爆釣できるというたいへん熱いシーズンなのです。

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イイダコのハイシーズン

イイダコはタコの中でも小さいサイズのタコですが、その味は他のタコに引けを取らない美味しさです。イイダコの産卵時期は春ですが、イイダコを堤防から狙える時期は10月〜12月のシーズンです。

 

その他のシーズンでも釣れないこともありませんが、何故かイイダコは産卵期ではないこの10月〜12月のシーズンに群れで集まる習性があり、堤防から一番狙いやすいシーズンとなります。

 

夜行性のイイダコはシーズン中は夜釣りの時間帯が最も活発に活動していて、一杯釣れたらその後は入れ食いになることも珍しくありませんので、堤防イイダコ釣りは10月〜12月のシーズンの夜釣りがベストですよ。

 

タコ釣りシーズンの良く釣れる時間帯

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タコは夜行性なので、基本的に日中は岩陰などの巣穴に隠れてじっとしていることが多く、日が沈むにつれて活性が高くなり活発に餌を探し活動します。

そのためタコ釣りシーズンで最も熱い時間帯は、夜釣りの時間帯から朝マヅメの時間帯や夕マヅメの時間帯から、夜釣りの時間帯が一番良く釣れる時間帯となります。

 

潮流の反転するタイミング

堤防タコ釣りでは潮流が反転する時間帯、すなわち満潮から干潮に変わる時と干潮から満潮に変わる時に潮流が反転します。

 

この潮流が反転するタイミングに潮の流れが非常に緩む時間帯があり、この時間帯にタコ釣りの時合いと呼ばれるアタリが集中する時間帯があります。

 

堤防タコ釣りのハイシーズン中ならば、日中の真昼間の時間帯でも潮流が反転する時間帯には、爆速で入れ食いになることも珍しくありませんので、積極的に狙っていってみてください。

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タコ釣りシーズンの良く釣れるポイント

タコ釣りの熱いシーズン(6月〜9月)では、湾内よりも湾外のポイントの方が釣果が多く、 大ダコはもっぱら湾外のポイントで釣れることが多いですよ。

 

ただし7月〜8月のタコ釣りハイシーズンでは、湾内の舟道や湾内の足元の岸壁の際などでもタコは入って来るため、この時期は湾外や湾内を広く探っていくと釣果が非常に伸びますよ。

 

ちょい投げで移動しながら

6月〜9月のタコ釣りシーズンでは移動をしながら釣り歩くスタイルがタコを沢山釣るコツですよ。

始めに足元の岸壁の際に仕掛けを投入して、シェイクやリフト&フォールで探りアタリが無ければ仕掛け回収し、次はその場所から沖に向かってちょい投げして足元までズル引きしてください。

岸壁際→ちょい投げ→少し移動

この繰り返しが堤防タコ釣りの基本スタイルです。タコ釣りシーズンでは堤防に他の釣りをしている方なども居るので、移動の際は周りに注意しながら事故のないように気をつけましょう。

 

タコの大好物

タコの大好物は蟹です。

私がタコから直接聞いたわけではありませんが…

堤防タコ釣りの良く釣れるポイントには、必ず蟹が沢山いますので堤防の岸壁などに蟹が沢山いるポイントは必ずチェックしましょう。

 

タコの生態

6月〜9月のシーズン中のタコは、産卵で必要な体力をつけるために、餌を表層まで追いかけて捕食するほど積極的に餌を食べています。

 

タコの寿命は2年程度とイカよりは長く、産卵できるのは2年程度生きた成熟した個体とされているそうです。

産卵を終えたメスは卵が孵化するまで卵を守り餌を食べなくなるそうで、卵が孵化すると力尽き絶命するそうです。

 

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おわりに

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いかがでしたか。

堤防タコ釣りシーズンについてご紹介させていただきました。

タコは日本の貴重な水産資源のため、地域によってはタコ釣り禁止の場所もあります。400g以下は原則リリースするようなルールもあり、タコ釣りをする人は必ずこのルールを守って堤防タコ釣りをしましょう。

 

釣りもの国産タコは最高に美味です。

しかし、悲しいかなタコの値段は毎年高騰傾向にありなかなか手が出ません…

 

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今回ご紹介した堤防タコ釣りの熱いシーズンに、是非一度国産高級タコをご自身の力で釣り上げてみてはいかがでしょうか。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

タコ釣りとイカ釣りの難易度を比較!初心者が始めるならどっち?

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タケチヨ釣りブログへようこそ。

魚介類の中でも何かと比較されやすいタコとイカですが、「タコの対義語では?」と錯覚してしまいがちなのは私だけでしょうか。

 

タコは足が8本に対して、イカは12本も足があります。しかし、正確にはイカの足は10本で触腕と呼ばれる2本は腕とのことです。

まとめ

タコの足は8本。

イカの足は10本と残り2本は触腕と呼ばれる腕です。

それでは、最後まで読んでいただき…

 

ではなく。

今回は、「タコ釣りとイカ釣りの難易度を比較!初心者が始めるならどっち?」と題して、これからどちらかの釣りを始めようと悩んでいらっしゃる方に向けて、私の経験なども交えながら解説していきたいと思います。

タコ釣りとイカ釣りの難易度

まずタコ釣りの難易度とは、合わせのタイミングの難しさにあります。

タコは合わせのタイミングが悪いと仕掛けのフックが外れたり、タコに張り付かれたりしますので、このあたりが難易度が高い部分ですね。

 

一方、イカ釣りの難易度とは、エギングのシャクリと呼ばれるエギのアクションやフォールでのエギのボトム感知などが、初心者の方には難易度が若干高く感じられる部分だと思います。

 

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タコ釣りの誘い方は簡単

タコ釣りの誘い方は、タコエギやタコルアーと呼ばれるタコ釣り専用のものがあり、これを堤防から軽くちょい投げして、ズルズル底を引きずるだけなので非常に簡単ですよ。

タコのアタリは、急に根掛かりしたような感触なので初心者の方でも分かりやすいと思います。

 

イカ釣りは合わせ方が簡単

イカ釣りは誘い方の難易度が若干高く感じますが、合わせ方が簡単です。

エギを堤防からキャストして適当にシャクリ、適当にエギをフォールさせて「そろそろボトムに着底したかな?」と思うぐらいに、再びシャクリを入れた瞬間にイカがエギにかかるといった具合で、タコのように張り付かれたりしないので、合わせ方が簡単なのがイカ釣り(エギング)の特徴ですよ。

 

初心者の方が始めるならエギングから

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タコ釣りやイカ釣りを初心者の方が、まず先に始めるならエギング(イカ釣り)からの方がおすすめです。

エギは軽いためシャクリやボトム感知などが難易度が若干高い分、釣りの基本的なことを習得するにはもってこいの釣りだからです。(上達が早いため)

 

エギングの最も釣れる時期は4月〜6月頃に対して、タコ釣りの最も釣れる時期は7月〜9月頃です。先にエギングでアオリイカやコウイカを狙って釣りに慣れてから、タコ釣りを始めれば4月〜9月まで飽きることなくイカ釣りやタコ釣りが楽しめますよ。

 

しかし、釣りを始める時期が7月頃なら、タコ釣りから始める方が釣果に恵まれやすく、7月〜9月頃までタコ釣りをした後に、9月頃から始まる秋イカ釣りにシフトすれば、11月頃まで秋イカ釣りは可能なのでおすすめです。

 

4月からエギングを始めて、7月頃にタコ釣り、9月頃から秋イカ釣り、このサイクルが初心者の方がこれからどちらかの釣りを始めるのに、理想的な一年の流れではないでしょうか。

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おわりに

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いかがでしたか。

タコ釣りとイカ釣りの難易度を比較して、初心者の方が始めるならどちらか良いのかを私なりに考えてみました。

 

エギングブームもさることながら、タコ釣り(オクトパッシング)と呼ばれるほどに、その人気も年々上がってきています。

アオリイカやコウイカも高級食材、タコも今や負けず劣らずの高級食材ですよ。

 

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今年は是非タコ釣りやイカ釣りに挑戦してみてはいかがでしょうか。良く釣れる時期さえ押さえておけば、初心者の方でも意外と簡単に釣れるはずですよ。

 

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

冬のタコ釣り釣果アップの秘訣!良型狙いは朝夕マヅメと夜釣りが狙い目!

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タケチヨ釣りブログへようこそ。

冬はタコ釣りはお休みの時期と思われている方が、多いと思いますがタコは冬でも十分に釣れます。ただし潮や時間帯によってはかなり渋い釣果となりやすいため、ほとんどの方が冬はタコ釣りをお休みしているようですね。

 

冬の堤防は寒さも厳しくて、長時間のタコ釣りは風邪を引くなど体調を崩す可能性もあるため、短時間で釣果を上げるピンポイントの釣り方がおすすめですよ。

 

さて今回は、「冬のタコ釣り釣果アップの秘訣!良型狙いなら朝夕マヅメと夜釣りが狙い目!」と題しまして、冬のタコ釣りの釣果アップの秘訣を私の実釣記録も含めてお伝えしたいと思います。

冬のタコ釣りの釣果アップの秘訣

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冬のタコ釣りは夏のハイシーズンとは違って、釣れる時間帯が朝夕マヅメや夜釣りの時間帯に集中していて、日中の昼間の時間帯には滅多に釣れることはありません。

 

したがって冬のタコ釣りでは、朝夕マヅメと夜釣りの時間帯に釣果が出やすくしかも良型のタコが多いのが特徴です。

 

冬は時合いが重なるタイミングが狙い目

冬のタコ釣りは、夏のハイシーズンと比べて全体的な釣果は大幅に下がりますが、時合いと呼ばれるタコが集中的に釣れる時間帯に狙いを絞っていくと釣果が出やすいですよ。

 

タコ釣りの時合いとは、潮の流れが反転するタイミングに起こりやすく満潮から干潮に変わるときや干潮から満潮に変わるときに潮の流れが反転します。

この潮の流れが反転するときにわずかな間潮の流れが止まるので、海底の岩陰などに隠れているカニなどのベイトが移動するために、岩陰などから一斉に出てくるため、タコはそれを待ち構えているようです。

加えてこの潮の流れの反転するタイミングと朝マヅメや夕マヅメ、夜釣りの時間帯が重なるときに時合いが起こりやすく冬のタコ釣りで一番の狙い目となりますよ。

 

 

冬のタコは反応が鈍い

冬のタコは低水温の影響であまり活発に餌を追いかけません。

仕掛けに対しての反応も鈍いため、誘いのアクションはスローな動かし方が釣果アップの秘訣ですよ。

時折ステイ(止める)などのアクションを入れるとタコの仕掛けへの乗り(掛かり)も良くなり、バラしも軽減されるため釣果もアップします。

 

冬タコ釣り釣果記録まとめ

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曇り/16:00頃大潮/満潮下げ反転/700g×2杯

冬のタコ釣りは、潮の流れの反転するタイミングと朝夕マヅメや夜釣りの時間帯が重なるときに時合いが起こりやすく狙い目です。

 

上の画像は、曇りの日の大潮で満潮から下げ潮に変わり、潮の流れが反転するタイミングで夕マヅメの時間帯と重なって時合いが起こり連続入れ食いで釣れたものです。

 

冬のタコ釣りでは、釣果は夏に比べて渋いものの潮や時間帯を上手く狙えば必ず釣れます。

冬は掛かれば良型なタコが多く、タコを海面から引っこ抜くよりもタモ網などで掬えばバラしも減り確実にキャッチできて安心です。

 

 

それでは、寒さもこれからが本番です。防寒対策をしっかりとして、冬の堤防にタコの雨を降らせましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。